「京都のモノづくり」と聞いて、何を想起するだろうか。西陣織や漆器、焼物などの伝統的なモノづくりや、八つ橋、あぶらとり紙、京漬物といった代表的なお土産などは想起できたとしても、具体的な企業や店舗、ブランドの名前は、意外にも出てこないものである。 それはなぜか。私たちが、京都という街に対して様々なイメージを持っていても、その京都の街で行われている具体的な企業や店舗、ブランドの取り組みを日常的に情報として受け取っていないからである。特に、私たちが普段から触れているデジタルメディアで京都の企業、店舗、ブランドのニュースやトピックスを知る機会は、非常に少ないといえる。 これは京都に限らず、地方都市に共通の課題だといえるのかもしれない。つまり、地域活性化を目指している地方都市には、デジタルメディアに対する情報発信やマーケティングが十分ではないといえるのではないかということだ。京都銀行とPR TIMES