本稿は、SLUSH TOKYO 2017 の取材の一部である。 3月29日〜30日の2日間、東京ビッグサイトで SLUSH TOKYO 2017 が開催された。2日間を通じて行われたノミネート80チームの予選から、ファイナリストには4チームが選出。点字スマートウォッチ・タブレットを開発する韓国スタートアップ dot が優勝した。 5分間のピッチ、5分間の審査員との Q&A の形式で進行された。ファイナリストの顔ぶれは次の通り。 【優勝】dot(韓国) 副賞:スポンサーであるリクルートホールディングスから500万円賞金授与と、投資家から500万円の投資 dot は点字が表現できるスマートウォッチ。視覚障害者がスマートウォッチのように使え、メッセージのやりとりやソーシャルネットワーク上の投稿を読める。通常の点字キーボードは5,000ドル程度するが、dot は290ドルで提供できるため、視覚障害