Fさん(49)は、週2、3回、栄養相談の仕事をしていますが、帰り際に胸を触られることもたびたび。胸が大きいのを隠すため、襟がつまった地味な服を着るなど対策はしているものの、効果なし。上司に相談しても「生娘でもあるまいし」と理解がなく、友人たちにも「それって自慢?」的に取られるので話づらいといいます。(中略) 番組では、職場とは違い、声を上げにくかったり、対処が難しかったりする主婦のセクハラの実態を取材。被害者の悩みに寄り添いながら、どう対処すればよいのか一緒に考えます。…[あさイチ]
安倍政権が「女性が輝く社会」を掲げるあしもとで、職場では妊娠や出産を理由にした違法な解雇や契約打ち切りなどの「マタニティー・ハラスメント(マタハラ)」が絶えない。被害にあった女性たちがつながり、声を上げ始めた。 上司が説教「僕の妻は…」 契約社員として雑誌の編集をしていた小酒部(おさかべ)さやかさん(37)=神奈川県=は妊娠中、会社の上司にこう告げられた。「契約社員は時短勤務ができない。どうしても仕事したいなら、アルバイトで続けるしかない」「僕は妻の妊娠が分かったとき、すぐに仕事を辞めさせた。君の旦那さんは何を考えているのか」 切迫流産で1週間休んだとき、上司は自宅に来て、契約更新をあきらめるように迫った。「精神的にも不安定なのに仕事か妊娠か選択を迫られた。酷だった」とふり返る。 その後、流産した。半年前に続いて2度目だった。「次に妊娠したら安定期まで休ませてほしい」と伝えると、人事部長に
東京都議会で塩村文夏(あやか)都議(35)が「早く結婚した方がいい」とヤジを浴びた問題で、複数続いたヤジのうち「がんばれよ」の声は民主の山下太郎都議(41)が発していたことが28日分かった。山下都議は「自民のヤジ攻めにあっていると思い、応援した」と説明している。 この問題では、朝日新聞とテレビ朝日が当時の音声を分析し、複数議員が立て続けにヤジを飛ばしていたことを報じた。報道を受け、山下都議が「『がんばれよ』と言ったのは私」と名乗り出た。 18日の都議会では、晩婚化対策を質問した塩村都議に鈴木章浩都議(自民会派を離脱)が「早く結婚した方がいい」とヤジを飛ばした。塩村都議が苦笑した後、「自分が産んでから」「がんばれよ」とヤジが続いて聞かれた。 山下都議は「言葉に詰まる塩村都議を見て、自民のヤジ攻めにあっていると思い、応援した」と話す。自民のヤジの内容は「聞こえなかった」という。 また、その後、
塩村都議:東京は、都会であるがゆえに周囲との関係が希薄で、女性が妊娠、出産、育児にかかわる悩みを一人で抱えてしまうという弊害があります。(中略)妊婦さんを支える仕組みはとても重要であり、私も所属をする厚生委員会で、この件についての充実をお願いをしてきました鈴木章浩都議の声:早く結婚した方がいいんじゃないか男性の声:自分が産んでから男性の声:がんばれよ(議場で笑いが起きる)塩村都議:今後、妊娠、出産に関して男性の声:動揺しちゃったじゃねえか塩村都議:悩みを抱える女性たちの問題に対し(中略)具体的な取り組みをお願いいたします。男性の声:いやー、先生の努力次第塩村都議:また、不妊の原因は女性だけではなく男性の声:やる気があればできる塩村都議:男性にも原因があります。男性の協力を得る難しさから、悩みが大きくなる女性たちのサポートも必要です
「結婚できないのか?」「子ども産めないのか?」と女性にセクハラするオッサンは、 「嫁1人見つけられないのか?」「子どもの作り方知らないのか?」と男性にも刃を向ける。 女性が輝ける国にしよう!、だの、ワークライフバランスを徹底しよう!、だの、公約を掲げながらも、 「ナニ? 保育園の迎え? そんな理由で早退するなんて、信じられん」 「40過ぎて女房ひとり探してくることができないなんて、親が泣くぞ!」 などなど、終身雇用、年功序列、専業主婦が当たり前だった時代の、過去の「男の価値観」を、男性たちに平気で押し付ける。 しょっぱなから、少々妄想気味の内容でスタートしてしまったが、先週から話題になっている、“セクハラやじ”発言の問題の本質は、「女性蔑視」だけではない。 “セクハラ”を問題にすることもできず、声をあげることもできず、“女性たち”と同じように、いや、それ以上に、過去の性役割の押し付けに悲鳴
東京都議会で起きたみんなの党・塩村文夏氏(35才)に対する「セクハラ野次」問題。野次を受けた直後は、毅然とした態度で話を続けていた塩村氏だが、後半にさしかかると、声はうわずり、質問が終わり席に戻ると、ハンカチで目元を拭う仕草も見られた。涙の理由には、彼女自身が抱えるある思いもあった。女性セブンの取材に対し、塩村氏はこう話す。 「プロフィールでも公開していますが、私は被ばく2世として生まれました。2世の中には、妊娠・出産について不安を抱えているかたもいますし、実際私も甲状腺の病気を持っています。子供ができにくいということもあるそうなんです。私自身、35才になって“いい年”ですし、2世であることを気にすることもあったので…」 逡巡する時間があまりにも長くつらかったせいか、そう自身のことを語ると言葉をつまらせ、天を仰いだ。 琉球大学教授・矢ヶ崎克馬氏は「被ばく2世であることと、妊娠の問題や甲状腺
6月18日に行われた東京都議会の質問中に飛ばされた、女性都議に対する「性差別」にも捉えられかねないヤジ問題。ヤジを飛ばした自民党の鈴木章浩都議が謝罪したことで事態は落ち着くかと思われたが、まだまだ混乱は収まっていない。 そんな中、アート集団・カイカイキキを率いる現代アーティストの村上隆さんが、ヤジを受けた張本人である塩村文夏都議らしき女性のドットによるポートレートを制作したことがわかった。6月26日(木)より、急きょ中野ブロードウェイ内にあるカフェ・Bar Zingaroに展示されている。 村上さんお馴染みの花をモチーフとしたイラストに、色の付いた点であるドットをいくつも並べ重ねて制作されたように見える。 1つは、東京都議会でヤジを受けている塩村文夏都議。もう1つは、6月24日に行われた東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見している塩村文夏都議の姿だろうか。 制作の意図は不明 村上さんとい
2014年6月18日の都議会の最中、一般質問を行う塩村あやか都議(みんなの党)に対して性差別的な野次が飛ばされたとして、連日報道を騒がしている。23日には、自民党会派に所属する鈴木章浩都議が記者会見を開き、「早く結婚したほうがいいんじゃないか」と野次を飛ばしたことを認め会派を離脱した。鈴木都議の記者会見直後に行われた塩村都議、同じくみんなの党会派の上田令子都議、そして経済学者・飯田泰之による鼎談の模様をお送りする。(構成/金子昂) 飯田 たいへんお忙しいところありがとうございます。今日は、塩村議員が受けた野次についてのお話はもちろん、そこから都議会をどう変えていくべきなのか、塩村議員が今後どうしていきたいとお考えなのかも含めてお話を伺いたいと思います。今日(23日)になってからの急展開とさきほどの謝罪と……お時間もないところでしょうからさっそく本題に入ります。 野次の内容についてはもちろん
「結婚した方がいいんじゃないか。」 仕事柄いつもは発言に慎重であるはずの鈴木がふと気がつけば無意識のうちに議会でそう喉から言葉がでてしまったのは、家庭の事情がそうさせてしまったからなのかもしれない。あっと思わず口をつぐんだがそれはもはや口腔の間を超えて誰もがはっきりと聞き取れるくらいに議会で響き渡った後だった。 「ねぇ、あなた、結花のことなんだけど・・・」 もう結婚を考えるどころか子供がいてもいい年頃だというのに、都内で働く娘の結花はまだ自分はしたいことがあるだのいい人がいないだの何とかいって恋人の1人も家にも連れて来ない。若くして見合い結婚で結婚した母親としては、気が気でないのだろう。父親の鈴木としては最愛の娘がいつまでも家にいてくるのは嬉しい限りではあるが、それでももはや30代にさしかかった娘に色恋話の一つもないというのは、それはそれで複雑な心境でもあった。もはやわずかな機会となった年
この問題で、NHKが警察への捜査協力の実績がある民間の音声鑑定の研究所にやじの音声の分析を依頼した結果、鈴木議員が「結婚した方がいいんじゃないか」とやじを飛ばした直後に、男性の声で「とりあえず結婚」という別のやじが確認され、音の周波数の違いなどから、鈴木議員とは別の男性の可能性が高いことが分かりました。 この問題では、鈴木議員が認めたやじのほかにも、複数のやじが出ていたという指摘がありますが、鈴木議員は23日の会見で「ほかの発言は確認していない」と話しています。 この問題で、NHKは、警察への捜査協力の実績がある民間の音声鑑定の研究所「日本音響研究所」にやじが飛んだ場面の音声の分析を依頼しました。 研究所で雑音を取り除いて聞き取りやすくする特殊な処理を行った結果、鈴木議員が認めた「結婚した方がいいんじゃないか」というやじの0.16秒後に、男性の声で「とりあえず結婚」という別のやじが飛んでい
東京都議会で、女性議員に「早く結婚したほうがいいんじゃないか」とやじが飛んだ問題で、都議会は24日夜、各会派が対応を協議しましたが、ほかにも出ていたと指摘されているやじについて意見が分かれ、発言した議員を特定するよう求める決議案は、25日の本会議で否決される見通しとなりました。 今月18日、東京都議会で女性議員が質問を行った際、「早く結婚したほうがいいんじゃないか」とやじが飛び、23日、自民党の会派に所属していた鈴木章浩議員が発言を認めて謝罪しました。 都議会は25日の本会議を控え、24日夜、各会派による議会運営委員会を開き、再発防止に向けた決議案などについて協議しました。この問題では、鈴木議員が認めたやじだけでなく、ほかの議員からもやじが出ていたと指摘されています。 これについて各会派の意見が分かれ、本会議には複数の決議案が提案されることになりました。 このうち、自民党など5つの会派が提
東京都議会で女性議員が質問を行った際、一部の議員から「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじが飛び、批判が高まっている問題で、自民党は23日、記者会見を開き、大田区選出の鈴木章浩議員が、問題となっているやじについて発言を認めたことを明らかにしました。 今月18日に開かれた東京都議会でみんなの党の塩村文夏議員が質問を行った際、「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじが飛んだ問題で、議席からやじが聞こえたと指摘された自民党は、所属する議員への聞き取り調査を進めてきました。 この問題で、自民党の吉原修幹事長は23日、記者会見を開き、大田区選出の鈴木章浩議員(51)が問題となっているやじについて発言を認めたことを明らかにしました。 鈴木議員は大田区選出で、平成19年に初当選し現在3期目で、今月20日に各社の取材に応じた際には「私ではない」などとやじを飛ばしたことを否定していました。
石破幹事長の発言について、都議会自民党の吉原修幹事長は「発言を直接聞いておらず、会派としてどうするか分からない」と述べた。所属議員の聞き取りを19日に始めたが、発言者は特定できていないという。
6月18日に東京都議会で飛び出したセクハラ野次。 ブラック企業問題などを追及している弁護士の佐々木亮さんが以下のように書いているが、まったく同じ意見だ。 今回の件は、絶対に曖昧にすべきではありません。 なぜなら、現実の職場ではこういった類のセクハラ言動が多くあるからです。 労働局の雇用均等室に寄せられたセクハラに関する相談件数は約1万件です(2012年度)。これはほんの氷山の一角でしょう。 こういう現状があるのに、都民の代表である都議が無神経にこのような発言をしたことは、オリンピックが開かれるとか、国際都市だとか、そういうことと無関係に大問題なのです。 ですので、都議会は、単なる野次だとして不問にすることなく、発言者を特定すべきです。 こういう言動がセクハラとして許されないことを都民に示すべきでしょう。 出典:ヤフーニュース個人(佐々木亮)しかし、数日たった今になっても発言者が特定されない
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