初代ウォークマン「TPSーL2」。2人で音楽を聴けるよう、ヘッドホンジャックが2つ付いていた(ソニー提供) ソニーは22日、カセットテープ対応の携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」の国内販売を終了することを明らかにした。今年4月末の段階で最後の5モデルの出荷をすでに終えており、店頭の在庫が順次なくなり次第、姿を消すことになる。中国メーカーで委託生産している海外向けは販売を続ける。 ウォークマンは1979年に登場し大ヒット。「音楽を持ち歩く」とのコンセプトで若者のライフスタイルも大きく変えた。名称はカセットタイプからCD、MD対応を経て、ネットからメモリーにダウンロードするデジタル方式の現行タイプへと継承された。 カセットタイプは、録音用に使う人向けなどで細々と販売を続けていたが、国内ではついに40年余り歴史に幕を閉じることになる。 ウォークマンの累計販売台数は、今年3月末までで約2億2千万台
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