ニュージーランドで、ねずみを駆除する薬を誤って食べて死にそうになった猫に、輸血用の猫の血液がなかったため窮余の策として犬の血液を輸血したところ、奇跡的に助かり話題になっています。 ニュージーランドの北島のタウランガに住む女性のオスの飼い猫、ローリーは、先週、ねずみを駆除する薬を誤って食べてひん死の状態になり、動物病院に運ばれました。 ローリーは、獣医師から、すぐに手当てをする必要があると判断されましたが、この動物病院に輸血用の猫の血液はありませんでした。このため、飼い主の女性は、近くに住む知り合いに連絡を取って、この知り合いの愛犬のラブラドールレトリバーの血液を提供してもらい、獣医師が輸血しました。 その結果、ローリーは奇跡的に助かり、いまではすっかり元気になっています。 獣医師の女性は、「どんな教科書にも載っていないやり方ですが、何もしなければローリーは死んでしまう状況でした」と話し、窮