昨年度、児童生徒へのわいせつ行為や飲酒運転などで懲戒免職となった教員は206人と、調査を始めた昭和36年度以降、最も多くなりました。 文部科学省の調査によりますと、昨年度、処分された公立学校の教員は、懲戒処分が968人、訓告などは9859人の合わせて1万827人でした。 懲戒処分はこの10年で最も多くなり、中でも懲戒免職は去年より26人増えて206人と調査を始めた昭和36年度以降で最も多くなりました。 処分の理由としては▽児童や生徒などに対するわいせつ行為が前の年度から18人増えて119人と半数を超え▽次いで飲酒運転などの交通違反や事故が46人となっています。 また、訓告などの処分のうち21%に当たる2077人は体罰が理由でした。 大阪市で体罰を受けた高校生が自殺した問題をきっかけに実態調査が行われた結果、前の年度の7倍余りに増加しました。 文部科学省は「懲戒免職が過去最多となったのは極め