柿沢未途 衆議院議員(江東区・東京15区) 自由民主党 @310kakizawa 高橋是清はまともな教育を受けていない。足軽の家の養子だが、寺子屋にも行かず、横浜の外国人居留地で英語を学び、13歳でサンフランシスコに渡った。下等船室の船旅で、もらった小遣いを酒で呑み尽くし、中国人と大喧嘩を繰り広げた。サンフランシスコでは気が付いたら奴隷契約書に署名していた。 2011-09-15 13:00:09
話芸経済学者として西のヨラム・バウマン、東の田中秀臣(嘘 といわれるバウマン氏のあのマンガ版ミクロ経済学が山形浩生さんの翻訳でついに登場。これは版権取ろうとして山形さんたちに先こされたものw たぶん同書を日本で一番早く紹介しただけにのんびりしてて後悔w でもまあ僕がやるよりはやはり山形さんが訳したほうがいいよね、僕自身がそう思ってるから 笑 ただし原書の英語のもそんな難しい英語じゃないので、高校生あたりでも読めるので本書を照らし合わせて訳のお勉強と経済学のお勉強をダブルでできると思う。 それとやはり本書は簡単なゲーム理論や、またコースの定理やオークションなどをかなり丁寧に説明していることも特色があり、正直、かなり実践的。話芸経済学者らしく人にいかにイメージを抱きやすいかのように話すというその究極の形態のひとつが、こういうマンガで経済学を説明するということなんだろう。 日本の多くも経済学をマ
経済政策を初心者にもわかりやすく解説することを目的とした飯田さんらしいコンパクトでわかりやすい新書だと思います。岩田規久男先生との共著『ゼミナール経済政策入門』の準備段階としてぜひ読んでもらいたい本でもあります。 まず本書は「幸福」を経済政策の目的として議論していきます。不思議なものですが、経済学はレトリックとして「人々の幸福を改善する」とはいますが、なかなかちゃんと定義されたものとして「幸福」をつい最近までその政策目的としてはいませんでした。ここで飯田さんが定義されたものとして「幸福」を経済政策の目的として、それを入門段階で議論しているのは本書の最大の特徴といえるでしょう。 ところでこの本は実践的で割り切りのいいやり方でこの「幸福」を扱っている点にも特徴があるといえそうです。冒頭、飯田さんは「幸福」には二種類の視点があると提起しています。1)そもそも国民の幸福とは何かを価値判断を含めて考
山形浩生さんの『経済成長って何で必要なんだろう?』の書評。岡田さんの活動の意義と追悼を兼ねた内容です。 「なぜ日本では不景気が続いているかについては、すでにもう日本以外のところでは結論が出ている。バブルを過度に恐れる日銀のデフレ的な金融政策と、明確な政策方針を出せない政府や財務省のせいだ。だから諸外国では「いかにして日本の失敗を避けるか」といった論文がいくらも見られる。日本の知識人たちが少しでもまともな経済常識を持ち、諸外国の知見と伝えていれば、もっと有効な経済政策がうたれていただろうに。 略 経済はある程度は成長しないとみんな困るんだ、という(橋本治すら認める)常識すら日本の多くの知識人は持っていない。本書を読み、岡田靖の発言を読んでそれを身につけよう。その「みんな」といいのは、日本国内で就職氷河期に苦しむ若者、既得権にしがみつく年寄りにとどまらない。世界のすべての人々のことだ」 経済成
御本頂戴しました。ありがとうございます。 本書は、鳩山政権と財務省との関係に特に注目しながら、さまざまな視点からいまの政権が財務省の協力→財務省の排除→財務省との敵対関係、とでも極端にいえば表現できる形で、権力の図式が変わるとともに、政権としての求心力を消失していく様子が描かれています。登場人物も有名無名含めて多彩で、読んでいると経済小説を読んでいるような気にもなってくるほど筆致がさえてますね。 これを読んでいて思うことは、やはり法的根拠のない政策決定や政策形成の場など、ほとんど意味がない、ということです。例えば本書でも指摘されていますが、自公政権時代の経済財政諮問会議が廃止されたため、日銀との交渉の場どころか、各省庁や利害関係者との調整の場が実効性のあるものとしては不在だといういまの日本の状況は深刻でしょう。もう政権発足後、半年を軽く上回っているのにその状況には変化はありません。 本書で
いよいよ、上念さんのデビュー作が店頭発売です。勝間和代さんが冒頭で書いているように、管大臣に「デフレ宣言」に至る道筋を示したいわゆる「勝間ショック」は、実は「勝間・上念ショック」でした。このことからもわかるように、上念さんは私たちの仲間の中でも、その行動力と企画力、そして誰にも直感的に理解することが可能な経済問題の解説を提起する能力などに優れ、まさに論壇の中核になる人だと思います。 世の中にはさまざまな妄説や思い込みの類がいっぱいあります。たとえばいまでもデフレ(物価が下がること)がいいと信じている人も多いでしょうし、また景気回復など来てもそれは一時のバブルでありやがて経済は破滅するなどという悲観論があったりもします。そういう妄説の類を打ち砕く理性の声を本書は多く提供してくれるでしょう。 処女作にはその著者の未来にむけての可能性が内包されていると思います。その意味で本書から読者は上念さんの
献本いただきました。ありがとうございます。 クルーグマンが日本の政策当局に「謝罪」とか、インタゲを放棄したとか嘘もいいかげんにしろ、と思っていたたんですが、もうそろそろこれで決着でしょう。しかしなんでそういう嘘をついてまでインタゲやクルーグマンをはじめとする日本の政策の失敗を指摘する面々への誹謗中傷が、ブログどころではなく、書籍ベースや新聞などでも展開されるのか? 本当にこの日本的な風土は奇奇怪怪といっていいでしょうね。英語が読めないとか聞き取れないとか、いろいろあるにせよ。 さて本題です。本書は解説の若田部昌澄さんの言葉にもあるように小冊子ながら「80分間世界経済一周」の旅を約束してくれるすぐれものである。しかも他の本ではあまり論じられていない、アメリカの「基軸通貨」議論や、日本の東アジアの共通通貨圏構想なども検討していて、その過程でのクルーグマンがまだまだ考えをいろいろ思案しているその
雇用大崩壊―失業率10%時代の到来 (生活人新書) 作者: 田中秀臣出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2009/03メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 116回この商品を含むブログ (51件) を見る まずもって、書名と本書の内容はミスマッチです。ということの意図は、ちまたに見られる同様の「煽る」ような書名の書籍とは異なり、本書では、現下の雇用問題と日本経済の課題に関する論点が、きわめてまっとうな経済学の論理に従い、適切に配置されている、ということです。 自分の関心に合わせて本書の内容を区分けすると、前半は、著者の「日本型サラリーマン」論いらいの研究対象となっている日本の雇用システム論、後半は、より広い視点からの日本経済論であり、それぞれ、深刻かつ急速に進む不況下にあって、新たに整理されたものとなっています。 前半の日本の雇用システム論では、まず、日本の雇用者について
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