台風19号の影響で一部の区間で運休が続く北陸新幹線は、今月25日から東京と金沢の間の全線で直通運転が再開されることになりました。車両不足のため通常の8割ほどの運転本数になる見通しで、JR東日本は具体的なダイヤを今月23日に公表することにしています。 北陸新幹線は「長野新幹線車両センター」が浸水した影響などで長野駅と新潟県の上越妙高駅の間で不通となり、東京と金沢の間での直通運転を取りやめています。
台風21号の接近に伴い、JR西日本は近畿地方の在来線の京阪神エリアでは4日早朝から一部の列車の運転を取りやめるということです。また近畿地方に台風が最も接近するとみられる午前10時をめどに、すべての列車の運転を取りやめる予定だと発表しました。
現在は長野までが開業している北陸新幹線ですが、既に長野から飯山、上越、糸魚川、新黒部、富山、新高岡を経て金沢まで(一部の駅名は仮称)の延伸区間に関しては、ほぼ土木工事が完成しています。レールの敷設もほとんど完了しており、残る主要な工事としては電化関係の設備と駅舎の整備を残すだけです。 また東京から金沢までの直通運転を担う新型車両のE7・W7系の車両もデザインと諸元が発表になっており、今年、2013年の秋には第一弾の編成が落成する予定になっています。内外装に「和」のコンセプトを取り入れたデザインは、既に好評を博しているようです。 では、肝心の開業時期はいつになるのでしょうか? 一部には開業の前倒しを望む声もありましたが、現時点では長野=金沢間の開業は14年末、つまりおそらくは15年の3月になるという計画です。 一見すると奇妙な話です。土木工事はほぼ完了し、新造車両もドンドン完成するのであれば
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