JA全農=全国農業協同組合連合会は、全国の農家が生産したコメを安定して販売するため、回転ずしチェーン最大手の「あきんどスシロー」を傘下に持つ持ち株会社に最大で40億円出資する方針を発表しました。 今回の出資でJA全農は、年間2万トンのコメを販売している「スシロー」との関係を強化し、安定的な販売を可能にするとともに、「スシロー」の韓国の店舗で使うコメの輸出にもつなげたいとしています。 JA全農は、政府から農家の所得を増やすための改革を求められていて、外食産業などにコメを直接販売する割合を、今のおよそ40%から8年かけて90%に引き上げる方針で、さらに関連業界との連携を強化するとしています。