アインシュタインが「一般相対性理論」の中で、その存在を提唱した宇宙空間のゆがみが波となって伝わる現象、いわゆる「重力波」を初めて直接観測することに成功したと、アメリカを中心とした国際研究チームが発表しました。 重力波の観測は、ノーベル賞にも値する成果とも言われることから、今後は世界各国の科学者による観測データの検証が進められることになります。
アインシュタインが「一般相対性理論」の中で、その存在を提唱した宇宙空間のゆがみが波となって伝わる現象、いわゆる「重力波」を初めて直接観測することに成功したと、アメリカを中心とした国際研究チームが発表しました。 重力波の観測は、ノーベル賞にも値する成果とも言われることから、今後は世界各国の科学者による観測データの検証が進められることになります。
物質を構成する「素粒子」の理論的な研究に取り組み、7年前の平成20年、ノーベル物理学賞を受賞したアメリカ・シカゴ大学名誉教授の南部陽一郎さんが今月5日、急性心筋梗塞のため亡くなりました。94歳でした。
NASA=アメリカ航空宇宙局は、冥王星に今月、最接近する予定の無人探査機が撮影した冥王星の最新の画像を公開し、より鮮明になっていく姿に、研究者の間では冥王星の実態解明に期待が高まっています。 NASAが今回公開したのは、「ニューホライズンズ」が5月下旬から先月下旬にかけて撮影した画像を加工したもので、中央に見える冥王星と、周回する冥王星最大の衛星「カロン」の姿が、前回公開された画像よりも鮮明に写し出されています。また、別のカラー画像では、冥王星が、全体に茶色で、下の半球に黒い部分が広がっていることが分かります。 これについて研究チームの1人は、「黒い部分が何かまだ分からないが、今後が楽しみだ」と述べ、冥王星の実態解明に期待を示しました。「ニューホライズンズ」は、冥王星に最接近する際に、地表の詳細な画像の撮影や大気の成分調査などを行う計画で、太陽系の起源の解明につながるデータも得られるのでは
ことしのノーベル物理学賞に選ばれたピーター・ヒッグス名誉教授は、エディンバラ大学を通じてコメントを発表しました。 ヒッグス名誉教授は「受賞が決まったことに驚いている。新しい素粒子の発見に貢献したすべての人を祝福するとともに、家族や友人、同僚の支えに感謝したい。このような基礎科学への評価が、基礎的な研究の価値に対する認識のさらなる向上につながるよう願いたい」と述べています。 大学によりますと、ヒッグス名誉教授は11日に記者会見を開く予定だということです。 アングレール氏満面の笑み 一方、ヒッグス名誉教授と共にノーベル物理学賞に選ばれた、ベルギーのブリュッセル自由大学のフランソワ・アングレール名誉教授は、受賞の知らせを受けてブリュッセル市内で記者団の取材に応じました。 そして集まった記者たちから今の気持ちを聞かれると、満面の笑みで「ずるをして賞を得たわけじゃないよ。とてもいい気持ちだ」と答えま
ことしのノーベル物理学賞に、すべての物質に質量を与える「ヒッグス粒子」の存在を予言したイギリスの物理学者ら2人が選ばれ、2人の理論の裏付けとなる実験を行ったスイスにある研究所の所長は、日本を含めた国際的な協力による実験が受賞につながったと指摘しました。 ことしのノーベル物理学賞は日本時間の8日夜に発表され、イギリスのエディンバラ大学のピーター・ヒッグス名誉教授と、ベルギーのブリュッセル自由大学のフランソワ・アングレール名誉教授の2人が選ばれました。 2人は、すべての物質に質量を与える「ヒッグス粒子」の存在を1964年に予言し、それから半世紀近くたった去年、スイスのジュネーブにあるCERN=ヨーロッパ合同原子核研究機関で国際的な研究グループが行った実験の結果、ヒッグス粒子を発見したと発表しました。 2人のノーベル賞受賞の知らせを受けて、CERNではさっそく100人近くの研究者が集まり、シャン
iPS細胞のヒトへの移植に世界で初めて成功したと主張する研究者の森口尚史氏が、13日、ニューヨークで記者会見を開き、「つい勢いでウソをついてしまった」と述べて、従来の主張は大半が虚偽であったことを認めました。 森口氏は、13日、滞在先のニューヨーク市内のホテルで記者会見を開きました。 森口氏は、これまで、ボストンのマサチューセッツ総合病院でことし2月以降、iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植を6例、実施したと説明してきましたが、会見では「移植が実施されたのは1例のみで、残りの5例は間違いだった。つい勢いでウソをついてしまった」と述べ、従来の主張は大半が虚偽であったことを認めました。 しかし、森口氏は「1人の患者には、別の病院で、去年6月に本当に細胞移植を実施した」と強調し、世界で初めてiPS細胞のヒトへの応用を行ったという主張は変えませんでした。 これに対して、記者からは「どこの病院で誰が手
ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、体のさまざまな組織や臓器になるとされる「iPS細胞」を作り出すことに成功した京都大学教授の山中伸弥さんが選ばれました。 日本人のノーベル賞受賞は19人目で、医学・生理学賞は昭和62年以来2人目です。 山中さんは大阪市生まれで50歳。 神戸大学医学部を卒業し、大阪市立大学の大学院で薬理学を学びました。 平成5年にアメリカに渡り、遺伝子の働きに関する研究に取り組みました。 その後、奈良先端科学技術大学院大学の教授を経て、平成16年に京都大学の教授になり、現在は、京都大学の「iPS細胞研究所」の所長を務めています。 山中さんは、特定の4つの遺伝子を皮膚の細胞に組み込んで心臓の筋肉や神経などさまざまな細胞に変化するまったく新しい「iPS細胞」を作り出すことに世界で初めて成功しました。 病変が生じた細胞と同じものを体の外で再現し、培養出来るようになったことか
山中さんのノーベル医学・生理学賞の授賞理由として挙げられたのが「細胞の初期化」についての研究成果です。 ヒトや動物の体は、1個の受精卵が分裂を繰り返し、さまざまな役割に変化した細胞で形づくられています。 細胞の核に詰まった遺伝情報がいったん役割を決めると元の細胞に戻ることはないとされてきました。 ところが山中さんは、6年前、マウスの実験で、皮膚の細胞の核に、特定の4つの遺伝子を入れると、受精した直後のように、体のあらゆる組織や臓器に変わる「初期化」が起きることを世界で初めて示し、この細胞を「iPS細胞」と名付けました。 翌年にはさらに、ヒトでも同じ方法でiPS細胞を作り出し、それまでの生命科学の常識を打ち破る発見となりました。 今回、山中さんとともに受賞者に選ばれたイギリスのジョン・ガードンさんも同じ「初期化」をテーマに研究をすすめ大きな成果を上げました。 ガードンさんは、1962年に行っ
2012年07月04日23:02 テレビ コメント( 0 ) 【画像有】NHK武田アナ、ヒッグス粒子を体を張って解説 Tweet スレタイ:【画像有】NHK武田アナ、ヒッグス粒子を体を張って解説 転載元:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1341401614/ 1: アムールヤマネコ(岐阜県):2012/07/04(水) 20:33:34.78 ID:upGyLEn20 NHK武田アナ、ヒッグス粒子を体を張って解説 NHKの武田真一アナウンサーが4日、午後7時のニュースで物理学上の大発見である 「ヒッグス粒子の発見」のニュースをトップで伝えた。内容はヒッグス粒子発見と、同粒子 の物理学上の位置づけについてで、同粒子が全ての空間をぎっしりと満たしていることで ほかの粒子が進みにくくなり、物質に質量が発生することがCGで解説さ
宇宙が3次元になった仕組みを説明 12月22日 5時59分 現在の宇宙空間が「タテ・ヨコ・高さ」の3つの次元からなる姿になった仕組みを、日本の研究グループが、世界で初めて、スーパーコンピューターによる計算で説明することに成功し、どこかに存在する可能性が指摘されている「別の宇宙」の研究にもつながるものとして注目されています。 私たちの宇宙の姿は「タテ・ヨコ・高さ」の3つの次元から出来ていますが、現代物理学の理論では、137億年前にビッグバンによって宇宙が誕生する前の極めて微小な空間には、ほかに6つの次元があったとされ、なぜ3つの次元になったのかが謎になっています。茨城県つくば市にある高エネルギー加速器研究機構などのグループは、ビックバンが起きる前に、9つあった次元がどのように変化したのか調べるため、独自の計算式によって、ことし2月から京都大学にあるスーパーコンピューターで分析を進めてきました
6月13日(日)に地球に帰還予定の小惑星探査機「はやぶさ」。あらゆるメディアで帰還に関する特集や記事が打ち出されたり、日本酒などのグッズが販売されたりと「はやぶさフィーバー」が巻き起こっていますが、ニコニコ生放送でも、はやぶさの帰還を祝した特別番組が放送されるとの事です。 ▽http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/06/007944.html はやぶさの帰還予定日である6月13日(日)22:00~放送されるこちらの番組。放送内容ははやぶさの歴史や出来事を、専門家や宇宙好きのパネラーと振り返ったり、オーストラリアに落下予定のはやぶさのカプセルを、ニコニコユーザーの現地特派員が撮影に挑戦するというもの。さらに、帰還が成功すれば、視聴者で「おかえり!」と言うことを最大の目的としているそうです。 無事帰還した際は、画面が「おかえり!」コメントで埋め尽くされそう
毎日のように目にする「天気予報」。しかし出てくる用語の中には「実は意味がよく分からない…」というものもありますよね。今回は、身近なようで意外と知らない、天気予報で使われる「気象用語」についての豆知識をご紹介します。 ■あなたは知ってる?気象用語の本当の意味 例えば時間の経過による天気の移り変わりを示す「一時」「時々」「のち」「次第に」といった用語、天気予報ではよく耳にしますが、正しい意味をご存知ですか? <天気予報で使われている用語の意味が知りたい!> ▽気象庁 | 予報用語 天気予報等で用いられる予報用語については、気象庁のサイト内のこちらのページで解説されています。用語は「時に関するもの」「地域に関するもの」「気象の要素に関するもの」といった種類別に見ることができます。 先ほどの「一時」「時々」「のち」「次第に」という用語は、実は次のように使い分けられています。 一時:現象が連続的に起
(CNN) 欧州南天天文台は16日、太陽系外で初めて地球のような固い地表を持った惑星が見つかったと発表した。 この惑星「コロー7b」は地球から約500光年離れた一角獣座の中にある。欧州宇宙機関のコロー宇宙望遠鏡で2008年に発見され、スイスやドイツなど17の天文台が観測を続けてきた。 質量は地球の約5倍あり、太陽系外の惑星としてはこれまでに見つかった中で最小。数カ月にわたる観測を経て密度を測定した結果、ガスを主成分とする木星や土星のような惑星とは異なり、地球型の地表が確認されたという。 ただし恒星に極めて近い位置にあるため、昼間の気温はセ氏2000度超、夜間は同マイナス200度にもなり、とても生命が生きられるような環境ではないという。 恒星の周りを回る速度は地球の7倍で、一方の表面が常に恒星に面しており、熱を分散させるような大気も存在しないため、この表面は融解しているとみられる。 研究チー
2006年にハッブル宇宙望遠鏡で撮影された木星。 (Image courtesy NASA via AP) 60年前、木星は通りすがりの彗星を引力で引き寄せ、12年間にわたって“臨時衛星”として抱え込んだ後、こともなげに放出していたことが9月14日の科学者チームの発表で明らかになった。同様の現象が数百年以内に再び発生する可能性があるという。 東京流星ネットワークの大塚勝仁氏率いる国際的な研究チームによると、木星は1949年に串田・村松彗星(147P/Kushida-Muramatsu)を引力によって捕獲し、1961年までその周囲を公転させていたという。直径400メートルのこの彗星は1993年に初めて発見された。それ以降積み重ねられてきた計算を基に過去の軌道を調べた結果、一時的に木星の衛星であったことが今回明らかになったのである。 イギリスのアーマー天文台に在籍している研究チームのメンバ
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