9日正午ごろ、仙台駅近くを走行していた東北新幹線の車内で薬品が漏れて子どもを含む4人の乗客がやけどをしたほか、2人が体調不良を訴え、病院に搬送されました。薬品はけがをした乗客の1人が手荷物として持ち込んだかばんから漏れたということで、警察がこの乗客から話を聞き詳しい状況を調べています。 9日正午ごろ、新青森発、東京行きの東北新幹線「はやぶさ52号」の乗客から「薬品のようなものに触ってやけどをした人がいる」という通報がありました。 警察によりますと6号車の座席の足元に置いてあったかばんから薬品が漏れていたということで、通路に漏れた薬品に足を滑らせて転んだ5歳の子どもが尻にやけどをしたほか、それを助けた両親と、かばんの所有者で地質調査などの会社に勤める40代の会社員がやけどをするなど、合わせて4人がけがをしたということです。 また、別の乗客とJRの社員の、2人が体調不良を訴えたということです。
7日夜、東京 渋谷のスクランブル交差点近くで乗用車が歩行者をはねる事故があり、7人がけがをしました。警視庁は乗用車の運転手がハンドル操作を誤ったとみて、詳しい状況を調べています。 警視庁によりますと、7日午後7時半すぎ、東京 渋谷の道玄坂で乗用車が歩道近くにいた歩行者をはねました。 この事故で20代の男性7人がけがをしましたが、いずれも意識はあり、これまでのところ命に別状はないということです。 乗用車はスクランブル交差点を左折したあと、そのまま歩道近くまで進み、付近にいた歩行者をはねたとみられるということです。 警視庁は乗用車の20代の運転手を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。 運転手は「ハンドル操作を誤った」などと説明しているということです。 現場はJR渋谷駅前のスクランブル交差点の近くで、多くの人が行き交う場所です。 警視庁が詳しい状況を調べています。
25日夕方、JR新宿駅の山手線の車内で刃物を持った人がいるという110番通報があり、一時、乗客が避難する騒ぎとなり、3人が転倒するなどしてけがをしました。 この人物は警視庁に対し「自分は料理人で、タオルに包んで持ち帰っていた包丁が車内で見えてしまった」と話しているということです。 25日午後4時ごろ「JR新宿駅の山手線の車内で刃物を持った人がいる」と駅員から110番通報がありました。警察官が駅に駆けつけ、刃物を持っていた外国籍とみられる男性を警察署に任意同行しました。 この男性はみずからを料理人だと話していて「職場からタオルに包んで包丁を持ち帰っていたときに車内でうたた寝をし、タオルが外れて包丁が見えてしまった」と話しているということです。 JR東日本によりますと電車は山手線の外回りで新宿駅に到着する直前に、車内の非常ボタンが押され、駅に到着したあとに乗客がホームに避難したということです。
交差点で信号が青に変わったとたんに車を急発進させて右折する、いわゆる「茨城ダッシュ」を無くそうと、茨城県で取締りが行われました。 いわゆる「茨城ダッシュ」は、交差点で信号が青に変わったとたんに直進の対向車より先に強引に右折するもので、多く見られる茨城県では、事故を招く危険な行為として問題となっています。 茨城県警察本部は20日、「茨城ダッシュ」などの交通違反を取り締まる緊急の出陣式を行い、小森正彦交通部長が「茨城ダッシュの危険性をドライバーに具体的に説明し、丁寧に指導してほしい」と訓示しました。 このあと、警察官たちは白バイやパトカーに乗り込み、取締りや交通指導に向けて一斉に出発しました。 警察によりますと、県内の信号のある交差点でことしに入って4月末までに起きた事故のうち、およそ8割の事故に右折車がからんでいるほか、死亡事故も8件に上っているということです。
19日夜、福島市で軽乗用車が歩行者をはねたあと信号待ちの車3台に衝突し、はねられた女性が死亡したほか5人がけがをした事故で、現場に軽乗用車のブレーキ痕が残っていなかったことが警察への取材でわかりました。 軽乗用車が数十メートルにわたって歩道を走る様子が目撃されていることから、警察は、軽乗用車の97歳のドライバーを過失運転致死の疑いで逮捕して、当時のいきさつを調べています。 19日午後4時50分ごろ、福島市南矢野目の市道で、軽乗用車が歩道にいた女性をはね、さらに信号待ちの車3台に次々に衝突して車と街路樹の間に挟まって止まりました。 この事故で、歩道にいた市内の調理員川村ひとみさん(42)が、全身を強く打って死亡しました。また、衝突された2台の乗用車に乗っていた女性4人も軽いけがをしました。 警察は、軽乗用車を運転していた福島市の波汐國芳容疑者(97)を過失運転致死の疑いで逮捕しました。頭に軽
13日、静岡県小山町の富士山の5合目から下る県道で、日帰りツアーの乗客を乗せた観光バスが横転して乗客1人が死亡、35人がけがをした事故で、現場までのおよそ400メートルにわたって、スリップしてついたとみられるタイヤのあとがあったことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。 13日昼前、静岡県小山町の富士山の5合目から下る県道で、日帰りツアーの乗客と乗員、合わせて36人が乗った観光バスが横転し、バスの乗客で埼玉県入間市の74歳の女性が死亡し、35人がけがをしました。 この事故を受けて警察は14日、バスの運行会社で埼玉県飯能市にある「美杉観光バス」の本社と営業所を過失運転致死の疑いで捜索し、関係資料を押収しました。 これまでの調べに対し、逮捕された運転手の野口祐太容疑者(26)は「ブレーキがきかなくなった」などと供述しているということですが、警察が路面の状況を調べたところ、現場までのおよそ
赤字が続く地方鉄道のあり方を議論してきた国の検討会は、JRの場合、1日に平均何人を運んだかを示す「輸送密度」が1000人未満の区間などを対象に、バスなどへの転換も含め、協議を進めるべきとする提言をまとめました。 JR各社がホームページで公表している資料などによりますと、新型コロナの感染が拡大する前の2019年度に、輸送密度が1000人未満の路線は、すでに廃線やバスなどに転換した区間を除くと全国で61に上ります。 その詳細です。 ※地方ごとに拡大した詳しい路線図を追加しました。 JR北海道 JR北海道の管内では、次の8路線の合わせて9つの区間です。 ▽「留萌線」の深川~留萌。 ▽「根室線」の釧路~根室、滝川~富良野。 ▽「宗谷線」の名寄~稚内。 ▽「釧網線」の東釧路~網走。 ▽「室蘭線」の沼ノ端~岩見沢。 ▽「日高線」の苫小牧~鵡川。 ▽「函館線」の長万部~小樽。 ▽「石北線」の上川~網走。
6日未明、神奈川県の中央自動車道で軽乗用車が逆走して別の車と衝突し、運転していた40代の女性が死亡しました。山梨県から東京方面へ少なくとも26キロにわたって逆走したとみられるということで、警視庁が当時の状況を詳しく調べています。 警視庁によりますと、6日午前1時前、神奈川県相模原市の中央自動車道の下り線で、追い越し車線を逆走してきた軽乗用車が乗用車と正面衝突しました。 この事故で、逆走した車を運転していた山梨県富士吉田市の廣瀬由紀子さん(41)が全身を強く打って病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡しました。 また、乗用車を運転していた58歳の女性も右足の骨を折るなどの大けがをしました。 軽乗用車の車内からは、事故の30分ほど前に山梨県の都留インターチェンジから中央自動車道に入ったことを示す通行券が見つかり、複数の通報の内容などから車は東京方面へ少なくとも26キロにわたって逆走したと
17日正午すぎ、大阪府大阪狭山市のスーパーマーケットの付近で車が歩行者をはね、男性1人が死亡し、女性2人がけがをしました。車を運転していた89歳のドライバーがその場で逮捕され、警察の調べに対し「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。 17日午後0時15分ごろ、大阪狭山市大野台のスーパーマーケットで、車が複数の人をはねたうえで壁に突っ込みました。 警察や消防によりますと、この事故で男女3人が病院に搬送され、このうち大阪狭山市の岡田博行さん(87)が全身を強く打つなどして死亡しました。 岡田さんは1人で買い物に来ていたということです。 また、女性2人もけがをしましたが、意識はあるということです。 警察は、車を運転していた大阪狭山市の89歳のドライバーを過失運転傷害の疑いで、その場で逮捕しました。 警察によりますと、ドライバーは事故の前、近くの路上に車を止めていて、買い物
31日夜、東京 調布市を走行中の京王線の車内で男が刃物で乗客に切りつけさらにオイルをまいて火をつけました。17人がけがをしてこのうち1人は意識不明の重体になっていて、警視庁が24歳の容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕して詳しい状況を調べています。調べに対して「人を殺して死刑になりたかった」などと供述しているということです。 31日午後8時ごろ、東京 調布市の国領駅近くを走行していた京王線の車内で、男が座席に座っていた72歳の乗客の男性を刃物で刺しました。 さらにライター用のオイルをまいて火をつけ、先頭から6両目の5号車付近で一時、大きな炎が上がりシートの一部が焼けました。 警視庁などによりますと、刺された72歳の男性が意識不明の重体になっていて、ほかに中学生を含む16人が煙を吸うなどしてけがをしました。 電車は新宿行きの上りの特急電車で、本来は止まらない国領駅に緊急停車し、乗客は窓からホームに降
31日午後8時ごろ、東京 調布市を走行中の京王線の車内で男が刃物を振り回して周りの乗客に切りつけ、さらに液体をまいて車内に火をつけました。 これまでに17人がけがをして、このうち1人は意識不明の重体だということで、警視庁が24歳の容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕して詳しい状況を調べています。 目撃情報などによりますと、容疑者は、緑色のシャツにネクタイをして、青色の上下のスーツに紫色っぽいコートを着て、アメリカの映画やコミックスに登場する有名なキャラクターに似た格好をしていたということです。 警視庁などによりますと、31日午後8時ごろ東京 調布市の国領駅近くを走行していた京王線の車内で、男が刃物を振り回して周りの乗客に切りつけました。 捜査関係者によりますと、さらに油のような液体をまいて火をつけたということで、先頭から6両目の5号車付近で一時、大きな炎が上がりシートの一部が焼けました。 電車は新
上越新幹線を走っている国内唯一の2階建て新幹線が、1日で運行を終えることになり、停車駅になっている群馬県のJR高崎駅では午前中から多くの鉄道ファンが訪れ、引退を惜しんでいます。 2階建て車両の「E4系」は車内設備の老朽化やバリアフリーに対応していないことなどから1日で運行を終えることになり、停車駅となっている群馬県高崎市のJR高崎駅のホームには午前中から多くの鉄道ファンが訪れました。 「E4系」は平成9年に東北新幹線で運行を始め、上越新幹線には13年から乗り入れ「Max」の愛称で親しまれてきました。 最大の16両編成のときの定員、1634人は高速鉄道の車両としては世界最大で首都圏の通勤通学を支えてきました。 高崎駅では8両の車両が連結して16両になる場面も見られ、多くの人がカメラにおさめるなどして引退を惜しんでいました。 鉄道ファンの20代の男性は「とても寂しいです。きょうは東京と新潟を2
おととし、東京 池袋で車を暴走させて、母親と子どもを死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせた罪に問われた、90歳の被告に、東京地方裁判所は「ブレーキとアクセルの踏み間違いに気付かないまま車を加速させ続けた過失は重大だ」と指摘し、禁錮5年の実刑を言い渡しました。 判決のあと、妻の真菜さんと娘の莉子ちゃんを亡くした松永拓也さんは記者会見を開き「きょうの判決は、私たち遺族が少しでも前を向いて生きていくきっかけとなり得ると思います」と話しました。 おととし4月、東京 池袋で車が暴走し、松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡したほか、9人が重軽傷を負った事故では、旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(90)が過失運転致死傷の罪に問われました。 裁判では運転にミスがあったかどうかが争点になり、被告側は「アクセルとブレーキを踏み間違えた記憶は全くない。車両に何らかの異常があった」と無罪を主張してい
一部で工事が難航していた中部横断自動車道の山梨と静岡を結ぶ区間が、当初の予定より4年遅れて29日、全線で開通しました。 中部横断自動車道は、静岡から山梨を経由して長野までを結ぶ高速道路で、このうち山梨と静岡を結ぶ74.3キロの区間は平成29年度中に全線が開通する予定でしたが、一部の区間で工事が難航していました。 最後の区間だった山梨県身延町の下部温泉早川インターチェンジと山梨県南部町の南部インターチェンジの間のおよそ13.2キロの工事が終了したことから、当初の予定より4年遅れて29日、全線開通となりました。 身延町の身延山インターチェンジでは関係者およそ130人が出席して式典が開かれ、この中で山梨県の長崎知事は「中部横断自動車道は物流の新たな大動脈となる極めて重要な道路です。経済や観光の活性化など、山々に囲まれた山梨県に計り知れない効果が期待され、山梨、静岡の連携をより一層深めると確信して
お盆休みの期間中、国内の空の便の予約は、去年の同じ時期と比べおよそ1.4倍に増えています。高齢者を中心にワクチンの接種が進み、祖父母のいる地方を訪れる家族連れが多いことなどが主な要因とみられます。 国内の主な航空会社11社のまとめによりますと、お盆期間の来月6日から15日までの10日間に、国内の空の便を予約した人は29日の時点でおよそ164万人で、去年の同じ時期の1.4倍に増加しています。 予約のピークは、羽田や大阪から各地に向かう下りの便が来月7日、上りの便が15日となっていて、満席の便が出てきているということです。 大手航空会社によりますと、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の、おととしの予約と比べ4割以上まで回復していて、今のところ、沖縄や九州、北海道を発着する便の予約が好調で、今後も伸びる見込みだということです。 予約の増加について、航空各社は、高齢者を中心にワクチンの接種が進み
5月16日、静岡県内を時速およそ150キロで走行していた東海道新幹線で運転士がトイレに行くために運転室から一時、離れていたことがわかりました。JR東海は運転士の処分を検討するとともに再発防止を徹底するとしています。 JR東海によりますと、5月16日の午前8時過ぎ、静岡県の熱海駅と三島駅の間を走行していた東海道新幹線の下り、「ひかり633号」で36歳の運転士が運転室から一時、離れたということです。 運転士は腹痛を感じたため車掌を運転室に呼び、前方の安全確認をさせたうえで客室にあるトイレに行くためにおよそ3分間、離れたということです。 車掌は運転士の免許を持っていなかったということです。 新幹線は当時、時速およそ150キロで走行していておよそ160人の乗客が乗っていたということで、JR東海は運転士の処分を検討しています。 JR東海の社内規定では新幹線の運転士が走行中に体調が悪くなった時は輸送司
エスカレーターの安全な利用を促進しようと、利用者に立ち止まって乗ることを求める条例案が26日に開かれた埼玉県議会で可決・成立しました。 県などによりますと、こうした条例が制定されるのは全国で初めてとみられるということです。 この条例案は、エスカレーターでは急ぐ人のために片側をあけることが慣習となり、追突や衝突などの事故のおそれがあるとして自民党県議団が提出していて、26日の県議会で賛成多数で可決・成立しました。 条例では、エスカレーターの利用者に立ち止まって乗ることを求めています。 さらにエスカレーターの管理者に利用者に周知することを求めたうえで、知事は周知が不十分な管理者に指導や助言、勧告ができるとしています。 一方、条例に違反しても罰則はありません。 県や自民党県議団によりますと、エスカレーターで歩かないことを求める条例は全国で初めてとみられるということです。 エスカレーターをめぐって
19日正午ごろ、宮城県大崎市の東北自動車道の下り線で、雪の影響とみられる多重事故が起き、60代の男性1人が死亡、17人が病院に搬送され、うち2人が大けがをして手当てを受けています。事故は車両およそ140台が関係していましたが、警察などが午後8時すぎにすべての車両の撤去や移動を終えました。 19日午前11時50分ごろ大崎市古川の東北自動車道下り線で、雪の影響とみられる複数の事故が起きました。 警察によりますと、これまでに普通乗用車に乗っていた岩手県一関市の須藤美洋さん(65)が全身を強く打って死亡し、17人が病院に搬送され、このうち2人が大けがをして手当てを受けています。 現場は古川インターチェンジと長者原サービスエリアの間で、およそ900メートルにわたって多くの車両が動けなくなり、事故に関連するのはおよそ140台に上りました。 仙台管区気象台によりますと、19日の宮城県は風が強く、ところに
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