東京23区の新築マンションの平均価格は1億円を突破(2023年)。この10年でおよそ2倍にまで跳ね上がっています。 こうした中で注目が集まっているのが、建築から年数が経過した“築古(ちくふる)”の中古マンションです。 築42年の中古マンションを購入したファミリー層の事例や、購入の際の注意点をお伝えします。 (全2回の後編/前編を読む) 「首都圏情報ネタドリ!」の放送内容は、NHKプラスで配信しています↓
バブル期の前後、観光客を呼び込もうと、国内各地で巨大な観音像が建てられました。中には管理が行き届かなくなって老朽化が進み、地域の住民から不安や戸惑いの声があがっているものもあります。専門家は「巨大であるがゆえに修復や撤去に費用がかかり、その取り扱いが課題になっている」と指摘しています。 専門家によりますと、1930年代以降、戦没者の慰霊などを目的に、高さが数十メートルに達するような巨大な観音像が国内の各地に建てられました。 1980年代前半からバブル期にかけては観光客の呼び込みを目的にしたものが中心となり、高さを競うように巨大化が進んだということです。 このうち、石川県加賀市にある鉄筋コンクリート造り、高さ73メートルの観音像は、1987年に地元出身の実業家によって建てられました。 当初は多くの観光客が訪れましたが、バブル経済の崩壊後、周辺に整備されたレジャー施設は相次いで閉業し、観音像は
中古住宅を安心して買えるようにしようと、国が物件の品質に “お墨付き” を与える制度が始まりました。全国的に増加している空き家の有効活用につなげる狙いもあります。 中古住宅を売りたい不動産会社などは、その物件が昭和56年の耐震基準を満たしているかや構造上の不具合がないかを確認します。 さらにトイレや洗面台などを含む物件の写真や、過去に行われたリフォーム工事の情報を閲覧できるようにします。 こうした要件を満たした中古住宅は、国の “お墨付き” となる「安心R住宅」というマークを付けて宣伝することができる仕組みです。 国土交通省は、中古住宅を安心して買えるようにして全国的に増えている空き家の有効活用につなげたいとしています。 中古住宅を扱う不動産会社からは、市場の拡大につながる、と期待の声が上がっています。 首都圏の中古住宅を主に販売している東京・目黒区の不動産会社はマンションの部屋を買い取っ
リニア中央新幹線の建設工事をめぐって大手ゼネコン4社の幹部らが、受注を希望する工事などについて事前に協議していた疑いがあることが関係者への取材でわかりました。大手ゼネコン4社はこれまでにJR東海などが発注したリニア関連の工事の7割近くをほぼ均等に受注しており、東京地検特捜部と公正取引委員会は、不正な受注調整を行った独占禁止法違反の疑いでも捜査を進めるものと見られます。 特捜部は「大林組」のほかにもリニア関連の工事を受注した「鹿島建設」や「清水建設」、それに「大成建設」の幹部らから任意で事情を聴くなどして捜査を進めていますが、その結果、4社の幹部らが受注を希望する工事などについて事前に協議していた疑いがあることが関係者への取材でわかりました。 JR東海によりますと、リニア中央新幹線は総工費およそ9兆円の巨大プロジェクトで、これまでに品川駅や名古屋駅の新設工事や南アルプスのトンネル工事など22
【リード】 先月起きた中央自動車道・笹子トンネルの天井崩落事故をきっかけに社会インフラの老朽化の問題に関心が集まっています。高度経済成長期に大量に造られたトンネルや橋、上下水道などがこれからいっせいに寿命を迎え、安全に使い続けるためには維持管理や作り替えに莫大な費用が必要になるからです。新政権は老朽化対策を含めて公共事業に重点的に投資をするとしていますが、インフラ老朽化の全体像すら十分把握できず、維持管理や造り替えの長期計画もないというのが実情です。今夜はインフラ老朽化対策の課題について考えます。 <VTR 笹子トンネル事故> 笹子トンネルの事故ではコンクリート製の天井板がおよそ130メートルにわたって落下し、9人の命が奪われました。トンネルは造られて35年たっており、施工方法や管理の問題に加えて老朽化が背景にあると見られています。 この事故を受けた全国のトンネル点検でも数多くの問
赤レンガで知られ、国の重要文化財に指定されている東京駅の丸の内駅舎。 5年をかけた復元工事で建築当時のおよそ100年前の姿によみがえり、10月1日にリニューアルオープンします。 駅舎はどのように復元されたのか?駅舎の屋根には東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県石巻市の雄勝石(おがついし)と呼ばれる特産の石が使われ、復興への希望も込められています。 社会部の山口智宏記者と仙台局の柳澤あゆみ記者が解説します。 “世界一大きい駅舎” 幅335メートル、東京駅の丸の内駅舎は世界で最も大きな駅だと言われています。 なぜ巨大な駅舎は誕生したのか、それは鉄道の発展の歴史的経緯があります。 東京駅が出来る前の明治時代、西に向かう列車の起点は新橋駅、東に向かう列車の起点は上野駅でした。 しかし起点となる2つの駅は線路で結ばれていませんでした。 2つの駅を結び中間に日本の中心となる駅を造ろうとい
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