現在のトルコ内にチャタル・ヒュユクという遺跡があって、おそらくは人口一万の大都市であり、紀元前6500年から5500年ほど前に栄えたと思われる正に古代遺跡なんだけど、この街の構造が面白い。 まずこの街、出入り口がない。そして街路… https://t.co/K08m0rKM8K
横須賀市長井の富浦公園の海岸に、コンクリートの大きな箱のようなものが昔からある。これが何なのかずっと気になっていたという同市の歯科衛生士の女性(58)から「追う! マイ・カナガワ」取材班に調査依頼が届いた。女性は、戦時中の砲台、漁師が使ったいけす跡などの説を聞いたことがあるというが、地元住民も首をかしげる箱の正体は-。 地元の子どもの遊び場 「この公園はダイヤモンド富士も見える眺めの良い場所です」という女性の言葉に誘われ、記者も現地へと向かった。三浦半島の西海岸に海が広がり、日光浴を楽しむカップルもいて、のどかな雰囲気だ。 スマートフォンの地図を片手に、公園を海岸沿いに北へ進むと、コンクリートの物体が現れた。波が打ちつける砂浜に、四角い箱が三つ並んでいる。大きなものは長さ10メートル以上ありそうだ。 波で浸食され崩れているものもあり、中に草が生えているのが見えた。灰色の荒廃した姿は、戦争の
2014年夏は、池口氏の科研の一環で、氏と共にポンペイ遺跡の「ユリア・フェリックスの地所」(II.iv.1-12:①)を訪れた。この大邸宅は多彩な壁画や高度な工芸品の出土で著名だが、私の見学申請箇所は脇目もふらず「トイレのみ」だったので、案内してくれた遺跡監視人は不審だったに違いない。みるべきものはもっと他にあるはずなのに、と。彼としては不満だったのだろう、もう一つのトイレ見学場所「メナンドロスの邸宅」(I.x.4)では、頼みもしないのに専用浴場と有名な銀器発見現場にわざわざ案内してくれた。さて、ユリア・フェリックスの大邸宅は、円形闘技場や訓練場の北西側の一角の、通常規模の街区(insula)2つ分を合わせた例外的な広さで、幹線道路「アポンダンツァ通り」沿いに「?」型に家屋が建てられ、半分以上を庭園・果樹園・菜園が占めている。ここには典型的とはいえない「台所隣接トイレ」(上図①の入口10付
* 本稿は、日本トイレ協会事務局の求めに応じて『日本トイレ協会ニュース』No.15-1、2(2015/4/20;8/1)に連載された原稿の修正拡大版である。ウェブへの転載をご快諾いただいた事務局のご好意に感謝する。 2014年8月末、ウェブ情報で、イギリス、というよりスコットランドの古代ローマ補助軍の要塞の、木簡出土で著名なヴィンドランダ遺跡から、史上はじめて木製トイレ便座の発掘が報告され、話題となった。これまで公共トイレの便座は石製や大理石製が多く発掘されていた。木製も想定されはしていたが、今回はじめてそれが立証されたわけだ。ヴィンドランダの風土や土壌が有機物を分解しにくいので、この僥倖となったのだが、発掘団は「次はスポンジ発見だ」と張り切っている由。私はさすがにそりゃないだろうとたかを括っている。というのは、地中海産が主流のそれが最果ての北国からそうそう出てくるわけはないし、スコットラ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く