※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 国宝絵巻「鳥獣戯画」の「甲乙丙丁」全4巻を収録して、作者や制作意図などの解明に迫る書籍『決定版 鳥獣戯画のすべて』を、宝島社が3月10日に1600円(税別)で発売します。 『決定版 鳥獣戯画のすべて』 「鳥獣戯画」は漫画やアニメーションのルーツと言われる国宝。動物を擬人化し、人間のように遊ぶ姿を墨一色で躍動的に描いた絵巻物です。描かれた時期は約1000年前とされているものの、作者が明かされていなかったり、何を物語っているかが不明だったりと、謎が多い作品でもあります。 『決定版 鳥獣戯画のすべて』は鳥獣戯画研究第一人者の上野憲示さんが監修し、「甲乙丙丁」全4巻を収録。失われた部分があるため、それを補う甲巻復原図を掲載しています。絵巻の全貌や見どころを、専門知識を持たない人でも分かるよう解説しました。 特に甲巻では、国内外に散らばる「断