このNeXTコンピュータは商業的には失敗だった。けれども非常に野心的で技術的な面で先見性のあるコンピュータであった。光磁気ディスク・DSP・マイクロカーネル(Mach)・Display Postscript・Ethernet・etc...。そのおかげでティム・バーナーズ・リーがこのコンピュータでWWWを生み出したのはあまりにも有名な話だ。 "NeXTcube" . Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ. 私はこのワークステーションの発表会や講習会に参加したことがある。発表会はたしかスティーブ・ジョブズのプレゼン動画を上映していたように記憶している。その時に「Interpersonal Computing」というキーワードを言っていたのを覚えている。なにかペラペラとしゃべっていてこのキーワードを発し一呼吸置いていたように思う。当時からスティ
「かつては日本に嫉妬していた」Appleを作った“もう1人のスティーブ”が語る、イノベーションと教育 エンジニアtype 10月12日(日)10時30分配信 2014年10月7〜8日、東京・六本木にて、ワークスアプリケーションズの新業務基幹システム『HUE』の発表会を兼ねたイベント『COMPANY Forum 2014』が開催された。 『HUE』はエンタープライズ向けながら表示スピードは100msと、コンシューマー向けアプリに劣らないスピードを誇り、直感的な操作感と業務最適化されたサジェスト機能などから「有能な秘書」と表現されるくらいに行き届いたユーザビリティを実現した業務基幹システムである。 このイベントのキーノートセッションとして、同社CEOの牧野正幸氏と、Appleの共同創業者であるコンピュータ技術者スティーブ・ウォズニアック氏との対談が、日本とアメリカをつないで行われた。 故
モノづくりをテーマに行われた『TechLION vol.18』。登壇者は左から寺薗淳也氏、瀬尾浩二郎氏、増井俊之氏 コンピュータはこの30年、まったく進歩していない――。 有名エンジニアによるトークライブの場としてすっかりおなじみになった『TechLION』の壇上で、慶應大学環境情報学部の増井俊之教授は業界の現状を憂えた。 2014年9月に開催された『vol.18』のテーマは「モノづくり」。小惑星探査機『はやぶさ』プロジェクトチームの一員としても知られる会津大の寺薗淳也准教授、面白法人カヤックから独立しフリーのエンジニア/クリエイティブ・ディレクターとして活躍中の瀬尾浩二郎氏とともに、UI研究の第一人者、増井教授は登壇した。 時々刻々と性能が上がっているように見えるコンピュータ(編集部注:増井氏の発言では「計算機」)が、30年にわたってまったく進歩していないと指摘する増井氏の真意とは? 『
午前3時から NLP(自然言語処理)若手の会シンポジウム・情報処理学会自然言語処理研究会関係の仕事を黙々とする。大学運営関係のお仕事は9月中旬までないので、いまのうちに溜まった仕事を片付け、9月の準備をしておき、10月以降に備えたい(授業が週3コマある)。 (2014-08-21 追記)タイトルだけ見て反応する人が多いので、よくあるコメントについて冒頭で説明しておく。 「最近の若い者はなっとらん」と言っているだけで、教育もしていないなら当然。→8月20日に追記したが、教員なので教育するのが仕事の一部であり、研究室に配属された学生は最初週20時間(1個2時間×10個)の勉強会に出てもらい、それぞれ合計すると演習を解いたりするのに週20時間かかるようなので、合計週40時間基礎勉強に使ってもらっている。(参考: 研究室の勉強会のスケジュール) 必要性がないとやらないのでは?→世の中の99%の人に
By Sen Chang IT教育熱が高まるにしたがって、生徒にノートPCやタブレット端末を与え、コンピュータ教育に活用するという試みが盛んになってきています。しかし、無償でノートPCを生徒全員に配布するという試みを2009年から続けてきた学校が、生徒全員からノートPCを回収し廃棄することで、ノートPC全員配布型の教育を終了することにしました。 Why a New Jersey school district decided giving laptops to students is a terrible idea | The Hechinger Report http://hechingerreport.org/content/new-jersey-school-district-decided-giving-laptops-students-terrible-idea_16866/ ア
エモリー大学はアメリカのジョージア州アトランタに本部を置く私立大学です。全米に4500以上存在する大学の中で、上位20校にランクインする程の難関校でもあるエモリー大学ですが、大学のサーバーが校内に存在するWindows 7を搭載したあらゆるPCやサーバーにOSの再フォーマットリクエストを送信してしまいました。 Emory LITS: Information Technology | Windows 7 incident http://it.emory.edu/windows7-incident/ Emory Accidentally Sends Reformat Request to All Windows PCs http://thenextweb.com/shareables/2014/05/16/emory-university-server-accidentally-sends-r
By Frits Ahlefeldt-Laurvig コンピュータやネットワークサービスの正規の利用者であることを証明し、操作可能な状態にすることを「Log in(ログイン)」と呼び、日常的な用語として定着しています。しかし、なぜ「Log in」と呼ぶようになったのかという由来についてはあまり知られていません。 The secret origin of “log in” | Designcult http://www.designcult.org/2011/08/why-do-we-call-in-logging-in.html デザインコンサルティング会社Reffell Designのジェームス・レフェルさんは、ごくごく日常的に用いられている「Log in」というフレーズの語源について気になったため、これを調査することにしました。 手始めに、オンライン版のオクスフォード英語辞典(OED)
なんとなくbitcoinがわかったような気がしたので書いてみる。 「P2Pで取引のデータベースを管理する」と聞いて、最初に不思議だったのは、「なぜみんなそれに自分のコンピュータを提供するのだ?」ということだった。 多数のコンピュータで分散処理をしてDBを管理すれば、やり方によっては効率的で確実な管理ができることは想像がつくが、誰がそのコンピュータを提供するのだ? 金がからむとなれば、それは儲けようとしてやる以外に考えられない。 しかし、P2Pというのは、単なる分散処理ではなくて、身元保証の無い分散処理だ。ネットワークを構成するノードの大半のコンピュータの所有者は、どこに住んでいるか誰なのかわからない。それをわかるようにしたら登録制度が必要になり、その登録制度を運用し管理する主体が必要になる。そういうのは普通、P2Pとは呼ばない。 だから、P2Pという限りは、ノードの中に、インチキのプログラ
システムトラブルを確実に減らせる方法を見つけました。「人間は誰でもミスをする、システムは必ず障害を起こす──トラブルを減らす“6つの知恵”」を読んで、6つの知恵から学ぶことです。 以前、日経コンピュータ編集部に在籍していた際、システムトラブル事例を取り上げる「動かないコンピュータ」という連載記事を執筆したことがあります。当時を思い出しながら、「この記事を読んでいたら」と強く感じました。 6つの知恵はいずれも実践的なものです。以下に引用します。 (1)ダブルチェック:必ず複数で確認、Yes/Noの受け答えはしない (2)チェックリスト:結果を必ず記録する、死亡率が下がる研究結果も (3)インシデントレポート:予防策の知見の宝庫、報告者の保護が必 (4)潜在エラーの除去:最悪の事態が発生しても最大の被害にしない (5)シミュレーショントレーニング:マニュアルを見ながら、は事故を引き寄せている
東京大学の柴田憲治特任講師と平川一彦教授らは、コンピューターの消費電力を現在の1万分の1以下にできる技術を開発した。電子を1個だけ動かせる素子を試作し、実用的な低電圧で操作した。2020年を目標に演算素子の試作を目指す。試作したのは電子1個で演算やデータを記憶する単一電子トランジスタと呼ぶ素子。電子が大量に集まった川のような電流で制御していた素子を電子1個だけで制御できれば、消費電
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