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ベンチャー企業の失敗談を集めた経済産業省の「ベンチャー企業の経営危機データベース~83社に学ぶつまずきの教訓~」に、注目が集まっている。 経産省の担当者などが足で集めた失敗談は、リアルで具体的だ。「業歴が浅く、知名度がないため資金も人も集まらない」「エンジニア体質から技術重視の開発に走り、顧客の要望をくみ取ることが出来ずクレームが発生」「一時的な特需を自社の能力と見誤り、経営に行き詰まる」「幹部に株を分け与えたら、社長退任を迫られた」――など、危機を知る経営者たちの“肉声”が詰まっている。 収録されている「失敗情報」は計83件。大企業の大きな失敗例ではなく、「設立10年未満かつ従業員100名以下の企業」、かつ「新規事業に取り組んでいる」または「創業期に大きな失敗を克服した経験がある」などの企業に限定しており、身近な企業近な失敗例が無料で読めるというわけだ。 倒産企業から現役バリバリの企業ま
経済産業省が4月30日に公開した「ベンチャー企業の経営危機データベース」が面白い。テクロノジ・ベンチャーにありがちな経営上の失敗が分析されていて、これから事業を起こすことを考えている人は参考にできるだろう。 経営危機データベースは、「ベンチャー企業の多くは、起業して成長していく過程において、同じような失敗やトラブル、ヒヤリとした経験をしている」(経産省)という認識から、ベンチャー企業の「転ばぬ先の杖」として83件の実際に経営危機に陥った事例をインタビュー調査で集めた。事例は業種やその企業の成長ステージ、失敗の原因から検索することができる。 ITエンジニアが関係しそうな「情報通信業」では11件が登録されている。失敗原因で目立つのは優れた技術力を持ちながらも、市場のニーズと合わなかったり、社内の組織体制が整わずに失敗するケースだ。 「エンジニア体質から、技術重視の開発に走り顧客の要望を汲み取る
数キロに及ぶ白い砂浜とひたすらに澄んだ海、海辺のヤシの木。タイを代表するビーチリゾート、プーケット島の空港から水上離着陸機で飛び立つと、驚くほど美しいサンゴ礁の海と島々が眼下に広がる。10分程の飛行の後、見えてくるのがピピ島だ。 驚くほど鮮やかな青い海と深い緑の島、切り立った崖と、ひたすらに白く輝く砂浜が息をのむ美しさだ。 ピピ島はもちろん、タイには豊かな観光資源に満ちている。そのためタイの観光業はGDP(国内総生産)の10パーセントにも達する一大産業だ。観光セクターの上場企業も多く、18社が上場している。その代表的な会社が、エラワングループ(THE ERAWAN GROUP PUBLIC COMPANY LIMITED、証券コードERAWAN)だ。 エラワングループは2007年の売上高33億9000万バーツ(約108億円)、純利益約4億バーツ(約12億8000万円)であり、時価総額は約8
「The 10 Biggest Mistakes Freelancers Make, and How to Avoid Them」という記事がありました。 フリーランスが気をつけるべきことを述べています。 気をつけないといけないですね。 以下、要約してみました。 かなり削ったり意訳したりしているので、是非原文をご覧下さい。 1. 〆切りに間に合わない フリーランスにとっては本人の評判が全てです。 そして、〆切りに間に合う事とアウトプットの品質が評判を形成します。 〆切りに間に合わない事が増えれば、クライアントはいなくなります。 締め切りに間に合うように、予定は長く取りましょう。 2. 価格を過小評価 新人フリーランスは請求を少なくしがちです。 実績がないうちは仕方がありませんが、実績が出来てきたら自分の価値を正しく評価しましょう。 あまりに安い値段で請け負うと、いいように使われるだけになり
名古屋市営地下鉄工事を巡る談合事件から1年が経過した。ゼネコンが独占禁止法違反(不当な取引制限)の罪で初めて起訴されたこの事件。名古屋地方裁判所は、談合で主導的役割を果たした大林組元顧問やゼネコン5社に有罪判決を出した。 この3月、政府は談合やカルテルの主犯企業への制裁強化を柱とした独占禁止法改正案を閣議決定。談合撲滅に向けてさらにアクセルを踏む。 地下鉄談合を最後に、姿を消したとされる大手ゼネコンによる受注調整。談合なき建設業界では何が起きているのか。とび土工や鉄筋工など建設職人の団体、大阪府建団連の会長であり、建設職人の待遇改善を訴える北浦年一氏に話を聞いた。 問 地下鉄談合を最後に、談合組織は消滅したと聞きます。談合はもう完全になくなったと考えていいのでしょうか。 答 ないない。(大手ゼネコンが仕切る)談合組織はほとんど潰れたから、もうほとんどないわ。これは、とてもいいことと考えてい
こんにちは、檀上です。2007-09-19に株式会社ソフリットを登記して、今日で半年になります。あっという間です。おかげさまで新しい生活にも慣れ、日々楽しく過ごしています。会社も1月に初めて単月黒字が出て、なんとか通期で黒字が出せそうな感じになってきました(まだまだ厳しいですが)。ということで、会社を作った今期の前半を振り返るまとめエントリーを書いてみようと思います。これまでもいくつかそういうまとめを書くタイミングがあったような気がするのですが、悉く逃してきたので、今回は頑張ります。正直ブクマ狙ってます。 会社の説明(追記) 株式会社ソフリット http://soffritto.org/ ウェブアプリケーションの開発保守やその受託などをやってます。 一人でやってます。 退職〜設立 7月に退職を決意し、7/31に退職願を出して受理される。 8月は飲み会の嵐。サシで呑みまくった。 8/31に退
ドットインストール代表のライフハックブログ
2008年03月01日15:45 カテゴリArt 私はこうしてクビを切りました これ、定性的には事実なのかも知れないけど、定量的に事実かというと、給与を出す立場だった私からみてもYesとは言いがたい。 就職氷河期と資本主義 - FIFTH EDITION なんでかって話になるんだけど、まず、マクロな話になるんで、退屈な話かもしれないけど、日本って、正社員を簡単に解雇できないのよ。労働法の関係上、簡単に首切れない。 カバチタレ! 青木雄二 / 田島隆 / 東風孝広 労働法上はどうなのよ、というのは、「労働法のキモが2時間でわかる本」の第11章を読んでもらうことにして、また実のところそれがどう活用されるのかというのは「カバチタレ!」の第一話を見てもらうことにして(どちらも広島に縁があるってのは偶然?)、ここでは実際に私がクビにした時の実例をお話することにします。 このケースでは厳密には解雇した
近藤さんは、シリコンバレーで世界に通用するサービスを作ろうとした。 英語圏向けのサービスを。 サービスは一人では開発できない。 一緒に開発してくれる優秀なエンジニアが必要だ。 近藤さんに言われたとおり実装するだけの、イエスマンエンジニアではだめだ。 仕様の細部まで親身になって話し合いながら一緒に開発していく、企画センスも兼ね備えた頭の切れるギークが欲しいところだろう。 英語圏向けのサービスを開発するのだから、当然、英語圏の空気の読めるエンジニアが望ましい。 そこで近藤さんは、現地でそういう人材を採用しようとしたのではないか。 しかし、シリコンバレーでそういう優秀なエンジニアを採用するには、いくつもの問題をクリアしなければならない。 まず、具体的なWebサービスの企画が必要だ。 いくらシリコンバレーのギークたちが、梅田望夫さんのいうようにお互い褒めあい、陽気にオプティミズムを貫いている人たち
はてなはなぜ潰れないのか はてなの本社京都移転関係で、はてダや増田で的外れな分析がたくさんありますが、FUDだと思うので、そろそろ一言言っておきます。 そもそも、今回の京都移転は、事業拡大です。オフィスも広くなるし、広くするのは人を増やす予定があるわけです。語られるイメージとは逆に、はてなは増収増益を続け、右肩上がりに成長し続けています。 確かに資本金は少ないのですが、上場してないんだから、そんなむやみに増やす必要はなく、代わりに内部留保を分厚くしているようです。また、ベンチャーキャピタルに頼らない、健全黒字経営志向です。 要するに、キャッシュがあるので、社長がアメリカに行った位では全然傾かない。それにしても、何がどのように儲かるのか、詳しく見てみましょう。 はてなはなぜ儲かるのか はてなは意外と「変な会社」ではなくて、収益構造が分かりやすいし、美味しいビジネスモデルだと言えます。はてなは
会社のあれこれ3部作を書こーと思ってたら、初っ端で、人がわんさか押し寄せてきたので、ちょいとビビった。だけど、淡々と進めていこーと思うよ。 今日は、「有限責任がウンチャラカンチャラは分かったから、じゃ、どーやって会社*1ってのを作りゃいいの?」って話。 会社作んのは、すごーくシンプル。行政書士か司法書士に頼みましょ。 なんでかって言うと、3つくらい理由がある。 楽チン 自分でやるより安い 勉強になる 最初の理由はなんとなく想像つくでしょ。だから、省略。 2番目なんだけど、なんで自分でやるより安くなるのか、っていうと、印紙税法っていうヘンテコな法律があるから。この法律によると、会社の設立に必要な定款ってのを、紙に印刷して提出すると4万円の収入印紙ってのを貼んなきゃいかんのに、(「電子定款」ってな名前のもんを)フロッピーディスク*2に入れて提出すると、収入印紙なんて貼んなくていいから、4万円節
1年前に投稿されたこの記事。「来年の今ごろになれば、Web2.0などは過去の出来事の1つに成り果てている可能性すらある」と述べられているが、現状と併せて読み進めてみると、幾分の真実が含まれている。 Web2.0が最近の流行語の1つとなっているが、それが正確に何を意味するのかは実のところよく分からないというのが実際だろう。漠然としたイメージとしては、ユーザー主導型のコンテンツビジネスに関係するもので、ユーザー間をつなぐネットワークの一種といったところだろうが、果たして何かそれ以上の意味があるのだろうか? 何かがあるに違いない。何しろ、いまだ記憶に新しいGoogleによる16億5000万ドルでのYouTube買収劇といったような事例があるのだから。これだけの金額が動くということは、現在の時流に乗った経営者たちはWeb2.0ビジネスに参入する糸口を血眼で探しているはずなのである。もっとも、そうし
先日、友人が独立するという事で相談を受けました。大企業からの独立という事です。当然、退職して、起業するというからには、かなりの理由があるようでした。大企業で、様々な経験をしてきた友人も、会社というバックなしに、自分というブランドのみで仕事をしていくという事ですので、かなりの心配のようでした。 そこで、私がよく、起業を起こそうとする方に、「これだけは起業を起こす前に準備しておいた方がよいこと」としてアドバイスしました。それをちょっとご紹介。何事もしっかりした準備が不可欠です。 メシを食うだけの仕事は、在職中に確保しておく 起業を起こした際に、いきなり売上ゼロからスタートするのは厳しいものです。土日、祝日、就業後のプライベートタイム(建前としては)を使って、まず、顧客を獲得しておき、メシを食うだけの売上見込みが立った時点で、はじめて、起業を起こしていった方がいいと思います。 よく、「自分は今ま
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