小川一水 @ogawaissui 電子書籍でそれと知らずに京極夏彦を読み始めた人の「もしかして、これ厚い?」って台詞、日本人初の宇宙飛行士である秋山さんの「これ、本番ですか?」並みに、未来の到来を感じる。 2016-10-12 13:10:45
by Stephen Poff 本などの文章を読む際に、声に出さずに黙読していても頭の中で文章を読み上げる「声」が聞こえる、という人が8割以上を占めていることが調査から明らかになりました。「読書中の内なる声」については、これまでほとんど研究が行われていない分野であり、幻聴障害の研究にも役立つのではないかと見られています。 Inner reading voices: An overlooked form of inner speech - Psychosis - Volume 8, Issue 1 http://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/17522439.2015.1028972 You hear a voice in your head when you’re reading, right? – Research Digest https:/
Inc.:文章をもっと速く読めたらいいのにと思うのはもっともなことです。本を全部読んでしまう前にその本の優れた推薦文が発表されてしまうからというだけでなく、大成功をおさめた人たちの多くが、立派な人間になる確実な道は、熱心な読書家になることだと主張しているからです。 しかし速読ができれば、多忙な生活の中でも読書量を増やせると期待しないでください。それは現実世界ではほとんど超能力に近い感じがしますが、悲しいかな、最新科学によれば、不可能であることがわかっています。 これは、速読に関する科学を包括的に考察した結果導き出された結論であり、最近『Psychological Science in the Public Interest』誌に発表されました。研究チームは、信じられないほど速く文章を読めるようになると標榜しているテクニックやアプリに焦点を当てて、何十年にもわたり研究を続けてきましたが、残念
AV女優・紗倉まなさんをご存じでしょうか。 明石家さんまがテレビで彼女の事が好きだと明言したり、TOYOTAの広告に起用されたり、自身の高専生時代や職業について綴った著書を出版したりと、DVD以外のメディアにも開けたAV女優さんです。 そんな彼女がTwitterに投降した写真にささやかな本棚が写っていることが話題になり、「彼女は意外と読書家なんじゃないか」とネット上ではほんの少しだけザワっとしました。 仕事終わりの一杯、今日はこの子に決めた。 pic.twitter.com/MrqHBw0F4b— 紗倉まな (@sakuramanaTeee) 2015年3月31日 写真のメイン被写体はあくまで「この子」(澄みわたる梅酒)であり、本棚はたまたま写り込んだだけなのでピントがボケておりタイトルがほとんど読めません。しかし紗倉まなさんがどんな本を読んでいるのかやはり興味があるので、一応書店員をして
“ビリギャル”の勢いが止まらない。勉強のできないおバカな金髪ギャル・さやかが、1人の塾講師と出会い、たった1年で偏差値を40上げて慶應義塾大学に合格した──。塾講師である著者が綴った奇跡の大逆転物語『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40 上げて慶應大学に現役合格した話』(坪田信貴/KADOKAWA、アスキー・メディアワークス)、通称“ビリギャル”は、大きな話題を呼び65万部を超えるベストセラーになっている。今年2月に同じ版元から出されたビリギャルの母親の本『ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話』もヒット、さらに有村架純主演の映画『ビリギャル』も昨日から公開されている。 しかし、このビリギャルに本当の意味で“ビリのギャルだったのか”という疑問の声が浮上しているのだ。 ビリギャルといえば、まず思い浮かぶのが本のカバーを飾るギャルだろう。ミニスカ制服に金髪、マ
というわけで、常見陽平さんから『僕たちはガンダムのジムである』をお送りいただきました。 このオビの文句がいいですねえ。 量産型人材として会社という名の戦場を生き抜いてきた著者による ニュータイプになれない僕たちのための希望のキャリア論! 世の中は1%の「すごい人」(ガンダム)ではなく、99%の「その他大勢」(ジム)が動かしている 表見返しのこの台詞で人を不安に突き落としておいて、 ・・・ある時、僕は気づいてしまった。 アニメ『機動戦士ガンダム』というのは、僕たちが生きてきた企業社会の縮図であるということを。 そして、さらに衝撃的なことに気づいた。 僕たちは、「ガンダム」に登場するジムのようなものであるということに。 そう、ガンダムではなく、ジムなのだ。 装甲が弱く装備も貧弱。 いつもやられる--。 最後にこのメッセージで勇気づける。 ・・・会社と社会は、僕たちジムで動いている。 この現実を
乾くるみの大ヒット小説『イニシエーション・ラブ』が、松田翔太と前田敦子の主演で映画化されることが決まったそうです。 2004年に出版された本なんですけど、バラエティー番組『しゃべくり007』(日本テレビ)の中で、くりぃむしちゅーの有田哲平が「これはもう最高傑作のミステリーだ!」と絶賛したことから、翌月には発行部数100万部を突破。現時点で112万部に到達し、今なお売れ続けているらしい。 イニシエーション・ラブ (文春文庫) Kindle版 Amazon.co.jpで詳細を見る でも、ミステリーファンは本作の映画化発表を聞いて仰天しました。なぜなら、物語の性質上「絶対に映像化は不可能だ」と言われていたからです。 『イニシエーション・ラブ』の内容は、「合コンで出会った奥手な大学生・鈴木(松田翔太)と、歯科助手・マユ(前田敦子)のぎこちない恋愛模様をSide-Aで描き、就職して上京した鈴木と静岡
原田泰「若者を見殺しにする日本経済」を読んだ。本書の主旨を一言で言えば、若者のためには日本経済の成長が不可欠で、そのために構造改革と金融緩和をやるべき、ということになる。もっと言えば、景気が良くなれば問題は解決すると主張している。 本書の主張に目新しいものは感じないが、一応はデータを使いながら自分の立場を示すという内容になっている。テーマは、タイトルの通り世代間の不公平。高齢者の社会保障費が高すぎて、若者は著しく損をしている。そういう認識はメディアでも流される通り、ほとんどの人が共通しているだろう。 当たり前だが、インフレにして通貨価値を引き下げれば自然と世代間の富の移転は進む。だから、貯金も少なく現役で働いている世代からすれば(賃金もある程度上がるとして)インフレは大賛成だろう。筆者の主張も金融緩和で、インフレターゲットを決めて少しずつ通貨価値を切り下げていくことが重要だ、と言ってる。そ
「屈辱」という,非常に悪趣味なゲームがある。 デイヴィッド・ロッジの『交換教授』といえば、「屈辱」である。これは誰もが読んでいると思われているが、実は自分は読んでいないという有名文学作品のタイトルを挙げて、参加者の内でその作品を読んでいる人の数が得点となるというゲームである。つまり、得点(作品を読んでいる人の数)が高ければ高いほど、その人に教養がないということになるというその名にふさわしい残酷なゲームなのだ。最初に読んだ時、私は自分こそこのゲームの勝者になれると思った。今も思っている。この小説を読んだ人はどうやらみんな同じことを考えるらしい。白水社 :連載・エッセイ 再読愛読 山崎まどか(1)『交換教授』 わたしは『交換教授』を未読なのだが(別にこのゲームを紹介するからというわけではない),この「屈辱」というゲームのことは又聞きにせよものすごい印象に残っていて(『ハムレット』と口走ってしま
マンガ、小説、何にせよ、ロマンが無い。 想像力をかきたててくれるものがない。 人と人の間にある何か以外のことが何も書かれていない。 そんなものは間に合ってるんだよ。
英語は副詞だ!―副詞を使いこなせば表現も広がる! (アスカカルチャー) 作者: 岩切良信出版社/メーカー: 明日香出版社発売日: 2002/09メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (1件) を見る英語は冠詞だ―冠詞がわかれば、英語が楽しくなる!! 作者: 西田透出版社/メーカー: 開拓社発売日: 2000/07/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見るすごい! 英語は前置詞だ! (アスカカルチャー) 作者: 西村喜久出版社/メーカー: 明日香出版社発売日: 2011/05/10メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る前置詞がわかれば英語がわかる 作者: 刀祢雅彦出版社/メーカー: ジャパンタイムズ発売日: 2005/12/05メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 28回この商品を含むブログ (7件) を
リビングで横山光輝の三国志を読み返していると、嫁が言った。 「来週月曜日、学生時代の友人を招こうと思うの。いい?」 「いいじゃないか」僕は言った。 だって嫁が友人を連れてくるなんて滅多に無い。 滅多に無いことを提案されると、嫁が僕への主観による決め付けを少し緩和させているような気がして嬉しくなる。 そうやって僕がうきうきしていると、続けてこう言った。 「で、リビングの本棚なんだけど・・・」 黄漢升が夏侯妙才を討ち破るという華々しいシーンを片手に、本棚を見ると、まず「ヤバい経済学」、「日本クレジット総論」という文字が眼に飛び込んできた。 次に「漫才入門 ウケる笑いの作り方、ぜんぶ教えます 元祖爆笑王」と「俳優の仕事」という背表紙を認識した。 なるほど。そういうことか。 嫁は友人に対して、僕をかっこよく話しているのかも知れない。それは夫として嬉しいことだ。 そんなかっこいい夫が、死ぬほど必死に
漫画版のもしドラ買ってきたよー。最近この人のビッグマウスを読むためだけに彼の著作系を買ってるわー。 題して「もしドラのコミカライズにあたって」。恣意的な引用とか言われないように全文引用しました。この作品をコミカライズするにあたって、ぼくが考え、また担当編集者の++さんからもお願いされたのは、「小説版と同じものにはしたくない。何か付加価値を付けたい」ということだった。なぜなら、マンガ界ではこれまで、けっして少なくない数のヒット小説がコミカライズされてきたにもかかわらず、そのほとんどが、なかなかパッとした結果を残せなかった、ということがあったからだ。それらのケースにおいては、多くの場合が小説の単なる焼き直しに終わってしまっていて、読者、とりわけ元の小説を読んだ人を満足させることには、なかなか至っていなかった。だから、このプロジェクトにおいては、そうした失敗の轍を踏んではならない、同じ過ちを繰り
『エースの系譜』とだけ聞いて、「何じゃそりゃ?」と思った人も少なくないであろう。一応説明しておくと『エースの系譜』とは『もしドラ』の爆発的ヒットで有名なハックル氏による二作目の小説である。 ちなみにタイトルは釣りで言うほど売れてないわけではない。 というのも先日、本屋で『エースの系譜』を目にして「どれくらい売れてんのかね?」と奥付を見たら初版止まりであり、ほっと胸を撫で下ろしたのだが、ハックル日記によれば、『エースの系譜』は初版で三万部も刷られているそうである。 出版不況と嘆かれる昨今、文芸書などは一万部売れれば御の字とされる状況下である。だとしたら三万部も刷っている本書が重版されていないからといって売れてないと考えるのは先走りである。早合点してはならない。 そんなことを思っていたら作者であるハックル氏がこのエントリでこのようなことを書いていた。 ■http://d.hatena.ne.j
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■編集元:ニュース速報板より「本格SF作家がセカイ系を批判!「セカイ系なんて知性の衰弱だ。全部資源ゴミに出していいぞ。」 ★3」 1 ホシガレイ(大阪府) :2010/05/26(水) 20:01:06.33 ID:hrC8poNV ?BRZ(10694) ポイント特典 TLに流れてきた「音無初音」についてぐぐったところ、ひどい文章に出くわしてしまった。 「なんらかの理由で最後を遂げた少年・音無は、死後の世界の学校で、 ゆりと名乗る少女と出会う。」 ラノベばっかり読んで育ったような文章で情けない。 「ゆとりと名乗る少女と出会う」 と空目しかけたほどである。 セカイ系なんて知性の衰弱だ。全部資源ゴミに出していいぞ。 セカイ系というのはつまるところ、バカでも共感できて煩悩を刺激するお話を 模索した結果にすぎない。 大量の薬剤使えばクソ拭くぐらいはできるかもしれん セカイ系
夢野久作のドグラ・マグラですね。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。 大丈夫です。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。 それは単なるキャッチフレーズです。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。 「日本三大奇書」と呼ばれるもののうちの一つです。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。 記憶を失った男が、自分が精神病院に収容されていることに気づくところからはじまり、それから何だかんだある小説です。 推理小説です。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。 私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。 私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。私も読んだことがありますが、精神に異常をきたしたりしておりません。私も読
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