この週末に民放各社の報道番組に相次いで登場し、釈明を繰り返していたのがグッドウィル・グループ会長兼CEOの折口雅博氏です。それに先立ち8日に開かれた記者会見について、朝日新聞は『「将軍様」涙の釈明』といった見出しでセンセーショナルに報じていました。クオリティペパーを標榜する朝日にしては、悪のりが過ぎる見出しでしょう。 コムスン事業のグッドウィル・グループ内の別会社への譲渡は、厚生労働省の指導により凍結されることになりました。この結果コムスンの解体は余儀なくされ、グッドウィルは残された人材派遣業を中心に、グループ事業の立て直しを考えていくことになります。 グッドウィルの人材派遣ビジネスが拡大した理由の1つは、コムスン同様にコンプライアンス問題を起こしたクリスタル・グループを、昨年末に買収したからです。情報源は、『折口雅博 グッドウィル・グループ会長直撃-「請負最大手クリスタルを1300億円で