南アフリカで確認された新たな変異ウイルスは、イギリスやドイツなどヨーロッパで感染が確認されたのに加え、28日、新たにオーストラリアでも2人の感染が確認されました。 各国で、アフリカ南部からの入国を制限する動きが広がっています。 南アフリカで確認された新たな変異ウイルスはWHO=世界保健機関が26日、現在、広まっているデルタ株などと同じ「懸念される変異株」に指定し、「オミクロン株」と名付けました。 これまでに南アフリカの隣国のボツワナや香港、それにイスラエルで感染が確認されたほか、ヨーロッパではイギリス、ドイツ、ベルギーに続いてイタリアでも確認されました。 さらに、28日、新たにオーストラリアでもアフリカ南部から入国した2人の感染が確認されました。オーストラリア当局によりますと感染した2人はワクチン接種を終えていたということです。 また、オランダの国立公衆衛生環境研究所は、今月26日に、南ア