ロシアによる侵攻の当初からウクライナ軍の総司令官を務め、先月、解任されたザルジニー氏がウクライナの駐イギリス大使に任命されることになり、ゼレンスキー大統領は「イギリスとの同盟関係はさらに強化される」としています。 ウクライナの外務省は7日、ゼレンスキー大統領が軍の前総司令官であるザルジニー氏を駐イギリス大使に任命することを決め、イギリス側に承認を求めたことを明らかにしました。 ゼレンスキー大統領はビデオ演説の中で、「イギリスとの同盟関係がさらに強化されることになる」としたうえで、7日にウクライナを訪れたイギリスの国防相と会談し、防空システムや長距離兵器などの供給や共同生産について協議したことも明らかにしました。 ロシアによる侵攻の当初からウクライナ軍を率い、国民の間で人気が高かったザルジニー氏をめぐっては先月、軍の総司令官を解任された際、ゼレンスキー大統領との不和も伝えられ、政権の求心力の