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ブックマーク / note.com/chodohashi (4)

  • 第一回「パクりをめぐる経緯と論点」②論点|橋本長道

    前回はパクり(盗作・剽窃)問題の経緯に重点を置いて書いた。記事では論点に重点を置いて書いていく。 ++++++ ★目次 2.パクり(盗作・剽窃)問題の論点 2.1 手順に関する権利のようなものは存在するのか? 2.2 手順のオリジナリティに関する検証 2.3 将棋書籍におけるオリジナリティ 2.4 参考文献について 2.5 件ははじめての事態 +++++ ◆前回『第一回「パクりをめぐる経緯と論点」①経緯』 2.パクり(盗作・剽窃)問題の論点 2.1 手順に関する権利のようなものは存在するのか? これはそもそも論である。 将棋の棋譜や手順そのものに「著作権」「先に発見した者の権利」などはあるのだろうか?8月3日にsuimon氏から千田氏の抗議内容を聞いて思ったのはそのことだった。 過去に戦法に関しては居飛車穴熊の元祖をめぐる裁判があったと記憶している。だが、手順について同一であるから抗議

    第一回「パクりをめぐる経緯と論点」②論点|橋本長道
  • 第一回「パクりをめぐる経緯と論点」① 経緯|橋本長道

    今年6月に発売された『コンピュータ発!現代将棋新定跡』(suimon マイナビ出版)を巡る事件・議論・諸問題について「現代将棋新定跡をめぐる問題に関して」と題し、シリーズで書き起こしていく。 第一回では、千田翔太氏の当初の抗議内容である「パクり(盗作・剽窃)」という主張に関して、経緯と論点をまとめていきたい。 分量が多くなってしまったので、第一回は①「経緯」②「論点」③「その他」と記事を分割した。 ++++++++ ★目次 0 記事の書き手である橋の立場 1 経緯 1.1 千田氏による当初の抗議内容 1.2 同一手順が出現しているかの確認 1.3 8月4日時点での橋の見解 1.4 suimon氏による報告書 1.5 その後の経過 ++++++++ 0.記事の書き手である橋の立場 私は先月8月3日に、アマ将棋研究家のsuimon氏から「コンピュータ発!現代将棋新定跡」(suimon

    第一回「パクりをめぐる経緯と論点」① 経緯|橋本長道
  • 第四回「本件におけるマイナビ出版の問題点」|橋本長道

    件におけるマイナビ出版の対応には数々の問題があった。 私が件に関して千田氏よりも、マイナビ出版に対して怒り、あきれているのは期待があったからである。全国的に有名な企業を親会社に持つ出版社として、社会的に当たり前の対応ができると思っていたからだ。 しかし、私の期待は裏切られることになったし、現在進行形で裏切られ続けていると感じている。(なんで早く詫び文を撤回しないの?大丈夫ですか?) マイナビ出版は将棋戦術書市場において圧倒的シェアを誇る企業である。 批判点について改善し、二度と件のような対応を行わないようにしていただきたい。 +++++ ★目次 1 問題点 1.1 初動時における問題点 1.2 千田氏2巡目の主張と詫び文掲載の決定における問題点 1.3 著者の承諾なしに詫び文変更した瑕疵 1.4 千田氏の旗色が悪くなると沈黙 1.5 マイナビ出版はなぜ詫び文を撤回しないのか? 1.6

    第四回「本件におけるマイナビ出版の問題点」|橋本長道
  • 「8月21日掲載のお詫びについて」について|橋本長道|note

    霞が関文学というか、なんとなく気持ちを表現はしているが何も言っていない文章だからね。 「マイナビ出版はより明確に説明すべき」というのが件を見てきた人達の総意であると思う。 私の感想である「現在、千田翔太棋士はこの件に関与しているのか」というのは彼が強く何かを主張し続けていない限り現在の状況になるとは考えにくいからだ。 10月1日に千田氏に質問を投げかけているが返答はない。 マイナビ出版が外部からの批判と千田氏の主張の板挟み状態にあり、外部からの力が予想以上に強くなったため、今回の対応に至ったというのは比較的合理的な推測であると思う。 4.読者への説明責任 suimon氏とマイナビ出版の2者間での和解成立後に残る問題は、マイナビ出版の読者への説明責任だろう。また、今後の書籍執筆者への説明責任というのも残る。この説明責任は「コンピュータ発!現代将棋新定跡」の何が問題で、何が問題でなかったかを

    「8月21日掲載のお詫びについて」について|橋本長道|note
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