今週の【黄金の金曜日】のお題は「グッド・クエスチョン」。 よい問いは物事を前に進めます。考えさせられた問い掛け、ときどき自分に投げかけている質問、あるいはよく使う質問はありますか? いい質問、いい質問かぁ…と考えていたところ、ある本に書いてあった「問い掛け」をふっと思い出した。 以下、『ワークショップ』(中野民夫 著)の p.75、ジョアンナ・メイシー氏のワークショップ模様を紹介するくだり。 二日目の朝、大きなホールの床に約70名の参加者全員が一つの輪になって座り、正式に開会。 まず全員の「自己紹介」がスタートする。70名もの人間が一人ひとりじっくり自己紹介していては、いくら時間があっても足りない。かといって、どういう人が来ているのかわからないまま始まっては、遠慮と警戒心でグループ全体の場の緊張はほぐれない。そこでメイシーは、名前とどこから来たかと「地球の中で好きなもの」を1つ、簡潔に話す