ゴルフのタイガー・ウッズ(米)のスキャンダルの余波で、米の損害保険会社にスポンサー企業から「スキャンダル保険」の引き合いが相次いでいるという。 ニューヨーク・タイムズ(1日付)によると、契約選手がスキャンダルに巻き込まれた場合、潜在的な損失の可能性に損害補償をしてもらうというもの。選手側に支払った金額のみならず、テレビCM料、広告や販売促進にかけた費用をカバーする。あるいは、差し替えた新しい選手による広告にかかる費用の負担を含むという内容もある。 ある損保会社では昨年9月から12月までの間、照会が8倍に増えたという。以前から、広告に起用しているタレントが契約期間中に死亡、負傷した場合の保険はあったが、契約料が高騰している昨今、企業がこんな新型保険をかけようとする動きが加速するのも無理はない。 運動選手とスポンサーとの間での契約を数多く扱う弁護士は「どの社でも『ウッズに起こったことなら