2月22日 昨日書いたとおり、今日は日本振興銀行についての話です。 良い話ではなく悪口です。 ご存知の方も多いと思いますが、 日本振興銀行は都市銀行や地方銀行などが貸し渋り、貸し剥がし状況であった時に、 元日銀のエコノミスト木村剛氏が中心となって、 ミドルリスクという銀行と商工ローンの中間くらいの金利で、 中小企業に対して融資を行うというビジョンで設立された銀行です。 設立当初は他の銀行が中小企業に対して融資を積極的でなかったため、 それなりの存在感もあったのですが、 開業をした頃になると、他の銀行が中小企業への融資に熱心になったことと、 融資額が当初こそ数千万円レベルだったのが、数百万円レベルの小額融資しかしなくなり、 何と言っても金利が新規取引の場合、大抵10%以上15%位のレベルなので、 良い顧客、つまり良い会社の顧客を取り込むことができず、 開業以来ずっと赤字経営を続けている銀行で