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ブックマーク / movie.maeda-y.com (2)

  • 超映画批評『華氏119』20点(100点満点中)

    『華氏119』20点(100点満点中) 監督製作脚:マイケル・ムーア ≪批判するならしっかり対立軸を打ち出せ≫ 「華氏119」は、左派文化人として有名なマイケル・ムーア監督がかつてブッシュ大統領の再選を阻止するべく公開した「華氏911」に続く、2018年中間選挙でトランプの共和党勝利を阻むために作ったプロパガンダ作品である。 マイケル・ムーアといえば、巨悪に対して軽妙なユーモアで皮肉り、どぎつい突撃取材で名を挙げたドキュメンタリー作家。大衆の溜飲を下げるにふさわしい切れ味の取材と批判精神、そして時には現実を変えるほどの影響力を持つ、労働者のヒーロー的存在である。 そのムーア監督が、中間選挙の前にこのタイトルで作る映画なのだから、相当なトランプ批判と、その後の世界を見せてくれるとだれもが期待する。プロパガンダだから多少の偏りや我田引水は計算のうち、重要なのはどれだけ痛快にトランプ(あるいは

    kj-54
    kj-54 2019/11/18
    “左派文化人として有名なマイケル・ムーア監督がかつてブッシュ大統領の再選を阻止するべく公開した「華氏911」に続く、2018年中間選挙でトランプの共和党勝利を阻むために作ったプロパガンダ作品である”
  • 超映画批評「あさひなぐ」60点(100点満点中)

    「あさひなぐ」60点(100点満点中) 監督:英勉 出演:西野七瀬 桜井玲香 乃木坂46ファンが増えそうなアイドル映画だが情熱が足りない こざき亜衣の同名人気漫画の実写化にして、乃木坂46を多数出演させたアイドル映画「あさひなぐ」は、アイドルファン向けの堅実なつくりではあるものの、その先を狙えたにもかかわらず到達できなかった残念な一でもある。 高校一年生の東島旭(西野七瀬)は、中学では美術部だったが、痴漢から助けてくれた2年生の宮路真春(白石麻衣)にあこがれ、なぎなた部に入部する。想像以上に厳しい練習についていくのもやっとの旭は、3年生が最後の大会で國陵高校の一堂寧々(生田絵梨花)に惨敗したのを見てショックを受ける。 「あさひなぐ」のいいところは、映画の最初で「これはアイドルオタクの男性向けの映画ですよ」と宣言するところだ。具体的には乃木坂の人気者、西野七瀬に変態のちんこを見せて笑わせる

    kj-54
    kj-54 2017/09/28
    『ああ映画ってすげえな、俺たちの乃木坂をこんなに格好良く撮ってくれた、ハリウッド映画のヒロインよりすげえよ──そんな風に感動させられる好機だという意識が、はたして作り手にあったのか』前田有一
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