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ブックマーク / kangaeruhito.jp (3)

  • 追悼・橋本治 編集長が選ぶベスト10(6~10位) | HTML版メールマガジン | Webでも考える人 | 新潮社

    初回から好評の芥川賞作家・小山田浩子さんのランチエッセイ、第2回もランクイン。ただ近所のラーメン屋さんに出かけて、ラーメンべているだけなのに、小山田さんの手にかかると、妙に味わい深い光景に……。 これから二週にわたり、「考える人」が雑誌創刊以来ずっとお世話になり、また私個人も、高校時代から読み続け、「新潮」編集部の15年来の担当だった、橋治さんのを10作品紹介したいと思います。 橋治さんの著作は数のみではなく、扱ってきた分野を考えても、とてつもなく大きな存在です。小説、壮大な長編小説、超短編小説、古典の翻訳、源氏物語のリメイク、平家物語のリメイク、文学史の書き換え、美術史の書き換え、政争史の書き換え、少女マンガ論、世相論、時評、文学論、少女マンガ論、人生相談、歌舞伎・浄瑠璃・義太夫など古典の書き換えと解説、こんなに射程の広い作家を他に知りません。 膨大な著作より、現在入手困難なも

    追悼・橋本治 編集長が選ぶベスト10(6~10位) | HTML版メールマガジン | Webでも考える人 | 新潮社
  • 「銀ブラ」 | 分け入っても分け入っても日本語 | 飯間浩明 | Webでも考える人 | 新潮社

    「銀ブラ」とは何のことですか。答え、東京の銀座通りをぶらぶらすること。 と、分かっている人には1行ですむ話が、近頃はややこしくなっています。「銀ブラの語源は別にある」とする珍説が、インターネット上に拡散しているからです。その珍説とは、「『銀ブラ』は、銀座でブラジルコーヒーを飲むことだ」というもの。これはまったく根拠のない説で、厳しいことばを使えば「ガセ」と形容すべき説です。 今回の狙いは、「銀ブラ」の語源の確認にとどまりません。情報が「ガセ」かどうかを判断する方法や、「ガセ」を容認する危険についても触れます。 まずは、「銀ブラ」の語源。これは辞書に当たるのが基です。『日国語大辞典』第2版に出てくる最古例は『新らしい言葉の字引』(1918年)という新語辞典で、〈銀ブラ 銀座の街をぶらつく事〉とあります。大正生まれの新語です。 俗語辞典の類では、『秘密辞典』(1920年)にも〈【銀ぶら】銀

    「銀ブラ」 | 分け入っても分け入っても日本語 | 飯間浩明 | Webでも考える人 | 新潮社
    kj-54
    kj-54 2018/12/20
    “「諸説あります」というエクスキューズをつけて、責任を回避しようとしています。でも、合理的な説とまったくのガセを混同するずさんさは罪深く、「諸説あります」と言って逃げることは許されません”
  • 「文藝評論家」小川榮太郎氏の全著作を読んでおれは泣いた | 「文藝評論家」小川榮太郎氏の全著作を読んでおれは泣いた | 高橋源一郎 | Webでも考える人 | 新潮社

    9月21日・金曜日の夜、「新潮」編集部から電話がかかってきた。おかしいな、と思った。今月は締め切りがないはずなんだが。イヤな予感がした。おれは、少しの間ためらった後、電話に出た。案の定だ。「新潮45」問題について書いてくれ、というのである。確かに、おれは、その問題についてツイッター上で少しだけ発言をした。それだけだ。面倒くさいし、何のためにもならない。一晩考えさせてくれ、といっておれは電話を切った。でも、おれは引き受けることになるだろう、と思った。「面倒くさくて何のためにもならないことは引き受けろ」は、高橋家の家訓なのである。 書くことを引き受けてすぐ、「新潮45」の休刊が決まった。この問題については、考えなければならないことが多すぎる。休刊の是非、雑誌や出版社、あるいは著者のあるべき姿、休刊の直接的な原因となったであろう小川榮太郎氏の論文の問題点、当該特集号の各投稿それぞれが抱えている異

    kj-54
    kj-54 2018/10/19
    高橋源一郎
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