米オラクルは2014年4月15日(米国時間)、Javaの実行・開発環境である「Java 7(Java SE 7)」や「Java 8(Java SE 8)」などに複数の脆弱性が見つかったことを明らかにした。細工が施されたWebサイトにアクセスするだけで、PCを乗っ取られるなどの被害に遭う恐れがある。対策は、最新版にアップデートすること。 プログラミング言語JavaのプラットフォームであるJava SE(Java Platform Standard Edition)は、Javaで作成されたアプレットやアプリケーションの実行環境や開発環境のパッケージ。実行環境のJRE(Java SE Runtime Environment)と、開発環境のJDK(Java SE Development Kit)が含まれる。Java SEには、危険な脆弱性がたびたび見つかり、Web経由の攻撃などに悪用されている。