2010年08月23日22:30 カテゴリ書評/画評/品評Math 群の叡智 - ガロア理論を知るための三作 技術評論社成田様より献本御礼。 天才ガロアの発想力 小島寛之 『天才ガロアの発想力』出ました! - hiroyukikojimaの日記 「意欲的な中学生なら理解できるぜ」を目標に書いた ガロアが「自分終了のお知らせ」の前に「あれ」を見つけたのは、まだ10代の頃。 天才の業績を再現するのに天才である必要は必ずしもない。ニュートン力学だって高校生で習うではないか。さすればガロアの理論だって中学生に理解できるように再構成できるはずである。 本書は、それをやった。 とはいえ、物足りなさもあるので本entryではさらに二冊紹介することにする。 「天才ガロアの発想力」は、ガロアが「あれ」をどう解いたのかを説いた本としては、おそらく現時点で世界一簡潔な一冊。 目次 - 書籍案内:天才ガロアの発想
メインページ / 更新履歴 数学:物理を学び楽しむために 更新日 2023 年 11 月 6 日 (半永久的に)執筆中の数学の教科書の草稿を公開しています。どうぞご活用ください。著作権等についてはこのページの一番下をご覧ください。 これは、主として物理学(とそれに関連する分野)を学ぶ方を対象にした、大学レベルの数学の入門的な教科書である。 高校数学の知識を前提にして、大学生が学ぶべき数学をじっくりと解説する。 最終的には、大学で物理を学ぶために必須の基本的な数学すべてを一冊で完全にカバーする教科書をつくることを夢見ているが、その目標が果たして達成されるのかはわからない。 今は、書き上げた範囲をこうやって公開している。 詳しい内容については目次をご覧いただきたいが、現段階では ■ 論理、集合、そして関数や収束についての基本(2 章) ■ 一変数関数の微分とその応用(3 章) ■ 一変数関数の
メインページ / 質問や疑問への回答 / 訂正 / 補充問題 統計力学 I, II(培風館、新物理学シリーズ) 更新日 2009 年 9 月 11 日 広大に思える地球も宇宙の中のごく小さな惑星の一つに過ぎないという事実を知って愕然としない人はいないだろうが、しかし、より身近な(つもりになっている)身の回りの全ての物体やわれわれ自身の肉体までもが、百種類ほどの原子(あるいは、陽子と中性子と電子)が集まってできたものだという言明は、人間の自然な精神にとって、より受け入れがたいものではないだろうか? そして、いったんこの事実を認めてしまえば、われわれの日常世界での体験のほとんどすべてが深遠な科学的な謎になる。 なぜ岩はしっかりと硬いのか、なぜ水は冷たくさらさらと流れるのか、なぜ木々は緑で空は青いのか? さらには、自分の体は「粒」からできてるはずなのに、なぜ本人は「粒」らしく感じないのか? この
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