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ブックマーク / nishiohirokazu.hatenadiary.org (12)

  • プログラミングシンポジウムでの情報教育の議論について - 西尾泰和のはてなダイアリー

    今年のプログラミングシンポジウムの夜のセッションでは情報教育についての熱い討論が行われました。その場で出た「この議論に関してブログなどに書くことは有益」という意見に賛成なのでこの記事を書きました。 手段の良しあしを議論するためには、まず「その手段を行うことでで達成したい『目的』は何なのか」が明確である必要があります。そうしなければ「手法Xは(目的Aのために)有益だ」「いや、手法Xは(目的Bのためには)有益ではない」という無意味な水掛け論につながるからです。 以前、首藤先生が指摘されたことですが、プログラミング教育の目的は少なくとも3つあります。「プログラミングのやり方の教育」「コンピュータ科学教育」「プログラミング行為の楽しさの伝道」です。 「『プログラミング教育』とひとくくりにされていて、違いが認識されていないことは、不幸のもとかもしれない」(首藤先生) この意見に私も賛成です。 2番目

    プログラミングシンポジウムでの情報教育の議論について - 西尾泰和のはてなダイアリー
    koemu
    koemu 2016/01/12
    最後の節はそのとおりだと思う
  • 首都大学東京の「情報通信特別講義」で話してきました - 西尾泰和のはてなダイアリー

    首都大学東京システムデザイン学部1-2年生配当科目「情報通信特別講義」で1時間半の講義をしてきました。 講義資料はアンケート結果をもらってから加筆して公開する予定です。 今回、複数人の講師による講義でした。 明日と明後日、首都大南大沢キャンパスで豪華なトーク(@mamoruk, @nishio, @uchumik, @unnonouno, @hitoshi_ni, @overlast)があり、学外の方もご自由に参加可能とのことです。ぜひ。 http://t.co/ysUl44hiAl— 梶原智之 (@moguranosenshi) 2015, 9月 7 小町先生が他の講師の講義も含めて #tmutalks というタグでツイートしています。首都大学東京システムデザイン学部1-2年生配当科目「情報通信特別講義」 - Togetterまとめ 自分のTweetまとめ 講義の後の質疑・雑談や他の講師

    首都大学東京の「情報通信特別講義」で話してきました - 西尾泰和のはてなダイアリー
    koemu
    koemu 2015/09/10
    特に、コネと流行ものについて。西尾さんはいつも深く掘り下げているんだな…
  • クリーンランゲージについて - 西尾泰和のはてなダイアリー

    クリーンランゲージの解説を書きました。

    クリーンランゲージについて - 西尾泰和のはてなダイアリー
    koemu
    koemu 2015/02/20
    来週必要になりそうな機会があるので、早速実践してみる。
  • 名古屋大学で講演した「学び方のデザイン」の講義資料を公開しました - 西尾泰和のはてなダイアリー

    名古屋大学で情報系の学生さんを対象として講演した「学び方のデザイン 名古屋大学版」の講義資料を公開しました。 こちらが講演に使ったままのスライドです。 こちらが音声でやりとりした情報を書き足したものです。こちらのほうが読み物としては話の流れがわかりやすいかとは思いますが、細かい字がたくさんあります。 参加者の皆さんに書いていただいたアンケート用紙の質問には、この後ボチボチと答えていきます。 Q: コンピュータは増強された人間に勝てなくなってしまうのか? 複数の部品からなるシステムは継ぎ目でオーバーヘッドが生じがちです。「人間+コンピュータ」システムも、継ぎ目のオーバーヘッドが大きいので、人間があまり有用な働きをしないようなタスクについてはコンピュータだけでやったほうが効率がいいでしょうね。例えばパケットのルーティングとか。 Q: 「知識が少ない人」は知識が当に少ないのか?年齢の差以外に何

    名古屋大学で講演した「学び方のデザイン」の講義資料を公開しました - 西尾泰和のはてなダイアリー
    koemu
    koemu 2014/11/20
    質疑応答のまとめが素晴らしい
  • エンジニアの学び方:小崎さんインタビュー編のまとめ - 西尾泰和のはてなダイアリー

    「続・エンジニアの学び方 | サイボウズ式」連載の第2回〜第9回で小崎さんのインタビューを掲載しました。第9回で完結しましたので、ここでまとめて振り返ってみたいと思います。 実はこのインタビューは5月22日に行われたので、僕にはその後4ヶ月間学んだことを実践する時間がありました。それも加筆してあります。 第2回 毎日ちょっとでもやることが大事で、そのために「Google検索と同じ速度でソースコードが見られる」などの「最初の一歩を踏み出しやすくする仕組み」を用意しておくという話でした。 僕はBookscanで書籍を電子化していたのですけども、この話を聞くまではデータはクラウド上にあり「必要だと思った時にダウンロードする」という仕組みでした。この話を聞いてから、全データを手元に保管していつでも読めるようにし、さらに全部テキスト化して一つのフォルダに入れて手軽に横断検索ができるようにしました。こ

    エンジニアの学び方:小崎さんインタビュー編のまとめ - 西尾泰和のはてなダイアリー
    koemu
    koemu 2014/10/03
    西尾さんお疲れさまでした 次回も楽しみにしています!
  • 例えば「写経」という言葉を避けてみる。 - 西尾泰和のはてなダイアリー

    サイボウズ式「続・エンジニアの学び方」の第5回が公開されました。この回では、小崎さんが「どうしてコードを読もうと思ったのか」と、コードを読むために新しい言語を学ばなければいけない場合に「どうやって学ぶか」を聞きました。 ところで、小崎さんは自分の学び方を「写経」と読んでいて、僕もこの用語は自然に理解できるのですが、公開後のTwitterの反応を見ていると「写経と呼ぶことが嫌」もしくは「仏教での写経の印象で、内容を勘違いしている」という事例がいくつも見つかりました。 プログラミングの学習法としての「写経」という言葉は色々な書籍で使用されています。例えば「100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊」の70ページでは「まず写経することから始めた」というエピソードが紹介されています。また「改訂新版 コンピュータの名著・古典100冊」の99ページでは「技術書の内容にそって深い

    例えば「写経」という言葉を避けてみる。 - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • 「原稿を書いては消ししている」という状況を解決するには - 西尾泰和のはてなダイアリー

    「原稿を書いては消し書いては消ししていて全然進まない」という話をよく聞きます。 これって「よくない精神状態」にハマり込んでいると思います。 考えてみましょう。人間が脳内で保持できる情報はどれくらいでしょう?原稿に文章Aを書いて、しっくりこないので消して、文章Bを書いた後で、文章Aのことをどれくらい覚えていますか?文章Aを書いている時に何を伝えることが重要だと考えていたか覚えていますか? 「書いて消して」を繰り返している間、時間は消費されていますが、何も蓄積されていません。何も蓄積されないのであれば、問題はやさしくなったりはしません。ずっと同じ難易度のまま、あなたの前に立ちふさがり続けます。 原稿と戦っているうちに視野が狭くなって、自分が「よくない精神状態」にハマり込んでしまっていることを自覚できなくなるのは怖いことです。さらにはTwitterで愚痴ったり、ネットサーフィンをしてこんなサイト

    「原稿を書いては消ししている」という状況を解決するには - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • 「キャリア戦略論 - 人・生き方・働き方の多様性」講義資料を公開しました - 西尾泰和のはてなダイアリー

    10月19日に灘校土曜講義にて、キャリア戦略に関して多様性にフォーカスして1時間半の講義をしました。講義資料を一部公開します。 参加者のみなさんがアンケートに書いてくれた感想は、全部目を通しました。一点、僕がうまく伝えられてなかったらしきところがあるのでここで補足します。 「マジック・ザ・ギャザリング」と「プログラミング」のどちらがよいか 「マジック・ザ・ギャザリングに時間をさくよりプログラミングを学ぶべきという趣旨か?」という質問がありました。いいえ、違います。 中学高校時代の時間を投資する対象として「マジック・ザ・ギャザリング」(MtG)が「プログラミング」よりも劣ると主張したようなとらえられ方をしてしまったようですが、そう主張したいわけではありません。僕がプログラミングに時間を投資したのは「将来役に立つ」とおもったからではなく、単にそれが楽しかったからです。MtG投資している人も、

    「キャリア戦略論 - 人・生き方・働き方の多様性」講義資料を公開しました - 西尾泰和のはてなダイアリー
    koemu
    koemu 2013/10/21
    前半の自閉症スペクトラムの話も面白い。
  • やる気を出すシステム5000ユーザ突破記念エントリー - 西尾泰和のはてなダイアリー

    ひっそりと運用していた質問に答えるとやる気を出すためのアドバイスをしてくれるシステムがつい先日で5000ユーザーを突破しました。このシステムのおかげでやる気が出たという方も2000人いるようで、作ったかいがあったというものです。 ところでこのシステムは、用意した回答の中から適切なものが見つけられなかった場合に「なぜやる気がでないのだと思いますか?」と自由記述で問いかけて、あらためて自分の気持ちを見つめてもらうというのをやっています。これだけデータが集まってくると、この自由記述の中にも共通のパターンが見えてきます。そこで、5000ユーザ突破記念ということでいくつかピックアップして解説します。 自虐的レッテル貼り 「なぜやる気がでないのだと思いますか?」という質問に対して「ぐーたらだから」「クズだから」「怠け者だから」「ダメ人間だから」「いつまでたっても一人前の仕事ができないから」という種の回

    やる気を出すシステム5000ユーザ突破記念エントリー - 西尾泰和のはてなダイアリー
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    koemu 2013/09/02
    時々、お世話になっています。
  • プログラミング学習手段としての写経について - 西尾泰和のはてなダイアリー

    あるブログが「写経には効果がない」という趣旨のことを書いていて「何を言ってるんだ?」と思いじっくり読んでみたら、彼の言う写経は「動くとわかってる10000行のコードを何も思考せず作業として書き写すこと」を指しているようだった。「そんなわけないじゃん」と笑ってから「もしかして世の中は写経をそういう捉えてるのか?」と不安になった。 写経は自分の中にモデルを作るための行動で、他のもっと効率のよい方法と比べた場合の利点は「自分の中にモデルがなくても使える」点に尽きる。全く知識ゼロでいきなり「自分で考えて書く」ができる人はいない。考えるための材料となる知識をまず脳内に運び込む、それが写経だ。 写経の過程で大事なことは以下の3つだ。 1: 早く学びが得られるように、なるべく小さいコードで実験し、すぐに結果を確認する。 2: 疑問に思ったこと、考えたこと、気づいたことを書き留める。どうしてこういう書き方

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    koemu
    koemu 2013/03/27
    初学者に、スペース一つを間違えても動かない「プログラム」のもどかしさと、奥深さを伝えられる良い手法だと思っています。
  • やる気が出ない人の心理学 レバレッジメモ - 西尾泰和のはてなダイアリー

    このは人間の絶望・無気力・おっくうの原因の解説書ではない。無気力になる傾向を持つ人が、どうやってそこから抜けだして元気に生きられるかというである。無気力になる傾向を持つ人には私も入っている。 この記事は筆者の『「やる気がでない人」の心理学』を読んだ際の読書メモです。 追記: このエントリーの内容を元に平均10問の質問に答えるだけであなたの状況に合わせたアドバイスをする人工知能を作りました。オススメです。 セリグマン人が書いた(の翻訳)としては世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生とかがいいのかな。 前回、同じ著者(加藤諦三)の不安のしずめ方 40のヒント(レバレッジメモ)を読んで意外とよかったので別のを買ってみた。「やる気がでない人」の心理学 セリグマンの論文から引用しつつ、人間が無気力になる原因などについて解説した。セリグマンの元々の実験の話が明

    やる気が出ない人の心理学 レバレッジメモ - 西尾泰和のはてなダイアリー
    koemu
    koemu 2012/11/28
  • 僕のサイボウズラボでの仕事について - 西尾泰和のはてなダイアリー

    よく質問されるけども、いつもうまく答えられない。 今回、ちょっといい説明方法が思いついたのでメモしておく。 僕のサイボウズラボでの仕事は、3年で1個の「イノベーティブななにか」を作ること。そして、そのために3年で10個の「リリースできるサービス/利用できる技術」を作ること。そしてそのために3年で100個の「プロトタイプ」を作ること。そしてそのために3年で1000個の「新しいアイデア」を思いつくこと。 逆に言えば、3年で1000個思いつき、100個作り、10個リリースして、1個のイノベーションを起こすこと。 イノベーションは狙って起こすことができないので、こうやるしかないのだと思う。当は、1000個の「新しいアイデア」を出すために10000個の「既存のアイデア」を学ぶべきなのだけど、そこはまだまだ追いついていない。 - あ、なんかブックマークがいっぱいついてる…。誤解がないように補足してお

    僕のサイボウズラボでの仕事について - 西尾泰和のはてなダイアリー
    koemu
    koemu 2007/12/25
    アイディアの数をいっぱい出すことからはじめる
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