めちゃくちゃ頭のよかった高校の同級生。 最高峰の国立大(理系)に行き、大手メーカーに就職。 顔もハーフ系で可愛く、モデル体型、 性格も明るく、優秀なのに嫌味もなく、どこをどう取っても申し分ない。 少々恋愛に不器用なところがあり、恋人はなかなかできないようではあったが…。 私は彼女にあこがれていた。スーパースターだった。 その彼女が、片田舎の地元に帰って一年がたった。 小さな会社の事務として働いているという。 彼女と数年ぶりにのみに行き、こんなことを聞いた。 「前の会社では専門職の為女性が少なく、ロールモデル不在だった。 結婚して退職するか、(相手はエリートの人じゃないとごちゃごちゃ陰で言われるとか) バリバリキャリアを積んでいくのか2択を強要されている気がした。 今思えば、違う道を私が作ればよかったんだけど、 その時は追い込まれてそうしか思えなくて。 勉強や仕事は好きだけど、人に指導したり