今回登場する小島えりは、羽田事業部パッセンジャーサービスに属する空港スタッフである。JALで働いて丸3年を迎える。空港ではチケット発券、チェックイン、手荷物の預かり、ゲートでの搭乗案内、さらにはラウンジの受付と、我々が思う以上に、多くの仕事をこなしている。今回の一連のインタビューを受けてくれた役員・社員の中では最年少だ。 「親方日の丸」と 言われたこともありました ――小島の入社は2009年だから、それからというものJALは激動続きだった。JALの経営危機報道合戦がし烈になるなかで、空港スタッフの彼女たちは最前線で顧客と直接に向き合った。 羽田事業部パッセンジャーサービス・小島えり「JALフィロソフィで一番好きな言葉は、一人ひとりがJAL」 Photo by Kazunori Ogura 小島 マスコミの方が連日のように空港に来ました。JALの経営危機が盛んに報道されていたので、お客様には