今年4月の消費税率引き上げに伴い、たばこ1箱(20本入り)の販売価格が10~20円値上げされることが7日、正式に決まった。 財務省が同日までに、国内大手3社の価格改定を認可した。値上げ対象はいずれも紙巻きたばこで、日本たばこ産業(JT)が「メビウス(マイルドセブン)」を含む92銘柄、フィリップ・モリス・ジャパンが「マールボロ」など79銘柄、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンが62銘柄。 代表的な銘柄の4月以降の価格は、メビウスは20円高い430円、マールボロは3銘柄が10円値上げし、450~460円になる。ほかの銘柄は20円高い460円となる。「ケント」は10円高くなり、410円か420円となる。