すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 雑誌『文藝春秋』8月号に湯浅誠さんが「社会保障費1兆1千億円カットの衝撃 貧困大国ニッポン~ホワイトカラーも没落する」を書いています。 今回、湯浅さんが強調しているのは、「世の中全体が地盤沈下し、貧困ラインが相対的にせり上がってきていること」「日本はひとつ間違うと、一気に貧困へと落ちていく」「それは、正規雇用者、ホワイトカラーであっても例外とは言えなくなっている」という点です。 大企業で働く中核的正規労働者は、「非正規社員に比べ、高い給料を払っているのだから」とばかりに、長時間のサービス残業を余儀なくされ、うつ病、過労死、自殺など「『正社員=勝ち組』という構図は大嘘」と言うほかない過酷な状況に追い込まれており、「労働者の非正規化が進んでいくことは、労働環境総体の劣悪化につ