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ブックマーク / lanopa.sakura.ne.jp (3)

  • 皆川ゆかさんからのメール

    早見さま 御無沙汰しております。 Aliaへの掲載、おめでとうございます。サイトの写真を見ました。早見さん、かっこいいです。 かくいう私は、『真タロ8』の『《吊るされた男》、そして……』上下巻が4月末に発行され、5年ぶりに小説の書き下ろしを出すことができました。ちなみに、この、帯に堂々と「SF」と入れてあります。ヤングアダルトでSFと銘打つのは無理だといい続けた作家さんたちへのちょっとした挑戦でもあります(笑)。 まぁ、無視されるかもしれませんが、ヤングアダルトでSFを名乗ったという事実は残りますから。 さて。 このたびメールしましたのは、「このライトノベルがすごい!」の秋元文庫についての記述を遅ればせながら読ませていただいたことによります。 じつのところ、私はティーンズハートだけでなく、秋元にも縁がありますので、想い出とともにつらつらとしたためてみた次第。すでにお話ししたことも多いかと

    miruna
    miruna 2015/02/12
  • 早見裕司 ジュニアの系譜

    第1回  それは秋元文庫から始まった 第2回  そしてジュニア文庫が生まれる 第3回  ソノラマとコバルト 第4回  ノヴェライズの時代 第5回  ジュニア小説のビッグウェーブ 第6回  花井・倉橋・林葉 ~ティーンズハートの三柱~ 第7回  ティーンズハートの作家たち(1) 第8回  ティーンズハートの作家たち(2) 第9回  バブル期のジュニア文庫(1) 第10回  バブル期のジュニア文庫(2) 第11回  スニーカー文庫からの流れ (番外編)  皆川ゆかさんからのメール 第12回  80年代後半のコバルト文庫について および蛇足

    miruna
    miruna 2014/10/11
  • 冲方丁『マリア様がみてる』論

    《複雑なのか単純なのか、人間関係って奥が深い》 『マリア様』のテーマは、上の一文に端的にあらわれている。 人の喜びや期待、寂しさや悲しみといった感情の多くは、人間関係から生じる。自分が何者であるかという自己意識も、他者との関係の中で浮き彫りにされて初めて現実的なものとなる。他者の批判によって自己意識が削がれる場合もあれば、 《自分勝手な想像をしていじけてみたりしたけれど、みんながみんな、祐巳に対して批判的な感情ばかり抱いてはいないらしい》 というように、他者の態度によっては否定的だった自意識も、肯定的なものへと転ずる。 そうした心の変化に明確な段落と道筋をもうけること――それが成長であり教育である。 『マリア様』における人間関係は「姉妹(スール)」という制度を中心に描かれる。修道女(シスター)に代わって学生自身に指導を任せるという制度で、「姉妹宣言」「姉妹の契り」とあるように、誰と姉妹にな

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