タグ

ブックマーク / www.webdoku.jp (11)

  • 【訃報】吉野朔実さん - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌

    の雑誌」で〈吉野朔実劇場〉を連載中の吉野朔実さんが、ご病気のため4月20日にご逝去されました。 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

    miruna
    miruna 2016/05/02
  • 第2章 6)だいたいソマリランド最高峰登頂記 - 謎の独立国家ソマリランド

    未知を愛するノンフィクション作家・高野秀行が見つけた新たな未知は、「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリアのなかにある謎の独立国家「ソマリランド」だった。 そこは崩壊国家の一角で独自に内戦を終結し、複数政党制による民主化へ移行した平和な国だという。当なのだろうか? 情報はほとんどなく、確かめるには自分の目で見てみるしかない。高野秀行の渾身の辺境旅が始まった。 ホテルのオーナーの言うとおり、エーリガーボは朝晩がかなり冷えた。私は六時頃、ベッドで毛布にくるまりながら、「当に今日シンビリス山に行けるんだろうか......」と案じていた。 私たちがエーリガーボにやってきた最大の目的は避暑のためでもワイルドな雰囲気を味わうためでもなく、ソマリランド最高峰のシンビリス山に登るためだった。 せっかく未確認国家に行くのだから、観光名所を見物する以外に何か人に自慢できるようなことをしてみたかった。あれこれ考

    miruna
    miruna 2013/02/05
    卑弥呼の墓!
  • 第2章 3)知られざる覚醒植物カート - 謎の独立国家ソマリランド

    未知を愛するノンフィクション作家・高野秀行が見つけた新たな未知は、「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリアのなかにある謎の独立国家「ソマリランド」だった。 そこは崩壊国家の一角で独自に内戦を終結し、複数政党制による民主化へ移行した平和な国だという。当なのだろうか? 情報はほとんどなく、確かめるには自分の目で見てみるしかない。高野秀行の渾身の辺境旅が始まった。 ソマリランドの謎は多々ある。  なぜソマリランドは内戦を終結できたのか? なぜ同じソマリ人なのに南部ソマリアはそれができないのか。ソマリランドの財政的基盤は何か? ソマリランドは当に治安がいいのか? よいとすればどうしてなのか?  日に帰国してから多くの人にこういう点を訊かれた。誰もそれを知りたいところだ。私も知りたかったが、すぐにわかったわけではない。少しずつソマリランド人(あるいはソマリ人)の中に入っていってわかってきたのだ。そ

    miruna
    miruna 2013/02/05
  • 第2章 2)天変地異には要注意 - 謎の独立国家ソマリランド

    まず、ハルゲイサから車で北に一時間ほどの場所にある「ラス・ゲールの洞窟壁画」。大きな洞窟や岩室に、ヒトや動物が赤い染料で描かれている。写真でみるかぎり、世界遺産にも指定されているアルジェリアのタッシリ・ナジェール、あるいはリビアのタドラルト・アカクスにある洞窟壁画に似ている。ただ、ラス・ゲールの方は抽象度が高く、ピカソが影響を受けたようなアフリカの伝統美術と同質のものを感じる。私は断然こっちのほうが好きだ。ソマリ人の美のセンスはここから来ているんじゃないかなどと思ってしまう。  ヨーロッパの研究グループが調査を始めており、とくに牛を崇拝する儀式を描いたものが多いと解釈されているとか。私が興味を惹かれたのはキリンの絵があったこと。かつてはここにキリンもいたのである。今はからからに乾燥していて、キリンも牛も住める環境ではない。  お次は「ガアン・リベ(ライオンの手)」という名の絶景スポット。こ

    miruna
    miruna 2013/02/05
    "「異教徒のままだと地獄に落ちるから早くイスラムに改宗した方がいい」 「あんたらのカンフーネームを教えてくれ」"
  • 第2章 奇跡の平和国家の秘密 - 謎の独立国家ソマリランド

    未知を愛するノンフィクション作家・高野秀行が見つけた新たな未知は、「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリアのなかにある謎の独立国家「ソマリランド」だった。 そこは崩壊国家の一角で独自に内戦を終結し、複数政党制による民主化へ移行した平和な国だという。当なのだろうか? 情報はほとんどなく、確かめるには自分の目で見てみるしかない。高野秀行の渾身の辺境旅が始まった。 1.ソマリランド観光案内  ベルベラでの海賊取材が終わると、私たちは日帰りや一泊の小旅行を繰り返した。その合間には「フリータイム」と称してハルゲイサ市内を散策。ほとんど観光旅行である。  すべては大統領スポークスマンであるサイードの作った旅程に従ったまでだ。まるで老舗の寿司屋で「お任せ」を頼んだように次から次へと目を瞠るものが出てくる。唯一の誤算はこの「お任せ」が老舗の寿司屋並みによいお値段がしたことくらいで(しかも合計額はあとになって

    miruna
    miruna 2013/02/05
  • 6)海賊に拉致されたドイツ人と刑務所の海賊 - 謎の独立国家ソマリランド

    港湾の取材を終えると、ワイヤッブがふと「最近、海賊に拉致されたドイツ人夫婦がいるらしい」と言い出した。港湾局の人間に聞いたのだという。  ソマリランドには海賊はいないはずじゃないのか。どうしてそんな人たちがいるのか。 不思議に思いつつ、暑さでぼーっとしていると、水辺で白人とおぼしき中高年の男女がヨットで何か作業をしているのが目に入った。 「あ、あれだ!」もともとジャーナリストなだけにこういうときのワイヤッブの勢いは凄まじい。「マスコミには何も喋りたくない」というドイツ人を強引に説得し、私たちは港湾局のオフィスで話を聞くことになった。  夫はユルゲン・カントナーさん、62歳。色あせてボロボロの赤いTシャツに、これまたくたびれたキャップをかぶり、髪も髭もぼうぼう。ドイツ人としては小柄なほうだろうが、手の指だけが別の生物のように太い。いっぽう奥さんのサビネ・メルツさん(52)は、ドイツの地方都

    miruna
    miruna 2013/02/05
    バーチャル国家
  • 第2章 7)ソマリランドが和平に成功した本当の理由 - 謎の独立国家ソマリランド

    未知を愛するノンフィクション作家・高野秀行が見つけた新たな未知は、「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリアのなかにある謎の独立国家「ソマリランド」だった。 そこは崩壊国家の一角で独自に内戦を終結し、複数政党制による民主化へ移行した平和な国だという。当なのだろうか? 情報はほとんどなく、確かめるには自分の目で見てみるしかない。高野秀行の渾身の辺境旅が始まった。 ソマリランドがいかに内戦を終結させ、和平を実現したかという話はこれまでにもワイヤッブから折に触れては聞いていた。 「木陰で話し合い」という簡単なものでは無論ない。何度も繰り返し、話し合いの場が持たれているし、せっかく合意した和平は2回も潰れている。3回目でなんとか最終的な和平にこぎつけたのだ。 旧ソマリア時代、首都モガディショの独裁政権は北部の民衆を弾圧。北部のマジョリティであるイサック氏族が反政府ゲリラを組織して立ち上がりソマリア政府

    miruna
    miruna 2013/02/05
    戦争の仕方
  • <謎の独立国家ソマリランド」高野秀行|WEB本の雑誌

    謎の独立国家ソマリランド 未知を愛するノンフィクション作家・高野秀行が見つけた新たな未知は、「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリアのなかにある謎の独立国家「ソマリランド」だった。 そこは崩壊国家の一角で独自に内戦を終結し、複数政党制による民主化へ移行した平和な国だという。当なのだろうか? 情報はほとんどなく、確かめるには自分の目で見てみるしかない。高野秀行の渾身の辺境旅が始まった。 「謎の独立国家ソマリランド」は書籍になりました。 「アフリカの角」の全貌を描いた世界衝撃の刮目大作『謎の独立国家ソマリランド』高野秀行著(の雑誌社刊)2月18日搬入! →詳細・ご購入はこちらから 宮崎駿監督のアニメ「天空の城・ラピュタ」というアニメをご存じだろうか。 空にラピュタという幻の国が浮かんでいる。ほとんどの人はその存在を知らないし、そこへ行くこともできないのだが、主人公の少年はたまたまラピュタの王族

    miruna
    miruna 2013/02/05
  • 第2章 4)ソマリランドはなぜ治安がいいのか - 謎の独立国家ソマリランド

    未知を愛するノンフィクション作家・高野秀行が見つけた新たな未知は、「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリアのなかにある謎の独立国家「ソマリランド」だった。 そこは崩壊国家の一角で独自に内戦を終結し、複数政党制による民主化へ移行した平和な国だという。当なのだろうか? 情報はほとんどなく、確かめるには自分の目で見てみるしかない。高野秀行の渾身の辺境旅が始まった。 ほんとうの「カート宴会」に初めて参加したのはベルベラだった。私たちは一連の小旅行を終え、今度はソマリランド国内でも「辺境」として知られる「東」への旅に出ていた。  ソマリランドには舗装道路がいくつもない。東へ行く街道はたった一つだ。だから行きたくないのに毎回、ベルベラを通らねばならない。  しかも東行きのときは、ハルゲイサを出て一時間もしないうちに車のショックアブソーバーが壊れた。修理および部品交換のため、酷暑のベルベラで午後を過ごすは

    miruna
    miruna 2013/02/05
  • 作家の読書道 第126回:須賀しのぶさん|作家の読書道|WEB本の雑誌

    『ハンカチの上の花畑 (日の創作児童文学選)』 安房 直子 あかね書房 1,404円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub LawsonHMV honto 『右むけ、左! (児童読物傑作集―青葉学園物語)』 吉 直志郎 ポプラ社 商品を購入する Amazon HonyaClub LawsonHMV honto 『三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)』 吉川 英治 講談社 821円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub LawsonHMV honto 『芙蓉千里』 須賀 しのぶ 角川書店(角川グループパブリッシング) 1,728円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub LawsonHMV honto 『エリア88 (1) (MFコミックス―フラッパーシリーズ)』 新谷 かおる メディアファクトリー 商品を購入する Am

    作家の読書道 第126回:須賀しのぶさん|作家の読書道|WEB本の雑誌
    miruna
    miruna 2012/07/26
  • 2月8日(火) - 帰ってきた炎の営業日誌|WEB本の雑誌

    『絶対領域』 青山 裕企 一迅社 3,999円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 『世にも不思議なソコトラ島』 新開 正,新開 美津子 彩図社 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 昨日追加注文いただいた『だいたい四国八十八ヶ所』と『世にも奇妙なマラソン大会』を直納しに秋葉原の有隣堂さんへ。自分が作った2冊を自ら直納する編集者というのも出版業界広しといえどもそうそういないだろう。まあ私の場合は営業兼編集なのだが。 相変わらずこちらのお店はそこかしこで面白いフェアやが並べられており、見ていて一向に飽きない。世界に誇るバカフェアみたいなことをやっているかと思ったら、最近流行りのちらエロ系の『少女時代』(アスペクト)や『絶対領域』青山裕企(一迅社)がドーンと売れているようであった。ちらエロに

    2月8日(火) - 帰ってきた炎の営業日誌|WEB本の雑誌
    miruna
    miruna 2011/02/10
    Amazonもbk1も素晴らしい
  • 1