連載第2回では、 業務改善のやらされ感をなくすためには“気づきのプロセス”と“自分が困るプロセス”を改善活動のプロセスの中に組み込むことが必要であること 効果を出していくためには箱モノの「ハード」と、魂の「ソフト」の両方のアプローチを取ることが必要であること を書きました。そして、 改善のグランドデザインを中核メンバーでしっかり練り上げ、改善目的のぶれない軸として共有することで、確固たる改善活動にしていく という話をしました。 第3回では、目的や目標をどのように定めるかを考えていきましょう! 参加することに意義がある……では困る これまで2回にわたる連載の中で、「活動」という言葉を何回か使っていることに気づきましたか? 活動という言葉は実に都合の良い単語で、「企業活動」から学生の「部活動」のように幅広く用いられます。後の回で詳しく述べますが、業務改善は「部活動」のような位置付け