九州電力の副社長、原子力発電本部長、佐賀支店長らと佐賀県知事との会談内容のメモ(メモは佐賀支店長の手によるもの)が明らかとなり、やらせメールは佐賀県知事が誘導したという疑いが出てきました。さらには、佐賀県の自民党県会議員の応援者に対して九電から働きかけるように知事が頼んだ疑いや、知事が知るはずもない国主催の説明会の市民代表の構成まで知っていたとの疑いが強くなってきています。 会談内容のメモは、九電の第三者委員会の正式発表を待たずに、8月6日に朝日新聞がすっぱ抜きました(メモを入手したのは朝日新聞出版の雑誌「アエラ」)。 私のように政治や行政の裏を見たことがある人間は、なぜ、このタイミングでマスコミ、特に朝日新聞系に情報が流れたのだろうかということを考えてしまいます。どうやら土曜日や日曜日は記事が少ないので、より大きく報道されるということを知っている人が流したようです。 メモの内容はなぜこの