2023年の連休中、Twitterでは「AVCHD」がトレンド入りするという珍事件が発生した。どういうこっちゃいと思いつつログをあさってみると、8割はネガティブという状態になっており、多くの方は編集時の使いづらさや、扱い方の間違いを問題視しているようだ。 事の発端は、テレビ朝日映像のYouTubeチャンネルにて、「α7 III」の初心者向けの動画フォーマットとしてAVCHDをお勧めしていたことのようだ。ただこの動画はすでに1年前に公開されているもので、今頃発掘されて炎上するというのも気の毒な話である。 筆者はAVCHDの規格が登場した2006年に開発元のソニーに取材し、開発経緯なども把握しているつもりである。今回は当時の技術トレンドとともに、AVCHDとはそもそもどういう技術だったのか、なぜ今忌み嫌われるのかの理由をさぐってみたいと思う。 AVCHDが誕生した2006年という時代 AVCH
export const FirstVideoConfig: VideoConfig = { sections: [ { title: 'イントロダクション', bgmSrc: '/audio/bgm/honobono-wartz.wav', backgroundVideo: '/video/cyber-bg.mp4', afterMovie: '/video/yukkuri-opening.mp4', talks: [ { text: 'ねえねえ魔理沙', speaker: 'reimu', id: '59f8c2cd81334be5ab5cdc7899fad286', audioDurationFrames: 25, }, { text: 'なんだ霊夢', speaker: 'marisa', id: '0ba332a465c3404a870de15cad021407', audioD
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米Dolby LaboratoriesとスペインのUniversitat Pompeu Fabraの研究チームが開発した「Universal Speech Enhancement With Score-based Diffusion」は、収録した映像のバックグラウンドノイズ(背景雑音)を強力に除去する技術だ。動画撮影した雑音を消し去り、話す声だけをくっきり残すことができる。強力すぎるため、映像がアフレコを挿入したみたいな仕上がりになってしまう。 実世界で録音した音声には必然的に背景の雑音や残響が含まれ、不快感や明瞭度の妨げになるためノイズ除去が行われる。最近では深層学習の登場によりノイズ除
歴史的に有名な壇ノ浦の戦いをどのような映像にしたいと思っていましたか。 今回、菅田将暉さんが演じられている義経は、これまでとはちょっと違いダークな部分がある人物として描かれていて注目を集めています。そんな彼が衝撃的な活躍をするのが壇ノ浦の戦いです。しかも、源平合戦をご存じの皆さんからすると「待ってました!」というべき義経の八艘はっそう飛びのシーンもある。源平合戦の一番のクライマックスでもあるし、これは感情移入できる、見応えのある映像をつくらないといけないと思い、プレッシャーも感じていました。 壇ノ浦の合戦シーンは、船の上のカットをスタジオでグリーンバックを使用して撮影しています。安全上のこともあり武者たちが持っている矢はエアーで(実際の矢がなくて矢を射る演技をする)、引いている動作に合わせてすべて後からつけています。義経も、矢に射抜かれた人も、みんな何もない状態で動いています。
ブラウン管や液晶ディスプレイ、スマートフォン、デジタルカメラでは、赤・緑・青の3種の三原色を組み合わせることで幅広い色を再現するRGBカラーモデルが採用されており、ウェブページや画像の色合いはRGBで「同じ色」になるように指定されています。しかし、ムービーの場合はそもそも同じRGBが出力されないという問題が存在するという点について、ビデオパフォーマンスモニタリングツールを販売するMUXが解説しています。 Your browser and my browser see different colors | Mux blog https://mux.com/blog/your-browser-and-my-browser-see-different-colors/ 色の見え方には観測者同士による差異が存在するため、デジタルの世界では色を定量化するために、赤(R)・緑(G)・青(B)をそれぞれ0
Google、Amazon.com、Cisco Systems、Microsoft、Mozillaなどが約5年前、非営利団体Alliance for Open Media(AOMedia)のメンバーとして動画圧縮技術「AOMedia Video 1(AV1)」を発表した。AOMediaが目指したのは、オンライン動画を圧縮する方法を開発する一方で、ストリーミング動画のコストを増やす特許ライセンス契約の障害を取り除くことだった。AV1がモバイル向けにも採用されつつある中、特許ライセンス契約を手がけるSisvel Internationalは、AV1本来の方針に逆行する同技術の将来像を描いている。 Sisvelは、イタリアの冷蔵庫およびテレビ製造業者をルーツとし、現在はルクセンブルクに拠点を置く。同社は現地時間3月10日、AV1を利用するのに必要だとする特許1050件のリストを公開した。Sisv
動画の放送や配信の中核技術である映像符号化方式(動画コーデック)。国際機関で標準化された“正統”な現行規格が、主役から引きずり降ろされる異例の展開になっている。 米グーグル(Google)や米アップル(Apple)、米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)などが推す“異端”の新規格が、「事実上の標準(デファクトスタンダード)」として主役に立つ。世界で急伸する動画配信サービスで、米国勢の台頭を勢いづかせる。 新規格とは、米国の非営利団体アライアンス・フォー・オープン・メディア(AOM)が2018年に公開した「AOMedia Video 1(AV1)」である(図1)。グーグルやアップルなど多くの大手IT企業が参画する。 最大の特徴は、特許料を無料にする「ロイヤルティーフリー」を掲げることだ。映像関連事業を手掛ける費用を大きく削減できる。現行の標準規格である「H.265/HEVC(Hig
うぉぉぉぉぉ、これはすごい! ニコニコ生放送で、シベリア鉄道の車窓を13日間ブッ通しで楽しめる「シベリア鉄道 絶景車窓の旅」が配信されます。 放送は2018年12月25日20時から2019年1月6日まで。ウラジオストクからモスクワまで、全長9288キロ(!)の車窓を約200時間に渡って配信するスケールの大きすぎる番組です。 シベリア鉄道(写真:ドワンゴ、以下同) 広すぎるロシアを横断する全長9288キロの鉄道 全ての画像はこちらから! シベリア鉄道はロシア南部を東西に走る世界一長い鉄道です。全長は9288キロ。ユーラシア大陸を横断し、アジアとヨーロッパを結ぶ役割を担っています。番組では秋から冬へと変わるシベリア地方の広大な平原やタイガ、透明度がハンパないというバイカル湖などの風景が見られます。 無骨なデザインがステキ ずらっと並んだ列車 列車がすれ違う。な、長すぎる…… 番組は「左車窓」「
2018年2月13日にアメリカで残っていた最後のMPEG2に関する特許が期限切れを迎えました。 MPEG-2 Patent List http://www.mpegla.com/main/programs/M2/Pages/PatentList.aspx MPEG2はMoving Picture Experts Group(MPEG)によって策定されたビデオフォーマットで、テレビ放送やDVDなどのメディアなどに広く利用される、最も一般的なビデオ標準規格です。MPEG2の特許を管理するパテントプールのMPEG LAがMPEG-2の特許リストを更新し、2018年2月13日にアメリカ国内で残っていた最後の特許が期限切れを迎えたことを明らかにしました。 すでに特許が切れていた「AC-3」や「MP3」に引き続いて、デジタルコンテンツを支えてきた主役であるMPEG2の特許権が消滅したことは、デジタルコ
サンコーから、USBメモリ、HDDなどに好きなだけ録画ができる「イチ押し録画HDMIキャプチャーBOX」(1万2800円)が発売された。ワンプッシュで簡単に録画でき、パソコンも必要ないというお手軽さなのだ! 【次ページ】マイク入力端子搭載で実況音声もワンタッチ録音▶ 12
東映アニメーションが創立60周年を記念して、公式YouTubeチャンネルを5月9日から2017年7月末日までの期間限定でオープンした。「ドラゴンボール」「デジモンアドベンチャー」「おジャ魔女どれみ」など60年で制作してきたアニメの数々を無料で配信する。 「東映アニメーション創立60周年公式YouTubeチャンネル」 開設を記念し、アニメ放送30周年を迎えた「ドラゴンボール」から2本の長編を期間限定で配信中。1996年公開の映画「劇場版ドラゴンボール 最強への道」と、1993年にテレビ「ドラゴンボールZ」のスペシャルとして放送された「ドラゴンボールZ 絶望への反抗!! 残された超戦士・悟飯とトランクス」だ。現在放送中の「ドラゴンボール超」で6月12日から「未来のトランクス編」が始まるので、合わせて楽しみたいところ。 左「劇場版ドラゴンボール 最強への道」、右「ドラゴンボールZ 絶望への反抗!
2016 - 05 - 02 インターネットテレビ局「abemaTV」が自由すぎてやばいwww おすすめの商品 シェアする Google+ Pocket シェアする Google+ Pocket フォローする はてな Twitter Feedly Facebook Instagram テツヤマモトって誰? テツヤマモト/オモシロの発信者 雑誌編集者してます。93年生まれ。 北海道在住。ミニマリスト。旅人を職業にしたい。面白いことが好き。おもしろ記事の打率は3割くらい。 ■詳しいテツヤマモトの プロフィール はこちら ■他の記事も読みたい人は まずは読んで欲しいおすすめ10記事 も読んでみてね! ■無料ブログ相談等 お問い合わせ はこちら! スポンサーリンク 卵かけご飯はめんつゆで食べたら、醤油の3… »
太平洋の対岸から押し寄せた大波が早速、日本のコンテンツ産業に暗い影を落としている。 浜崎あゆみなど多くのアーティストを抱える、エイベックス・グループ・ホールディングスは10月29日、2016年3月期業績予想の下方修正を発表した。本業の儲けを示す営業利益は、110億円の従来予想から6割減となる42億円に修正。前期の86億円から半減の見込みとした。 ネットフリックス上陸でdTVが苦戦 想定を狂わせた最大の要因は、9月に日本でサービスを始めた米国の動画配信サービス「ネットフリックス」だ。 エイベックスは同サービスの上陸をにらみ、NTTドコモと共同で提供する定額見放題の動画配信サービスを、4月に刷新。名称を「dビデオ」から「dTV」に改め、オリジナル作品の制作など、積極的に費用を投じてきた。 ここで想定外だったのは、ネットフリックスの参入に伴い、ネット通販大手の米アマゾンが予定よりも早く、日本での
東映とテレビ朝日などは10月1日、スマートフォンアプリ「東映特撮ファンクラブ」を公開した。月額960円(税込)で過去の東映特撮作品が見放題になる。 初月の10月は「仮面ライダー鎧武/ガイム」や「烈車戦隊トッキュウジャー」をはじめ、過去のほぼすべての仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズと、メタルヒーローシリーズ、不思議コメディーシリーズなどテレビタイトル計100タイトル全4739話が見放題になる。11月以降は見放題対象作品を定期的に変更し、都度課金で視聴できる作品も用意するという。 4日にスタートする仮面ライダーの新シリーズ「仮面ライダーゴースト」と放送中の「手裏剣戦隊ニンニンジャー」は見逃し配信も実施。関係者インタビューやコラムなどオリジナルコンテンツも掲載していく。 まずAndroidアプリを公開。iOSアプリも順次リリースする予定。
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