デジタル庁は、法令標準 XML スキーマに準拠した、現行の法令データをe-Gov法令検索というサイト上で公開しています[1]。今回、この法令XMLをパースするPythonライブラリ ja-law-parser をつくり、法令データの全文検索をしてみました。 この記事では、日本の法令とそのデータ構造、法令XMLパーサについて解説し、最後に、それらを使った法令データの全文検索システムを実装する方法をご紹介します。法令検索の実装についても、GitHubリポジトリで公開しています。 この記事は、情報検索・検索技術 Advent Calendar 2023の16日目の記事です。 法律と法令 法律とは 法律の制定と公布 法律と法令の違い 法律の改正 法令のデータ構造 e-Govの法令データ 法令標準XMLスキーマ 法令番号と法令ID 題名 本則と附則 条・項・号 編・章・節・款・目 法令XMLパーサ:
官報のデジタル版は現在も「インターネット官報」で公開されているが、無料で閲覧できるのは直近90日間のPDFデータのみ。検索したい場合は有料サービスに登録する必要がある。 新法についてデジタル庁は「インターネットでいつでも・どこでも・無料で閲覧できるよう、官報の電子化と連携して法令立案プロセスのDXを進める」としている。 関連記事 破産者情報サイトに停止命令 個人情報保護委 個人情報保護委員会が、破産者情報サイトに停止命令。従わない場合は、刑事告発を検討する。 個人情報保護委員会、「新・破産者マップ」調査へ 「事実確認の上で適切に対処したい」 自己破産した人の氏名や住所をGoogleマップ上にプロットした「破産者マップ」が公開されている問題に対し、個人情報保護委員会は対応を進めていることを明らかにした。 閉鎖した「破産者マップ」、行政指導されていた 個人情報保護法に違反? 個人情報保護委員会
法律や政省令等のデータを提供する法令API の高度化の一環で、法令APIの機能拡張のプロトタイプ(法令APIプロトタイプ)を開発しました。 開発した法令APIプロトタイプについて、法令データを利用される方のご意見を募り、また新規サービスの創出を促進すべく、2023年10月24日(火)から2023年11月30日(木)までの期間で法令APIプロトタイプ公開テストを実施しました。当期間内で、法令APIプロトタイプの環境・具体的な仕様・サンプルコードを公開しました。 今回の取組を通して、法令APIプロトタイプの使い勝手やニーズ等、貴重なご意見を頂きました。ご意見については改善への参考にさせていただくとともに、今後も、法令API機能拡張等の検討を継続していきます。 公開テスト期間2023年10月24日(火)から2023年11月30日(木)まで ※終了しました 法令APIプロトタイプの概要公開テスト期
~で賞(「でしょう」と「賞」を掛けてる)〇〇ちゃんねる(「〇〇ちゃん」と「チャンネル」を掛けてる)あと一つは? (追記 12/31 10:40) やりがち「ダジャレ」ネーミングと書くべきだったかもしれない… というわけでトラバブコメで挙がってる中では ○○でSHOW(「でしょう」と「SHOW」)○○ de ××(「で(格助詞)」と「de(外国語←ブコメで何語由来か紛糾してて面白かった)」)○○しま専科(「しませんか」と「専科」)◯◯し隊 ◯◯され隊(「したい(されたい)」と「隊」)○○しナイト 〇〇でナイト (「しないと(でないと)」と「ナイト」)○まスペシャル(「~ます」と「スペシャル」)○○したガール(「したがる」と「ガール」)ってのが求めていたネーミングですね。 あとは 知っ得(「知っとく」と「得」)湯ったり(「湯」と「ゆったり」)住まいル(「住まい」と「スマイル」)という使用用途が
デジタル庁が目玉政策の1つに据える、法人や国土など公的データの整備事業。先行したはずの「事業所」のデータ整備が突然、中断に追い込まれた。公募していた入札途中の案件は取りやめ、既に開発したシステムは当面凍結される。原因は、行政分野ごとに「事業所」の概念が多様すぎると判明したからだ。分野を超えて事業所データを統合し多目的に使う政府構想は、簡単には実現できないと判断した。 「いったい何が起こった」─。 2022年3月下旬、デジタル庁からのシステム開発受託を狙っていたITベンダー各社は騒然となった。デジタル庁が存在意義をかけた目玉政策に関わるシステム調達案件の取りやめが、官報や電子調達システムで相次いで公表されたからだ。 注力してきた目玉政策とは、住民や法人、国土の情報など日本の根幹をなす公的基礎情報を多目的に使えるようデータベース化する「ベース・レジストリ」の整備である。その中でも企業や団体など
「懲役刑」と「禁錮刑」を一本化した際の新しい刑の名称について、法務省は「拘禁刑」とすることを軸に検討を進めていて、結論がまとまれば来年の通常国会に必要な法案を提出したいとしています。 身柄の拘束を伴う刑のうち、刑務作業が義務づけられている「懲役刑」は、作業に多くの時間を費やすことから再犯防止に向けた指導を受ける機会が乏しいと指摘されています。 このため法制審議会は刑務作業が義務づけられていない「禁錮刑」と一本化し、受刑者の特性に応じて刑務作業のほか、再犯防止に向けた指導や教育プログラムも受けやすくするよう求めています。 これを受けて法務省は2つの刑を一本化する方針で、その際の新しい刑の名称について刑法の専門家などの有識者から聞き取りを行ったところ「刑罰としてのしゅん厳さが必要だ」という指摘や「簡潔明瞭なものが適切だ」などといった意見が出されました。 そして法務省は16の名称の案のうち有識者
国政選挙の実施方法などを定めた公職選挙法の一部に誤りがあり、法律上の義務に対して罰則が存在しない状態となっていた。同法を所管する総務省は2018年12月、法案作成にかかわった参院法制局にミスを指摘したが対応は取られず、2年以上放置されていたという。 自民党の世耕弘成参院幹事長は20日の記者会見で「間違った法律で我々は選挙をやってしまった。できるだけ早…
アメリカ合衆国の首都ワシントンでは、法律がGitHubを使用して管理されています。法律のオープンデータ化を推進するサービス「GovTrack」の創設者であるジョシュア・トーベラーさんが条文のタイプミスを見つけてからプルリクエスト機能を使って修正するまでの流れが海外ニュースメディアのArs Technicaで公開されています。 How I changed the law with a GitHub pull request | Ars Technica https://arstechnica.com/tech-policy/2018/11/how-i-changed-the-law-with-a-github-pull-request/ ある日、トーベラーさんが法律を調査していた時に条文の参照が誤っていることを発見したとのこと。問題となったのは「公開政府省は、第2編第5章のIの実施に関して助
ネットサーフィンしていたところ、『東京五輪終わっても「サマータイム」恒久的運用へ』(スポーツ報知、2018年8月8日)という記事に、面白いことが書いてあるのを見つけた。 ◆夏時間への切り替え方 導入初日を4月の最初の日曜日とした場合は午前2時に2時間進め午前4時に合わせる。夏時間が始まる日曜日は1日が22時間になる。10月最後の日曜日をサマータイムが終わる日とした場合は午前4時に2時間戻し午前2時に合わせる。この日は1日が26時間となる。 いや、それは、かなりマズイことになると思う。現在の日本の法令は、そのほとんどが「一日」を「二十四時間」だと仮定していて、しかも、同じ時刻が二度存在しないことを、大前提としているからだ。たとえば、戸籍法施行規則第二十一条第七号。
2018年03月13日00:00 面白い食品関係の法律あげてく Tweet 1: 名無しさん@おーぷん 2018/03/11(日)16:30:18 ID:xsE 鶏卵以外の卵に「玉子」の表示を使う場合、本来以上に厳しい品質チェックが必要になる 世界中の魔物や怪物を分類した結果めちゃくちゃ面白い事実が判明w.w.w.w.w.w.w http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5316931.html 2: 名無しさん@おーぷん 2018/03/11(日)16:31:20 ID:xsE 中華そばや沖縄そばの「そば」に「蕎麦」の漢字をあてて販売した場合は違法になる。飲食店で提供されるメニュー名はその限りではない 3: 名無しさん@おーぷん 2018/03/11(日)16:31:43 ID:xsE 海苔は着色してはならない 8: 名無しさん@おーぷん 2018
「オックスフォード・コンマ」という言葉をご存知だろうか。別名「シリアル・コンマ」とも呼ばれるこのコンマは、英語で3つ以上のものを羅列するときに、最後のアイテムの前のandやorの前につけるコンマのことだ。学生時代に学んだかたも多いのではないだろうか。 オックスフォード大学プレスの編集者や読者に伝統的に使われてきたのでこの名がつき、長年表記の基準とされてきた。しかしながら、今日ではその用法は「オプショナル」とされ、学術論文などでは見かけるものの、ほかでは恣意的に使用されることも多い。のみならず、「オックスフォード・コンマなどどうでもいい」という声も多く、用法にこだわる一部の人が「文法オタク」などと揶揄されることも少なくない。そんな「文法オタク」たちを喜ばせる判決がアメリカで出た。 ◆条文をよく読むと…… 米メイン州で、乳製品会社とその流通ドライバーとの残業代をめぐる係争が起こり、ドライバーた
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
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