アニメーターがファンにイラスト色紙を描くのは著作権侵害? 先日、とある漫画家の方からの指摘で、「漫画家とアニメーターの権利」に関する大きな議論が起こっています。複雑なアニメの権利と二次創作への波及について整理しました。 先日、漫画家とアニメーターの権利を巡る議論が巻き起こっていました。 とある有名漫画家が、海外のファンから自身の作品のコレクションを撮影した写真を見せられ、そのなかにご本人のものではないキャラクターイラスト色紙を発見。それはかつて、当該作品のアニメ制作に関わったアニメーターが描いたもので、サインもそのアニメーターのサインが入っていたと言います。 それを「絵描きのルール」に反するとX(旧:Twitter)に投稿。SNSではさまざまな立場から意見が噴出。アニメに参加したアニメーターは、自分が手掛けたアニメ作品の絵を描いてファンにプレゼント(有償か無償かは第三者からわからないのでこ
KADOKAWAは8月2日、YouTueアニメ「世界の終わりに柴犬と」の二次創作ガイドラインを発表した。同作の内容の一部を編集したアップロードする「切り抜き動画」やライブ配信での「同時視聴」などをYouTubeで公開可能としている。条件として動画概要欄へのクレジット表記や連絡先などの登録を求めている。 二次創作可能なプラットフォームはYouTubeのみ。メンバーシップなど別途視聴に料金を課す公開方法はガイドラインの対象外になる。条件を満たせば収益化も認める。 二次創作に利用できるのは、YouTubeチャンネル「世界の終わりに柴犬と」で公開されたコンテンツ。またアニメのメインビジュアルやロゴ、絵文字などのデータを公開しており、こちらも二次創作に使用可能としている。
漫画やアニメなどの海賊版サイトによる被害が国際的に深刻化していることを受け、日本など13か国の著作権保護団体などが加盟する組織が新たに設立され、4月26日に初めての会合が行われることが決まりました。 新たに設立されるのは「国際海賊版対策機構」で、日本やアメリカ、韓国、フィリピンなど13か国の著作権保護団体や政府機関が参加します。 違法な海賊版サイトの運営者は、捜査機関の摘発を避けるために著作権を持つ会社や個人とは別の国に拠点を持つことが多く、各国の捜査機関の連携が必要になっています。 新たに設立される国際海賊版対策機構は、違法なサイトの情報を調査して各国の捜査機関に提供したり、捜査を促したりすることにしていて、関係者が参加する第1回目の会合は4月26日にオンラインで開かれることが決まりました。 運営の実務は、当面日本の出版やアニメの会社などで作るCODA=(コーダ)「コンテンツ海外流通促進
スタジオジブリが今月18日より、公式サイトで自社作品の場面写真を「常識の範囲でご自由にお使いください」(鈴木敏夫プロデューサー)と無償提供をはじめた。デジタル社会における著作権問題にも一石を投じる、興味深い試み。突然、なぜ、そんなことを? その背景には「著作権の使い方を間違えると作品が消えてしまう」という危機感があった。 【写真】その他の写真を見る 現在、『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『思い出のマーニー』の8作品、合計400枚が自由にダウンロードできる。著作権法では、個人のホームページやブログ、SNSに、他人の著作物を許可なく掲載することを禁じているが、今回、ジブリが提供する画像については自由に利用できるというわけ。 実は、TOKYO FMほかで放送中の『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(毎週日曜 後
アニメ「ぱすてるメモリーズ」のBlu-ray全3巻が発売中止になったことが3月18日、公式サイト上で発表されました。 公式サイトで発売中止を発表 発売中止は本編内容の「一部変更」作業に伴うもので、修正版のBlu-ray Boxが6月5日に発売される予定です。合わせて現行版の配信も一旦ストップ。第1話の修正版が3月26日から配信されます。なお、第2話はBlu-ray Boxには収録されず、配信も3月25日で終了となります。 原作ゲームを手掛けるフリューは2月13日、具体的な作品名には言及していないものの、“同社が運営するゲームを原作としたアニメ製作費用 5億9200万円”を「将来の回収可能性を検討した結果、減損の兆候が認められた」として、減損損失にて計上していました。 フリューの2月の発表 「ぱすてるメモリーズ」は、オタク文化が衰退した未来の「アキハバラ」を舞台に繰り広げられるファンタジー作
韓国の裁判所が国産漫画キャラクター「ロボットテコンV(ブイ)」が日本のロボットキャラクター「マジンガーZ(ゼット)」と区別される独立的な著作物だと判断した。 31日、ソウル中央地方法院(日本の地方裁判所に相当)民事208単独イ・グァンヨン部長判事は、株式会社ロボットテコンVが玩具類輸入業者運営者Aを相手取り「著作権を侵害された」として起こした損害賠償請求訴訟で、4000万ウォン(約402万円)を支払うよう命じる原告勝訴の判決を下した。 株式会社ロボットテコンVは、テコンVに関する美術・映像著作物としての著作権を保有している会社だ。同社は、Aの会社が製造・販売しているナノブロック式の玩具がテコンVと酷似していて著作権を侵害されたとして訴訟を起こした。 これに対抗し、Aは「テコンVは日本の『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』を模倣したもので、著作権法によって保護される創作物とは言えない」と
アニメの最新話と言っても、大人向け深夜アニメではなくて、 低年齢向けの、アニメの関連商品の玩具で利益を出しているようなものね。 ポケモンやピカチン、ガンダムビルドダイバーズとか。 女の子向けならプリキュアとかひみつのここたまとかかな。 戦隊ヒーローものとか仮面ライダーも厳密にはアニメではないけど、ここに入れさせて欲しい。 というのも、当方、田舎のおもちゃ屋店員なんだけど、 この地域、テレ東系列の番組がTVで映らないんですよ。 なんで、メーカーさんが、テレ東系列の番組の玩具で 「この商品を売って欲しい」と営業にこられても そもそも、このエリアの子供達がそのアニメ自体を知らないから売れないんですよ。 ネット放送までチェック入れて見る子供なんてそんなにいないですし。 著作権的にどうにもならないんだけど、その番組を放送するのって、 最終的にはそのアニメの商品で利益とる為に放送しているわけじゃないで
11月1日にテレビアニメ「サザエさん」のスポンサーに名乗りを上げた高須クリニックの院長・高須克弥さん(関連記事)。現在、広告代理店を通じて交渉中とのことですが、それを受けTwitterに投稿された「もし提供が高須クリニックになったら」なサザエさんを描いた妄想イラストが「お腹痛い」「クオリティーが高すぎる」と話題になっています。 これはズルい……! 投稿したのはライターでイラストレーターの北村ヂン(@punxjk)さん。風貌が完璧なまでに似ていますが、あくまで登場するのは“カツヲ”や“サザヱ”といった別世界のキャラクターです。 描かれた話のタイトルは、カツヲが股間を押さえ言いにくそうな悩みを抱えて院長らしき人に相談(?)する「カツヲのタートルネック」に、ド直球な「サザヱの豊胸願望」。さらにお父さんがてっぺんの髪の毛とついにサヨナラする「誤って永久脱毛」の3本。どれも高須クリニック提供による影
日本のアニメ界を創世記から支えてきた巨匠・富野由悠季。日本を代表するアニメコンテンツ『機動戦士ガンダム』の原作者としても知られる富野監督は、『Gのレコンギスタ』を映画化すべく、その制作中であることを公表。奇しくも、同年代のアニメ監督・宮崎駿もジブリ新作映画の制作を発表している。そこで今回、富野監督にライバル“宮崎駿から受けた影響”や“『機動戦士ガンダム』への想い”などを聞いた。 『君の名は。』も映画とは思えない部分がある ――『機動戦士ガンダム』で“リアルロボット”というジャンルを開拓。富野監督の歩んできたアニメ史は、日本の“巨大ロボットアニメ”の変遷そのものともいえます。 富野由悠季所詮は“巨大ロボットものでしょ”と、下に見られてきた時代から、僕はずっと巨大ロボットものを“一般化”するためにどうするか? を考えてきました。“巨大ロボットもの“を、単なるロボットものとしてやっていません。ア
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