「後払い」といえばクレジットカードですが、新しい「後払い」が広がっています。 「BNPL」=Buy Now Pay Later ~今買って後で払う~です。 スマホを使い、限度額の範囲内でさっと決済。手続きは簡素で、返済もしやすいと、今、若い世代の支持を得ています。この流れに、元祖・後払い=クレジットカードも動き出しました。「後払い」が大きく変わろうとしています。 (経済部記者 岡谷宏基) 川崎市に住む河合萌花さん(37)。 ふだんの支払いで利用するのはスマートフォン。 でも、支払いは買い物ごとでなく“後日まとめて”です。 オンラインショッピングからスーパーでの買い物まで、多くで「後払いサービス」=「BNPL」を使っています。 店頭での様子は、スマホ決済と同じです。 アプリから払ったり、QRコードを読み取って(読み取ってもらって)決済します。 ただ、実際の支払いは翌月以降。 限度額が設定され
倒産のニューノーマル 新型コロナの影響により急増する企業倒産。信用調査会社の帝国データバンク、東京商工リサーチ、東京経済の各担当者が、注目の倒産事案、知られざる倒産の裏側、最新のトレンドなどをレポートする。 バックナンバー一覧 昨年2月、経済産業省が2026年をめどに紙の約束手形を廃止する方針であることが報じられ話題となった。若い世代の人は「手形」と聞いてもピンとこないだろう。しかし、日本の商取引において手形は長く定着し、欠かせない支払い手段となってきた。紙の手形が廃止となる背景にはさまざまな要因がある。例えば社会全体が電子化に向かう中での発行手続きに関する手間のほか、印紙代、郵送費などのコスト、さらに防犯(盗難・偽造)、防災面などでのリスクだ。一方で手形の電子化が進められ、2009年から電子手形の運用が始まっているが、近年その利用企業数はほとんど増加していないのが現状だ。今回は消えゆく紙
PayPal日本法人は11月23日、同社システムに不具合が発生し、一部のアカウントで誤ってPayPal残高から指定の銀行口座への引き出し処理が実行されたと明らかにした。Twitterでは同日から「PayPal残高が0になっていた」との不安の声が上がっている。 同社によると、24日午前9時の時点で問題は未解決。原因について詳細は明らかにしていないが、不正アクセスなどサイバー犯罪によるものではないとしている。今後の対応については影響を受けたユーザーに直接連絡する。 PayPalは日本の資金決済法改正に合わせて残高の取り扱い方法を5月に変更。支払いに使わない残高が100万円以上ある場合は、引き出しを求める。今後は自動で残高を引き出す仕組みの導入も検討している。 関連記事 PayPal、日本の「Paidy」を3000億円で買収 後払い決済大手 米PayPalが後払い決済を提供する日本のベンチャー企
企業が取引する際に使われる「約束手形」。政府は5年後の2026年をめどに利用を廃止するよう業界に呼びかけることになりました。約束手形の役割や廃止のねらいについて経済部の佐々木悠介記者教えて! 約束手形はひと言で言えば取引先への支払いを約束する有価証券です。 見た目は小切手のような紙で、金融機関が発行しています。企業は、商品やサービスの提供を受けると、現金の代わりに金額や支払期日などを記入した紙を渡します。これが約束手形です。 手元に現金がない時に支払いを猶予してもらい資金繰りの負担を軽減する手段として用いられてきました。今の約束手形は明治時代に制度ができましたが、手形を使った商習慣は江戸時代から存在したと言われています。
企業が取引先への支払いに使う紙の約束手形について、経済産業省は2026年をめどに利用廃止を目指す方針だ。産業界に対応を要請する。全国銀行協会も連携して銀行振り込みや電子記録債権(電子手形)への移行を促す。約束手形は一般に現金化まで数カ月かかる。受注側の中小企業の資金繰りを圧迫しがちな古い商慣行の改善に向けて動き出す。手形による取引は明治時代の手形交換所以来の日本独特の商慣行だ。取引先への支払い
1日、三井住友銀行(東京)が円貨の両替手数料を改定し、11~500枚の両替を有料化した。これを前に、おつりで大量の小銭を扱うという神戸市兵庫区の商店主(86)から「1円玉500円分の両替に400円取られたら商売にならない」という悲痛な声が神戸新聞社に寄せられた。同行は「両替有料化はキャッシュレス化促進の一環」と理解を求めるが、時代の波に乗れない店主が負担増を避ける方法はないのか。取材を進めた。(森下陽介) 同行では1月末まで、支店などの両替機で専用カードを使って両替する場合、500枚までは無料(1日2回目以降は200円)、501~千枚は手数料400円だった。2月からは、500枚まで400円、501~千枚は800円となる。同行のキャッシュカードを使うと、10枚以下の両替が無料(1日1回)となる。 「高すぎる」と声を寄せたのは、東山商店街で下着専門店「ポプレ」を営む花崎治良さん。あふれんばかり
コード決済を中心に増加傾向にある「Pay(ペイ)」。それって本当に“便利”なのでしょうか……? 便利に使う上で知っておいてほしい注意点を簡単にまとめました。【訂正あり】 最近、「Pay(ペイ)」の付く決済サービスが増えています。おととい(2月13日)も、メルカリの売上金をそのまま使える決済サービス「メルペイ(Merpay)」がデビューしました。 →メルカリのスマホ決済「メルペイ」がiOS向けに先行開始 iDで支払い 多くの「Pay」が加盟店側の初期導入コストが少なくてすむ「コード決済」をメインに据える中、メルペイは第1弾として非接触決済(iD)を採用しました。恐らく、普段使いの利便性と加盟店開拓のバランスを取った結果、コンビニエンスストアや大手スーパーを中心に加盟店の多いiDの導入を優先したものと思われます。 しかし、メルペイを含め、はやりの「Pay」(特にコード決済)には、便利に使う上で
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