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医療と病気に関するpowerbreathingのブックマーク (52)

  • 八千草薫さんの命を奪った膵臓がん

    八千草薫さんの命を奪った膵臓がん
    powerbreathing
    powerbreathing 2019/11/07
    患者にも医師にも恐ろしいがんの一つ。
  • ニセ医学に騙された体験談と、医療関係者へのお願い - decinormal

    私はかつてニセ医学に傾倒し、脱出し、現在は反ニセ医学活動をしている。思うところあって、私のニセ医学遍歴と、私がニセ医学に傾倒するようになった原因、そして抜け出せた経緯について明らかにしておきたい。後半には、医療に関係する方々へのお願いをまとめた。 いまこの記事を書く理由と目的 まず強調しておきたいこと。私が懸命に反ニセ医学活動をしているのは、私自身がニセ医学の被害者だからだ。突き詰めてしまえばどこまでも自分のためにすぎない。 自分がニセ医学に騙されてきた遍歴など暴露するのは非常に恥ずかしいのだが、思いきって書くことにする。いつか書かなければいけないと思っていたのに、延ばし延ばしにしていたことを先にお詫びしておきたい。 Welq問題を発端に、いままで一般に信頼度が高いとされてきたメディアにさえ、情報の信頼性やモラルの低さに批判が向けられるようになった。 私はこの影響で、自分が今まで信頼してき

    ニセ医学に騙された体験談と、医療関係者へのお願い - decinormal
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    powerbreathing 2016/12/21
    “だから私は、一人でもこういう要らぬ苦しみや喪失を背負う人を減らすための役に立ちたいのだ。彼らは私だったかもしれないから。”
  • 似非科学や民間療法について思うこと(長文) - けっこう毛だらけ猫愛だらけ

    親戚に農家が多い。自分の実家でも家庭菜園と呼ぶには広すぎる大規模な畑を運営していた時期がある。残飯などをコンポストに貯めておき、それを畑の肥料として使うのだが、そのコントロールのために親がEM菌を使っていた。だから子どものころから私の中でEM菌は「畑や観葉植物に使うもの」だった。 母親はときどき、EM菌を水で薄めたものを匂い消しとして使っていた。だから「匂い消しにもなるのか」というくらいの認識だった。 数年前、付き合った彼氏に「頭、大丈夫?」と言われた。その発言からネットでバッシングされていることを初めて知った。EM菌を使っているというだけできちがい扱いされるのにかなり驚いた。 飲用したり、ガンや放射能に効くとうたう人がいるのにはさらにビックリした。土壌のコントロールに使うものをどうして人体に使用しようと思うのか。信じがたい。その発想に首をひねった。 その後、農家出身の女の子と話す機会があ

    似非科学や民間療法について思うこと(長文) - けっこう毛だらけ猫愛だらけ
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    powerbreathing 2016/11/03
    “藁をもすがりたくなるのが多くの人なのではないか。 一番大事なのは判断力なのではないか。そんなふうに思う。すがってしまうのは限りなく宗教に近いもののような気がする。”
  • 「長谷川豊さんになぜ強く反論しなかったのか」対談した腎臓病の女性患者が疑問の声に答える

    フリーアナウンサーの長谷川豊さんが9月19日に更新した「自業自得の人工透析患者は殺せ」とするブログなどが大きな批判を集め、長谷川さんがニュース番組などを降板する騒ぎになった。 このブログに対し、Change.orgで2万5000以上の抗議署名を集めた腎臓病患者の野上春香さん(仮名、41)は、ハフポスト日版のインタビューに答えた後、10月15日に都内で長谷川さんに直接対面し、抗議の署名を手渡すとともに、長谷川さんとの対話に臨んだ。

    「長谷川豊さんになぜ強く反論しなかったのか」対談した腎臓病の女性患者が疑問の声に答える
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    powerbreathing 2016/10/26
    “長谷川さんがお部屋に入られて話し始めて数分で「ああ、この方はこちらの意見を聞くのではなく主張するために来たんだな」と察しました。”
  • 九重親方が受けた「4次元ピンポイント照射療法」って何?:腫瘍内科、放射線科の専門家のコメントを中心に

    ⅃ЯAƎ⊿せかんどらいふすたあと @DrMagicianEARL 九重親方が受けた「4次元ピンポイント照射療法」って何?:腫瘍内科、放射線科の専門家のコメントを中心に togetter.com/li/1007306 治療そのものはインチキではないが、この治療をやった医師の治療適応範囲がおかしい。まあそれ以外にも香ばしい内容が 2016-08-02 11:25:08 リンク twitter.com 勝俣範之(@Katsumata_Nori)さん | Twitter 勝俣範之 (@Katsumata_Nori)さんの最新ツイート。腫瘍内科医です。日医大武蔵小杉病院に勤務しています。「がん」という病気を通して、患者のための医療とは?国民のための医療とは?人間のための医療とは?を真剣に考えています。 リンク twitter.com なとろむ(@NATROM)さん | Twitter なとろむ (

    九重親方が受けた「4次元ピンポイント照射療法」って何?:腫瘍内科、放射線科の専門家のコメントを中心に
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    powerbreathing 2016/08/02
    医師も患者も、功成り名遂げた人が...。
  • AIDSの最初の治療薬は熊本大学で発見された理由は偶然ではない

    レ点🧬💉💊 @m0370 1型糖尿病って、治療の進歩によりインスリンがなければ絶対に生きられなかった人が普通に成長して仕事して結婚して…ということができるようになったので、医学の進歩の恩恵がもっともはっきりと見える病気の一つかもなぁ。 2015-11-27 08:23:14 レ点🧬💉💊 @m0370 昔ならほぼ100%死んでしまう病気が医学の進歩で普通に社会生活を送れるようになるって、1型糖尿病の他には何があるだろう?感染症の場合は致死率100%ってことはあまりないしな…。先天性道閉鎖症とかかな。 2015-11-27 08:37:03 aya_furuta @qutrit_a 何度も書いているが、エイズもそうだ。30年前、エイズは発症したら決して助からない病気だった。世界中で若い人がどんどん倒れていき、なすすべもなかった。今ではもし感染しても発症を抑えることができ、普通の生

    AIDSの最初の治療薬は熊本大学で発見された理由は偶然ではない
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    powerbreathing 2015/12/26
    病と製薬会社、腹背の敵と戦う研究者。
  • NATROMと言います。それなりの規模の病院の勤務医です。臨床医を20年ぐらいや..

    NATROMと言います。それなりの規模の病院の勤務医です。臨床医を20年ぐらいやっています。多くの医師と働く機会がありましたが、その中でも臨床医としてもっとも優れていると私が思っている先生は、現在、病床がない診療所の院長をしています。仮に山田先生としましょう。 大学病院や総合病院にも優れた先生、尊敬できる先生はたくさんいます。特定の専門分野に限れば、おそらく日でも有数の医学者と言えるような。でも、臨床の場で、診断がついていない患者さんがかかるプライマリケアの現場では、優れているとは言い難いのです。 たとえば、胃がんの診療に力を入れ、そこら中から胃がんの患者さんが紹介されてくる、胃がんの治療では日で一番というような医師がいたとしましょう。その医師は、「胃のあたりがなんとなく不快」と訴える患者さんに対して、必ずしも正しい診療ができるでしょうか? 上部消化管内視鏡の検査をして患者さんが胃がん

    NATROMと言います。それなりの規模の病院の勤務医です。臨床医を20年ぐらいや..
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    powerbreathing 2015/12/12
    “。結果的に山田先生の見立てが間違っていたとして、それは私のほうが腕がいいからではなく、検査をしたからです。そしてその検査が必要だと判断して紹介してきたのは、山田先生です。”
  • 勤務医 開業つれづれ日記・2:▪️肝内胆管癌について「“とんでもない医者”との出会いも……川島なお美、がん手術決意するまでの葛藤明かす」「川島なお美さん、手術後は抗がん剤

    ■肝内胆管癌について「“とんでもない医者”との出会いも……川島なお美、がん手術決意するまでの葛藤明かす」「川島なお美さん、手術後は抗がん剤治療拒み民間療法」:追記、追々記あり 川島なお美さんの死去が いろいろ報道されております。 ご冥福をお祈りいたします。 医療関係者の方は どうお感じでしょう? レトロスペクティヴな お話になってしまいますが (つまりは後出しジャンケン的な検討です)、 ちょっと考えてみたいと思います。 肝内胆管癌は肝臓の中の胆管にできた癌です。 胆管の解剖学的な分類は3つ 1. 肝臓の中を走る胆管は肝内胆管 2. 肝臓の外に出てから乳頭部の手前までを肝外胆管と呼びます。肝外胆管は、さらに2つに分けます。 a) 肝門部から 胆のう管の手前までの肝門部領域胆管 b) 胆のう管がつながって いるところから乳頭部の手前までの遠位胆管 医療関係者的に注意すべき点は 以下の通りです。

    勤務医 開業つれづれ日記・2:▪️肝内胆管癌について「“とんでもない医者”との出会いも……川島なお美、がん手術決意するまでの葛藤明かす」「川島なお美さん、手術後は抗がん剤
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    powerbreathing 2015/09/27
    死を恐れるあまり、死神に縋ってしまったのかな。
  • 川島なお美さんの死から考える~がんで死にゆく体に何が起こっているのか(榎木英介) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    女優の川島なお美さんが、胆管がんにより54歳の若さで亡くなった。心よりご冥福をお祈りしたい。 死の17日前の記者会見では、川島さんの「激ヤセ」に多くの人が驚いたことと思う。そして、わずか17日後に訃報が届いたことで、衝撃を受けた人も多かっただろう。 日人の1/3ががんで亡くなる昨今、身近な人をがんでなくした人も多いと思う。そして、現在は健康である私を含めただれしもが、がんになる可能性がある。川島さんの死は、決して他人事ではない。 がんにかかると人が亡くなるということは、いわば常識だろう。しかし、亡くなり方は多様で、がんイコール死という単純なものではない。 私は病理医として、数百の病理解剖を経験してきた。がんがどのように人を死に至らしめるのか、日々考えている。 稿では、その経験をふまえ、がんと死について考えてみたい。 1)「激ヤセ」は「がん悪液質」あくまで報道からの推定だが、川島さんの「

    川島なお美さんの死から考える~がんで死にゆく体に何が起こっているのか(榎木英介) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    powerbreathing 2015/09/27
    “もちろん、死に方を知ったとしても、自分という存在が消滅することに対する恐怖は減らないかもしれない。けれど、決して逃れることのできない死と付き合っていくためにも、「死に方の科学」が今求められている。”
  • 環境医学は、実証されていない「環境病」の理論を信頼する「臨床環境医学」とは別物である

    Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント

    環境医学は、実証されていない「環境病」の理論を信頼する「臨床環境医学」とは別物である
  • 臨床環境医学は専門家にも注目されていた。悪い意味で。 - NATROMのブログ

    AMA(米国医師会)を含む複数の学術団体が1994年に出した「室内空気汚染:医療専門職のためのイントロダクション」という報告書*1において、臨床環境医に擁護的な記述があるかどうか、という話の続きだよ。 sivadさんは、1994年報告書は臨床環境医学に対し「排除どころか擁護的に書かれている」と解釈し、その根拠の一つに「臨床環境医学は一般人のみならず、医療専門家の注目を集めているということ」を挙げている。確かに臨床環境医学は専門家にも注目されてた。きわめて大いに注目されていた。いくつか例を挙げよう。 カリフォルニア医学協会 ■Clinical ecology--a critical appraisal. [West J Med. 1986] - PubMed - NCBI 1986年。一医師のレビューなどではなく、カリフォルニア医学協会としてのコメント*2。結論は以下である。 ・ There

    臨床環境医学は専門家にも注目されていた。悪い意味で。 - NATROMのブログ
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    powerbreathing 2013/09/07
    (現在の日本にもそういう医師が存在することを読者のみなさんはご存知であろう)そして化学物質過敏症に関するEM菌支持者の主張が臨床環境医の主張とそっくり。
  • 佐藤健太郎「歴史を変えた医薬品」 第4回 ビタミンC 海の男たちが恐れた謎の病「壊血病」 | 現代新書カフェ | 現代ビジネス [講談社]

    医薬と歴史の関わりを語る連載、今回はビタミンCを取り上げてみたい。 ビタミンCを「医薬」といわれても、ピンと来ない方が大半であるに違いない。飲み物やお菓子に広く配合され、添加物としてもいろいろな品に入っているから、現代の我々には「医薬」というより、せいぜいサプリメント程度の捉えられ方だろう。 しかし、「医薬」の概念は、時代とともに変わる。今ならば医薬には分類されないようなものが、かつては重要な医薬としてもてはやされていたことも珍しくはない。たとえば砂糖は、古代ギリシャから17世紀頃に至るまで、眼病や胃痛、利尿など幅広い薬効を示すと信じられ、広く処方されていた。また、ナツメグやシナモンなどの香辛料も、頭痛や各種感染症に対する医薬として利用された時代がある。 ビタミンCは、人間が生命を保つためには必要にして不可欠な物質だ。その救った人命は数多く、世界史の流れにさえも大きな影響を与えてい

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    powerbreathing 2013/08/18
    壊血病をはじめ、ビタミンCにまつわるエピソードが盛りだくさん。
  • MCSの治療にホメオパシーも使っているらしいWilliam Rea, MD

    Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント

    MCSの治療にホメオパシーも使っているらしいWilliam Rea, MD
  • 反証が事実上不可能な方向に進んでいるように見える

    Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント

    反証が事実上不可能な方向に進んでいるように見える
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    powerbreathing 2013/08/08
    無間地獄...。
  • 巨大ウイルスが肺炎患者から見つかる。 - 蝉コロン

    2013-08-05 巨大ウイルスが肺炎患者から見つかる。 先日世界最大のウイルスが見つかったわけですが(超巨大ウイルス「パンドラウイルス」が発見される。 - 蝉コロン)、それより少し前のニュースです。The largest viral genome from a human 現在では巨大ウイルスとしては三番手(?)である「ミミウイルス」が肺炎患者さんから単離されたのだそうです。ミミウイルスについてはウイルスに感染するウイルス - 過去の蝉コロン参照。 その「肺炎患者からミミウイルスつかまえた論文:First Isolation of Mimivirus in a Patient With Pneumonia これまでも肺炎患者から抗ミミウイルス抗体がみつかっていたそうで、それはつまりミミウイルスが体内に侵入した形跡を示している。そして今回研究者らは196人分の肺炎患者サンプルを調べ

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    powerbreathing 2013/08/06
    これは山田先生 @anaryusisu 好みの案件。
  • 新連載:「本当に」医者に殺されない47の心得

    [心得 1] 2度めもかかりつけ医にいこう 病気になって、医者にかかる。数日たってもよくならない。で、家族や友達が心配して、「大きな病院に行ったほうがいいんじゃない?」 こういうパターンってとても多いです。 でも、多くの場合は「治る途中」を見ているだけだったりします。 例えば、急性気管支炎。これは熱が出て、うっとうしい咳が出て、の病気です。よく医者は気管支炎に抗生物質を出しますが、じつは抗生物質は効かないことがほとんどで、アメリカなんかでは「抗生物質をもらわないようにしましょう」と薦めています(Ann Intern Med. 2001;134(6):521-529)。日では、抗生物質の使い方をきちんと勉強していない医者が非常に多いため、「なんとなく」抗生物質を出しちゃっているトホホなケースが多いのです。 さて、その急性気管支炎。咳がうっとうしいのが特徴ですが、多くの患者さんでは咳は7日か

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    powerbreathing 2013/06/30
    「ぼくはその単調に繰り返される説明に彼女のプロ魂を感じとります。日本の医者にはダメなところもたくさんありますが、すばらしいところもたくさんあるのですね。」
  • 佐藤健太郎「歴史を変えた医薬品」第1回 病気と世界史(佐藤 健太郎)

    医薬と人類 医薬品というものは、どうにも不思議な代物だ。老若男女を問わず、薬のお世話になったことのない人間はまずいないだろう。しかしこれほど身近な存在でありながら、薬について詳しいことはほとんど何も知られていないに等しい。口から飲み込んだ小さな錠剤が、どのようにして患部に届いて痛みや炎症を鎮めるのか、簡単にでも説明できる人は相当に少ないだろう。 ちょっとした頭痛や腹痛から、命に関わるような重篤な病気の際まで、薬は我々の健康をサポートしてくれる頼もしい存在だ。糖尿病やエイズ、臓器移植をした患者など、薬なしでは命さえつなげない人も世にはたくさんいる。そこまででなくとも、常備薬なしでは出歩けないという人は多いだろう。筆者も頭痛持ちであるから、わずか数十分であのつらい痛みを消してくれる鎮痛剤の存在は、何よりも有難いと感じる。 それでいながら、薬のイメージは一般に悪いようだ。「薬害」「薬漬け」などな

    佐藤健太郎「歴史を変えた医薬品」第1回 病気と世界史(佐藤 健太郎)
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    powerbreathing 2013/06/19
    「歴史は人のみが作るに非ず」疫病もまた...。
  • 佐藤健太郎「歴史を変えた医薬品」 第2回 医薬のあけぼの メルマガ「現代新書カフェ」 | 現代新書カフェ | 現代ビジネス [講談社]

    医薬はいつ誕生したか 現在、日の平均寿命は82歳を超えている。身の回りで40代以下の若い人が亡くなることを、今や我々はほとんど経験しない。 だが、ほんの100年ほど前には、日人の平均寿命は現在の約半分に過ぎなかった(1921-1925年の平均寿命は、男性42.06歳、女性が43.20歳)。新生児の6~7人に1人は、3歳までに亡くなるという時代であった。 成人後も、結核などの病気により、若くして世を去る人は少なくなかった。たとえば樋口一葉は24歳、正岡子規は34歳、夏目漱石は49歳で、それぞれ病のために世を去っている。明治や大正に生きた人々にとって、死は現代の我々が感じているよりずっと身近であり、いつ自らの身に降りかかってもおかしくないものであった。 さらに縄文時代まで遡ると、平均寿命はせいぜい15歳程度に過ぎなかったと推定されている。現代の感覚ならば、ちょっと病院に行けばすぐ治る程度

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    powerbreathing 2013/06/19
    『指摘したいのは、効き目がなく害毒の方がずっと強かったかつての「医薬」が、皇帝や大統領といった要人たちの命を奪いさえしながら、その効能を疑われることもなく何百年、何千年と使われ続けてきたという事実だ』
  • 不確かな診断の弊害。ADHDと慢性ライム病を例に。 - NATROMのブログ

    「医療化」って問題があります。ぶっちゃけ単純に言いますと、医療化とは、必ずしも医療を必要としない状態を病気にしたてあげて治療の対象にしちゃうってことです。医学だけをやってるとあまり医療化の問題になかなか気付かないんですが、幸いなことに私はネットなどで非医療者のいろんな人に教えていただきました。 日常診療でも、「これって医療化ちゃう?」なんて例はよくあります。たとえば、脱水のない人に対する点滴。純粋に医学的には点滴の必要がなくとも、点滴を希望する患者さんがいらっしゃいます。なぜ点滴を希望するかをよく聞いてみると、「いつも開業医に点滴を勧められた」という事例があります。そのときは脱水があった(脱水が改善して症状がよくなった成功体験が点滴希望につながる)、とか、患者さんの不安をとるために便宜的に点滴を行った、とか、いろいろな理由はあるでしょうが、「あの開業医、もしかして患者さんを受診させて儲ける

    不確かな診断の弊害。ADHDと慢性ライム病を例に。 - NATROMのブログ
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    powerbreathing 2013/06/19
    専門家が長年悩みつづける問題...。
  • 恐怖のアルコール その1 (酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた) : 場末P科病院の精神科医のblog

    5月31 恐怖のアルコール その1 (酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた) カテゴリ:アルコール認知症 大学時代に酒豪のクラスメートがいたが、彼はよく酢を飲んでいた。彼の机には酢の瓶がいつも置いてあり、コップについではガブガブと飲んでいた。彼が言うには、酢がすごくうまいのだという。しかも酢を飲むと集中力が高まり勉強がはかどるのだという(そんなことあるかいな)。 しかし、この謎が30年以上も経ってようやく解けたのであった。アルコールを飲み続けると、脳の神経細胞はアルコールの代謝産物である酢酸ばかりをエネルギー源として利用するように変化してしまうという論文が出たのである。彼は、ブトウ糖よりも酢酸を好んで消費するようになった脳の命令に従って、昼間から脳のエネルギー源として酢を好んで飲んでいたのだ。今、ようやくクラスメートの謎が解けたのであった。 ヘビードリンカーの脳は酢

    恐怖のアルコール その1 (酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた) : 場末P科病院の精神科医のblog
    powerbreathing
    powerbreathing 2013/06/17
    アルチュハイマー病!