テクノロジーで日本企業のチーム力は強化できるのか?――コラボレーションツールの首脳が本音でトーク:組織のカルチャーをいかに作り上げるか ビジネスコミュニケーションツールの市場で急速にシェアを伸ばすSlack社。社内Wikiの「Confluence」やプロジェクト管理ツール「Jira Software」で広く知られるアトラシアン。組織のチーム力をITによって強化する立場にある2社の日本法人トップが、日本企業のチーム力強化に“本当に必要なこと”について本音で語り合う。 ITでは生産性は上げられない? 過去20年間、インターネット、電子メール、スマートフォンなどのITが普及し、ビジネスパーソンによるコミュニケーションの在り方は、かなり効率化されたとされている。その一方で、日本のビジネスパーソンの労働生産性は、20年以上の長きにわたり、主要先進7カ国中最下位のレベルをひた走っているとされる。この相
ソフトウェア開発やコラボレーションツール、「JIRA」や「Confluence」などで世界35,000社以上の顧客実績をもつ、アトラシアン。オーストラリアのシドニーに本社を置く同社は、創業者でもあるCEOのMike Cannon-Brookes氏の来日を機に、日本を代表する各界のキーマン3名と対談を行った。 「日本企業にはイノベーションが必要」とよく叫ばれるが、果たしてイノベーションの意味するところは技術の進歩や変化だけなのだろうか― 第一回目では、こうした疑問に対する答えを見つけるべく、元ソニー会長兼CEOであり、内閣官房IT戦略会議議長、日本経団連副会長などを歴任し、現在は自らが設立したクオンタムリープの代表取締役を務める出井伸之氏と、真のイノベーションとはどのようなことかについて意見を交わしてもらったので、その内容を紹介しよう。 コラボレーションの促進で、日本企業がよりイノベーティブ
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