『16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム』1巻 Kindle版の購入はこちら(Amazon.co.jp) 主人公の上原メイ子はPCショップでのアルバイト中に、店長に頼まれ店舗の2階へと上がる。部屋にはデスクとPCが並び、なにやらカタカタと作業中。そこは、(成人向け)PCゲームメーカー“アルコールソフト”の開発室だったのだ! 絵が描けるメイ子はその腕前を買われ、しだいにグラフィッカーとしてゲームづくりに加わることになっていく……そんなあらすじの本作は、エロゲーメーカーのゲームづくりや葛藤をコミカルに描きつつ、1990年代のオタクカルチャーも回顧させる絶妙な臨場感が心地よい内容です。これがまた、おもしろい! 本作を描くのは、自身もPCゲームに造詣が深いマンガ家・若木民喜氏と、『うたわれるもの』シリーズでキャラクターデザインやイラストを手掛ける美少女ゲーム界のレジェンドクリエイ
父,小学生の娘に「初めてのゲーマー向けデバイス」を与えてみる ライター:石井英男 S340 Designed by Razer 筆者には小学生の娘と息子がいるのだが,どちらもゲームが大好きだ。下の息子は,コンシューマ機のゲーム中心だが,小学校6年生である上の娘はPCゲームにも興味があり,とくにFPSをやりたいと熱望していた。ただ,娘がこれまで使っていた液晶一体型PCは2010年に発売されたもので,さすがに最新のPCゲームを動かせるだけの性能はない。そこでゲームPCを組み立ててやることにしたのだが,そのとき娘が強く希望したのが,NZXT製PCケース「S340 Designed by Razer」である。 こちらが娘の新しいPC なぜそれなのか尋ねてみたところ,Razerの蛇のマーク自体,そしてそれが緑色に光ったりするのがカッコいいから,とのこと。職業柄,筆者の自宅にはPC系雑誌の見本誌が送ら
Steamに続々投入される国産STG。その背景や各種ゲーム市場への展望をケイブやグレフ,デジカなど7社に聞いた 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 カメラマン:増田雄介 12→ PCゲーム配信プラットフォームの最大手と言えるSteam。運営するValveはアメリカの企業なので,必然的に英語圏のゲームが多く配信されているが,2015年半ばごろから国産のシューティングゲーム(以下,STG)が続々と投入され,これまでとは少し違うユーザー層から注目を集めている。 さまざまなプラットフォームのSTGが一堂に集まるのは,いちプレイヤーとして嬉しい限りだが,なぜ急にこういった流れが出てきたのかは少し不思議に思える。そこで,今回はSteamに参入している国内STGメーカーや,2015年末にトランジションを開催したデジカのスタッフに集まっていただき,Steam参入の経緯や今後の展望,かつてSTGのメインプラッ
エンタープライズとコンシューマが逆転した、ポストPCの時代 伊藤 僕はいまBtoBの開発のコンサルをすることがあって、そこで何を期待されているかというと、BtoCで成功している方法論や開発プロセスなどをBtoBでもやりたいと。 以前はサーバOSやデータベースなどの面で先進的な技術が使われていたBtoB、エンタープライズ系の開発は、いまや先進性ではクラウドやモバイルデバイスを使ったコンシューマに逆転されてしまっています。 まつもと 最近、スマートフォンとかタブレットとか、PCじゃないところが主戦場になってきて、PCより小さなデバイス、少し前なら「組み込み」と言われていたものの重要性が高まってくるのではないかなと思っています。いまホットなデバイスはスマートフォンだったりしますが、もっと先に進むとコンピュータは環境に組み込まれてどんどん見えなくなっていくのではないかと思います。 でも、例えば多く
最近、海外のスタートアップ界隈では”モバイルファーストは間違いだった”という意見がよくでてきている。 それにたいして、”これからはモバイルだ!モバイルだ!”とずっと言い続けていたTechCrunchのエース記者MG SIEGLERさんとの対談が非常に面白い。 動画はこちら。Mobile First Or Mobile Worst?(英語) この動画で語られている事は興味深すぎるので、出来る限りどんなことを話しているかを紹介するとともに、事の経緯とか、iPhoneアプリを開発している立場として僕の意見も書きまくりたい。 ちなみに、この動画で話しているのは、スタートアップが新規事業を立ち上げる時にスマホアプリから始めるか、それともWebベースのPCサイトから始めるかの話です。 例えばFacebookはWebファーストで、Instagramはモバイルファーストのスタートアップ。 基本的にはサービ
参加者のプロフィール(50音順/敬称略) 磯貝一 90年にソフトバンク入社。THE COMPUTERを経て、PC WEEK日本版(現ITmediaエンタープライズ)の立ち上げを担当。95年からネットメディア専業に。ZDNet JAPAN、オルタナティブ・ブログ、TechTargetジャパン、環境メディアの立ち上げに関与し、現在はメディア・マーケティング統括部部長。 田中宏昌 PC USER編集長。Hello!PC時代からPC本体を主に担当。長年の隠れMacファンでもある。 長濱和也 PC USER編集部員。DOS/V magazineの編集部に所属後、PC USERに在籍。主にPCパーツや中国記事を担当。本職は帆船の船長らしい。 松尾公也 83年に電波新聞社入社。その後、ソフトバンクに入社し、PC WEEKやMacUser、Macintosh Wireの立ち上げに携わる。Macintosh
“のびのびとした環境”がソフトバンク好調の要因 ITmedia ソフトバンクモバイルは、世間的には今一番勢いがある言われています。純増数の伸びには、やや強引な印象もありますが、純増シェアトップは7カ月連続で続いています。お二人のソフトバンクモバイルの評価はいかがでしょうか。 神尾寿氏(以下敬称略) 商売上手ですね。まず、お客さんが今何を欲しがっているのかを見極める嗅覚は、3キャリアの中でもトップではないかと思います。“薄さ”や“美しいディスプレイ”に加え、デザインもかなりよくなったので、うまく(トレンドを)つかんでいる感じはします。 あと、勝負師ですよね。何が店頭で売れる要因になるのかをよく分かっている。また、最初から2台目需要と法人市場から攻めたというのが、結果的にせよ意図的にせよ、正しい戦略になりました。2台目であれば、(電話の)「受け(着信)」ではなく、「かけ(発信)」で使われる率が
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