大正時代に建てられ「ジャックの塔」の愛称で知られる横浜市開港記念会館が、2年の修復を終えて4月1日から再び一般に公開されました。 横浜市開港記念会館は、横浜港の開港50年を記念して大正6年に建てられた公会堂で、高さ36メートルの時計塔があり「ジャックの塔」の愛称で呼ばれています。 老朽化のため、おととしから行っていた修復工事が終わったことから再び一般公開が始まり、観光客が次々に訪れました。 そしてボランティアガイドに案内されながら、大正時代と変わらない講堂のほか、開国を迫ってやってきたペリーの黒船や、横浜の開港後に箱根を訪れる外国人の姿などをモチーフにしたステンドグラスを興味深そうに見て回っていました。 名古屋市から家族と訪れた53歳の男性は「偶然、再開の初日に入ることができてよかった。ふだん来られない場所で歴史を感じられました」と話していました。 一般には公開されていませんが、今回の修復