「もう少しお金に余裕があれば、自分がやりたいことに没頭できるんですが……」などと言っている人がいる。 お金がないから仕事時間を増やすしかない。働いている時間が長くなるから、どうしても自分のための時間が取れない、というわけだ。 ここからもわかるとおり、多くのビジネスパーソンにとって労働とは、「時間をお金に換える行為」になっている。だから、「お金さえあれば、労働(=時間の切り売り)をしなくてよくなるはずだ」という発想になるのである。 働く=何かをじっと我慢すること? 「働き方改革」が論じられる際に、すぐに「残業時間をどう減らすか」といったことがテーマになる背景にも、労働=就業時間という労働観があるのだろう。 しかし、働くとは「何かをじっと我慢すること」ではない。本当は家でダラダラしていたいのに、頑張ってオフィスにきて、一定の時間をおとなしく過ごした“ご褒美”としてお金がもらえているとでも思って
楽天証券、楽天銀行を楽天カード傘下に置くなど、2019年4月1日に大規模な組織改編を行った楽天グループ。 Shutterstock.com 4月1日、次なる発展段階へと向かって、グループ間シナジーを最大化するための大きな組織改編を行った楽天グループ。 その中核となる金融事業は、実は銀行でもカードでもなく、証券への進出から始まった。舞台裏をよく知る楽天証券の楠雄治社長が、楽天グループ金融事業の「創世記」を隅から隅まで語ってくれた(聞き手は立教大学ビジネススクール・田中道昭教授)。 1980年代、人工知能を扱うエンジニアに 田中:ネット証券は、SBIホールディングスの北尾吉孝さんやマネックス証券の松本大さんのように、金融出身の創業者がトップを長く務めるケースが多い印象がありますが、楠さんとカブドットコム証券の齋藤正勝さんは異色のシステム系出身。キャリアはご自身で選ばれたのですか。 楠:そうです
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