片手でも持ちやすいコンパクトなボディーに、フラグシップモデルならではの高い処理能力を詰め込んだ「Zenfone 9」が、11月4日に発売された。フリップ式のカメラを搭載して差別化を図ってきたZenfoneシリーズだが、Zenfone 9ではその方針を転換。新たにジンバルを内蔵し、写真や動画撮影時の手ブレを大きく抑えることに成功した。コンパクトなボディーと相まって、歩きながら動画を撮影する際に、その効果を発揮しやすい。背面には、ポリカーボネートとポリウレタンを組み合わせた特別な素材を採用。ややザラっとした独特な手触りで、色合いも上質だ。 かつて“性能怪獣”をうたったZenfoneだが、その言葉通り、性能はハイエンドモデルの中でもトップクラス。チップセットにはCPUやGPUの処理能力を向上させた「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用しており、パフォーマンスは群を抜いて高い。また、「Z
年々画面が大型化しているスマートフォン。2022年9月に発表されたばかりの「iPhone 14」シリーズでは、12、13と続いていた「mini」がなくなり、代わりに「Plus」が加わった。 その一方でASUSが2022年7月に発表した「Zenfone 9」、ソニーが2022年に発表した「Xperia 5 IV」のような、コンパクトな機種も少数ながら発表されている。そもそも、昨今のスマートフォンはなぜ大型化して縦長になったのか、日本ではなぜ小さいスマホを求める声が多いのか考察してみる。 大型化したスマートフォン きっかけは大容量で高速な4G回線の整備 スマートフォンの大画面化にスポットが当たったのは、今から10年ほど前となる。スマートフォン=タッチパネルを備えた携帯電話というイメージが、世間一般にも浸透し始めたころである。この頃に一部のAndroid端末で5型クラスの画面を持つ端末が現れた。
DSDS+au VoLTEが強みに、高価格帯でも勝負――ASUSに聞く「ZenFone 3」シリーズ:SIMロックフリースマホメーカーに聞く(1/3 ページ) ASUSは2016年下半期に、ZenFone 3をはじめ、立て続けに新機種を日本に導入している。ライバルも増える中、日本市場をどのように攻めていくのか。ZenFone 3シリーズの特徴や開発秘話などを、ASUS JAPANに聞いた。 2014年に「ZenFone 5」をいち早く日本に投入し、SIMロックフリースマートフォンの火付け役となったASUSが、2016年に満を持して送り出したのが「ZenFone 3」シリーズだ。同シリーズは、台湾・台北で開催されたCOMPUTEX TAIPEIに合わせ、5月に発表されたZenFoneシリーズの最新モデル。これまでのモデルからデザインを一新し、本体に金属やガラスをふんだんに取り入れ、高級感を高
圧倒的なコスパを実現した13.3型モバイルノート「ZENBOOK UX305FA」 ASUSTeK Computerが2015年PC春モデルとして投入した新製品群の中で、目玉はキーボード着脱式のモバイルノート新鋭機「ASUS TransBook T300 Chi」だ。 中国語で「氣」を意味する「Chi(チー)」の名前からも分かるように、アップルのMacBook AirやiPad Airの“Air”を強く意識した製品である。CPUにCore Mを採用し、ファンレス設計の薄型ボディに搭載された12.5型液晶(2560×1440ピクセル)は、キーボードを取り外すことでそのまま高性能なWindowsタブレットとしても活用できる。 このTransBook Chiの影に隠れがちだが、もともとMacBook Air対抗として投入されてきた「ZENBOOK」シリーズもCore Mベースのシステムに刷新され
ASUSがフラッグシップスマートフォン「ZenFone 2」を5月に日本で投入する。ASUSはどのような戦略でスマートフォン、そしてZenFone 2を売っていくのか。ジョニー・シー会長に聞いた。 2014年11月に発売されたASUSのSIMロックフリースマートフォン「ZenFone 5」は、MVNO市場の拡大を追い風に販売台数を順調に伸ばしている。全体の規模はまだ小さいが、SIMロックフリー端末の中ではシェア1位。MVNO各社も、影響力の大きい端末であると口をそろえる。こうした状況の中、ASUSは1月に米・ラスベガスで開催されたCESで、機能に磨きをかけた後継機「ZenFone 2」を発表した。 →ASUS、5.5型のSIMフリースマホ「ZenFone 2」を5月16日に発売 →ほかではできない体験を――ASUSが「ZenFone 2」で実現する5つの体験 このZenFone 2が、5月
コンシューマ向けノートPCで世界第2位、最近はZenFoneやNexus 7といったAndroid端末でも人気のASUS(エイスース)。従業員4人で始まったPCパーツメーカーはいかにグローバル企業に成長したのか? 来日したジョニー・シー会長に聞いた。 Apple、Google、Amazon、Hewlett-Packard(HP)――これらはすべて、ガレージから出発して大成功した企業だ。ITやコンピューターの世界では「ガレージから世界へ」という歴史を持つ企業は少なくない。しかし、ガレージではなくカフェからスタートして、世界的に大成功したコンピューター企業をご存じだろうか? 今やグローバルに展開する大企業に成長したのが、台湾のASUSTeK Computer(エイスース)だ。社員4人から始まった同社は、台湾で5000人、グローバルで1万2000人の従業員を抱える大企業に成長。今やコンシューマー
MVNOのSIMカードとセットで使う端末として、ASUSの「ZenFone 5」が大きな反響を呼んでいる。ユーザーからはもちろん、MVNO各社からの評判もよく、自社のSIMカードとセットで販売する事業者が続々と登場した。フュージョン・コミュニケーションズの「楽天モバイル」や、ニフティの「NifMo」のように、参入時にZenFone 5を“目玉”に据える事業者もあるほどだ。 ただ、誤解を恐れずに言えば、ZenFone 5はそこまでスペックが高い端末ではない。端末に採用されたチップセットは、ミッドレンジ向けの「Snapdragon 400」。ディスプレイもトレンドの5型だが、解像度は720×1280ピクセルで、ハイエンドモデルで一般的なフルHDよりは低い。にも関わらず、実際使ってみると、快適に操作することができる。チューニングが優れているのはもちろんだが、ユーザーにとって必要な機能をスペックを
台湾でLTE方式による4Gサービスが始まった。国策によりWiMAXを次世代通信方式の柱としてきた台湾も、2013年末にLTE方式の免許が6社に交付された。他国に後れを取っていた4Gの普及がようやく始まろうとしている。 6社が4G免許を取得、中華電信が一番乗り 日本や韓国、香港などアジア各国で4Gの普及率が高まる中、台湾では2013年末にようやく4G免許が交付された。通信方式はFDD-LTE、周波数帯域は700MHz(Band28)、900MHz(Band8)、1800MHz(Band3)の3つ。このうち900MHと1800MHz帯の一部は、既存の通信事業者がGSMで利用している周波数のうち、免許切れとなるものをLTEへと転用する。免許はオークションで落札され、既存の大手4事業者である「中華電信(Chunghwa Telecom)」「遠傳電信(Far EasTone Telecommunic
ASUSTeK Computer(ASUS)の「ZENBOOK」は、Intelが推進する薄型軽量モバイルノートPCの新カテゴリー「Ultrabook」に属する製品だ。 ラインアップは11.6型ワイド液晶を搭載した約1.1キロの「UX21E」と、13.3型ワイド液晶を備えた約1.3キロの「UX31E」に分かれ、SSDの容量違いで計4モデルを用意する。 いずれもアルミ削り出しによる厚さ3~17ミリのユニボディに、超低電圧版Core i7やSerial ATA 3.0接続のSSDを搭載し、余裕のあるバッテリー駆動時間(UX21Eで約5.5時間、UX31Eで約8.1時間)、スリープから約2秒で高速復帰するInstant On機能も盛り込むなど、デザイン、性能、機能、携帯性のバランスに優れている。8万4800円からの低価格設定も見逃せない。 先に掲載したレビューの前編では、128GバイトSSD搭載の
ASUS初のUltrabookとなる「ZENBOOK」。左が11.6型モデルの「UX21E」、右が13.3型モデルの「UX31E」だ。それぞれにSSD容量の違う2モデルが用意され、計4モデルのラインアップとなっている 台湾ASUSTeK Computer(ASUS)が2011年末商戦の目玉機種として準備してきた薄型軽量モバイルノートPC「ZENBOOK」がついに発売された。同社が注力する「Ultrabook」の第1弾となる製品だ。 簡単におさらいをしておくと、UltrabookとはIntelが2011年5月末に構想を発表し、今後数年をかけて推進していく薄型軽量ノートPCの新カテゴリーのこと。薄型軽量ボディに現在のノートPCが持つ性能と機能、タブレット端末の特徴まで兼ね備え、長時間のバッテリー駆動、高い応答性、高度なセキュリティ機能、普及価格帯での提供を目指す。 現時点(2011年11月現在
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