サービス開始からおよそ2年で、国内で4700万人、世界では2億人ものユーザーを集めたメッセンジャーアプリ「LINE」。1年でゲームやスタンプなどを中心に多くの成果を上げ、利用者数と収益を拡大してきた。そのLINEが、現在、積極的に推し進めているのがプラットフォーム化だ。その狙いは何か。先頃開催されたLINEのビジネスカンファレンス「Hello,Friends in Tokyo 2013」で公表された内容から探ってみよう。 ユーザー数を2億3000万にまで拡大、海外での利用も広がる 2011年6月に提供を開始したLINEは、リアルタイムでテキストによる会話のやり取りができる「トーク機能」を中心に、画像を用いて感情を表現する「スタンプ」、そして無料で音声通話ができる機能など、スマートフォンならではの要素を生かしたコミュニケーション機能を次々に投入。友達や家族など身近な人同士のコミュニケーション
「Amazonや楽天と戦いたい。戦って勝つ。これしかない。ネット企業には絶対に負けない」 売上高日本一を誇る家電量販店、ヤマダ電機の副社長でありCIO(最高情報責任者)を務める飯塚裕恭氏は、闘志を燃やす。 ヤマダ電機は、ネットとリアル店舗の融合、O2O(オンライン・ツー・オフライン)に向けて、本格的にアクセルを踏み込んだ。目的はただひとつ。ネット通販企業に勝つためにほかならない。 今、家電業界は新たな戦国時代に突入した。ヤマダ電機は、国内家電業界ナンバーワンの売り上げを誇る王者だ。2012年3月期の売上高は1兆8354億円。2位のエディオンの2.4倍もの数字だ。経常利益も1000億円を超え、国内家電業界の天下統一をしたかのように思えた。 しかし、新たな強敵が台頭した。Amazon、楽天といったネット通販企業だ。ネット通販の市場は、右肩上がりに2ケタ成長を遂げ、2011年度は8.8兆円に達し
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