新年明けましておめでとうございます。旧年中のご愛読に心から感謝を申し上げます。 本年もみなさまにお楽しみいただける記事を、着実に書いていく所存です。なにとぞよろしくお願いいたします。 ということであらたまったご挨拶も早々に、新年1発目のコラムは、2021年の振り返りだろう。「2021年乗って良かったクルマ」でも触れた通り、まあとにかくトヨタの存在感が強い1年だったと思う。 すでに2年に及ぶ新型コロナ禍の中で、着実に利益を上げ、着々と主力級の新型車を発表し、部品不足の中で被害を最低限に抑えるダメージコントロールをやり遂げてみせたあたり、もうちょっと別格過ぎる。 それ以外の話題といえば、やはりカーボンニュートラル戦争の勃発が大きい。ということで各社のカーボンニュートラル戦略はどうなっているのかについて、俯瞰(ふかん)的に見てみたいと思う。 マルチソリューションのトヨタ トヨタのカーボンニュート
2輪のライバル、ホンダとヤマハ発動機が原付で協業を検討。背景には「非常に厳しい」という原付ビジネスの落ち込みがある。 「2社から『HY戦争』と言ったことは一度もない。熾烈な競争が過去あったのが事実だが、その時のしこりなどは一切ない」──ファンを驚かせたホンダとヤマハ発動機の協業。手を組むのは50cc以下の原付(1種)だ。記者会見で語られた「なんとか残したいという思い」という言葉からも、かつて両社が激しい争いを繰り広げた原付市場の「極めて厳しい状況」が浮かぶ。 両社は今後、(1)ホンダが50cc原付スクーターを2018年中を目標にヤマハへOEM(相手先ブランド名による製造)供給、(2)次期50cc原付業務用スクーターを共同開発し、ホンダがヤマハにOEM供給、(3)原付1種クラスの電動2輪車普及に向け、航続距離や充電時間などの課題解決を目指す基盤づくり──について業務提携を検討する。 原付スク
国内のオートバイ市場が縮小を続ける中、大手バイクメーカーのホンダとヤマハ発動機が2輪車の生産や開発で提携する方向で最終調整していることがわかりました。 関係者によりますと、ホンダとヤマハ発動機は、排気量が50CCの小型スクーターについて生産や開発で提携する方向で最終調整していることがわかりました。 具体的には、ヤマハ発動機は台湾の工場で生産している50CCスクーターをホンダの熊本県にある工場での委託生産に移すことを検討します。また、宅配などで使う業務用や電動の小型スクーターを今後共同で開発することを目指します。 ホンダとヤマハ発動機は、1980年代に排気量が50CCのいわゆる原付きバイクを中心にしれつな販売競争を繰り広げ、両社の頭文字をとって「HY戦争」とも呼ばれました。しかし、こうした50CCのスクーターは日本特有の規格のためにグローバル展開が難しく、価格も安いため採算が取りにくい面があ
ホンダが2輪生産で国内回帰に大きく舵を切った。9月11日、中国やベトナムで9割以上を生産している50ccの原付バイクの大半を、2016年度末までに日本に戻すと発表。背景には、円安に加えて、現地の人件費が上昇しており、海外生産の利点が薄れていることがある。 メイド・イン・ジャパンに切り替えるのは、10月からフルモデルチェンジして発売する「ジョルノ」だ。もともと中国で生産していたが、11日から、国内唯一の二輪生産拠点である熊本製作所で新型車の生産を始めた。年間生産は1万8000台を計画。エンジンはベトナムから輸入するため、国内産の部品比率は24%(金額ベース)とまだ低いものの、今後、順次高めていく方針。エンジン生産の国内移管も検討している。 日本から中国、そして再び日本で生産
本田技研工業(ホンダ)は2月5日、東京都内のホテルで新型ハイブリッド専用車「インサイト」を発表した。2008年10月に開かれたパリモーターショーの発表会場で「新型インサイトを既存のハイブリッドカーよりもお求めやすい価格に設定することで、より多くのお客様にハイブリッドを提供していきたい」(福井威夫社長)としていたが、価格は189万円に決定※。同社のシビックハイブリッド(229万円~285万円)やトヨタ自動車プリウスの233万円~335万円よりも、2割ほど安くした。 低価格の秘密は独自開発のハイブリッドシステムにある。従来のモーターに比べ2割以上の薄型化を実現したほか、小型車フィットに使用している部品を活用することで、コストを4割ほど削減した。福井社長は「(今の時代は)走る喜びに加え、環境性能が欠かせない。新型インサイトは燃費、走り、価格を追求し、新しい時代の幕開けとなるクルマ」と話した。 全
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