かつては、ドコモというだけで高い品質を想起させたものだ。 全国のカバーエリアは圧倒的に広く、山間部から海洋エリア、都市の隅々まで行き渡り、実効速度や接続性について特に検証するまでもなく「良いのだろう」と思わせる。それだけのブランドを積み重ねてきたことは、もはや説明するまでもない。 そんなドコモの回線が、ここしばらくの間、とりわけ都心で壊滅的になっていた。3G回線時代には頻繁に使われていた“パケ詰まり”を、まさか5Gの時代にドコモ回線に対して使うなどとは、誰が想像しただろうか。 渋谷や新宿、池袋などだけかと思いきや、都心全域、人が集まるところドコモパケ詰まりアリ。筆者の肌感覚だが、都心部はソフトバンク回線のパフォーマンスが良好で、KDDI(au)も安定している。楽天もところどころカバーできていないポイントはあるが、パケ詰まりなんてことはない。 と、今回の話はそんなドコモの回線状況を嘆こうとい
Xamarinのサポートは2024年5月1日で終了。マイクロソフトが.NET MAUI関連のロードマップを示す マイクロソフトは8月9日にオンラインイベント「.NET Conf Focus on MAUI」を開催し、.NET MAUIが今後.NETのメジャーバージョンアップと同時にバージョンアップしていくこと、そしてXamarinのサポートが2024年5月1日で終了することなど、今後のロードマップを示しました。 今後の.NET MAUIは.NETとともにリリース .NET MAUIはシングルコードベースでWindows、macOS、iOS、Androidのユーザーインターフェイスを構築できるフレームワークです。今年の5月にバージョン1.0となり正式リリースされました。 参考:.NET MAUIがバージョン1.0に到達。C#/.NETのシングルコードベースでWin/Mac/iOS/Andro
日本のお菓子を海外に届けるサブスクが絶好調 後発のベンチャー企業が世界シェアトップクラスになった理由:創業6年で年商40億円(1/6 ページ) コロナ禍によって自宅で過ごす時間が増えたことで、より身近なものになったサブスクリプション(定額制、以下サブスク)のサービス。Netflixなどの動画配信サービスやSpotifyなどの音楽配信サービスが代表例となる中、日本のお菓子や雑貨を届ける海外向けサービスが外国人の大きな注目を集めている。 ICHIGO(東京都港区)が手掛けるサービスは後発ながら、日本人ならではの丁寧なサービス内容が海外の日本ファンを中心に評判となり、先行して参入した海外企業に代わり、世界シェアトップクラスの地位を獲得している。
Anker(アンカー)グループといえば2011年創業ながら、今やモバイルバッテリー等のチャージング関連製品を主軸としたメーカーとして、世界規模の知名度を誇るまでに成長したモンスターメーカーだ。日本法人であるアンカー・ジャパンは13年に設立。同年は約9億円だった売り上げも18年には約200億円を突破と、7年間で20倍以上に急成長し、日本国内でもデジタル関連機器のトップメーカーとなった。 チャージングブランドの「Anker」に加え、16年には家電ブランド「Eufy(ユーフィー)」を設立。そのほか、オーディオブランドの「Soundcore(サウンドコア)」、スマートプロジェクターブランドの「Nebula(ネビュラ)」など、次々と新ブランドを展開し、活動の幅を広げ続けている。 ここでは同社の急成長の秘密に加え、次々と新ブランドを展開する戦略と展望についてアンカー・ジャパンの猿渡歩COOに話を聞いた
菅内閣は、改革の一つに「携帯電話料金の値下げ」を挙げている。菅義偉氏の、ある種の悲願といえる政策だが、遡(さかのぼ)ってみれば、自民党は10年間ずっとこの話を繰り返しており、「自民党という政党が国民から支持を得るための一つの武器」になっている点は否(いな)めない。 筆者を含め多くのIT・通信業界関係者は、政府による「携帯電話料金値下げ論」に異議を唱え続けている。どうにも問題が多い、と思うからだ。 だが、それが本当に「多くの人に伝わっているのか」というと、そうでないように思う。 「携帯電話料金が下がることは良いこと。なぜ専門記者は皆、そこに反対するのか。業界側の肩を持ちすぎではないか」 そんなふうにいわれることもあるし、友人のライターがSNSで「あなたは抵抗勢力なのか」といわれるのも目にしている。 いや、そうではないのだ。 個人としては、携帯電話料金が下がるのはありがたい。筆者も仕事柄複数の
MicrosoftがGitHubを買収するメリットは何か:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(1/2 ページ) GitHubを買収したMicrosoft。かつてプロプライエタリの権化ともいわれたMicrosoftが今ではオープンソースを非常に重視していることは明らかだが、今回の買収で得られるメリットは何だろうか。 6月4日(米国時間)、突如発表された米Microsoftによる米GitHubの買収。買収額は75億ドル(約8200億円)で、2018年内に買収が完了する見込みだ。 GitHubでは半年以上前から新しいCEO探しが続いていた他、自身の売却を視野に入れたMicrosoftらとの交渉のうわさが伝えられていた。最終的には米Microsoftのサティア・ナデラCEOの説得を受け入れた形だ。 GitHubの新CEOには、Xamarinの創業者であり、米Microsoftデベロッパーサ
一度マツダ車を買うと、数年後に買い換えようとしたとき、下取り価格が安く、無理して高く下取りしてくれるマツダでしか買い換えられなくなる。その「マツダ地獄」をマツダ自身が今打ち壊そうとしているのだ。 「マツダ地獄」という言葉がある。一度マツダ車を買うと、数年後に買い換えようとしたとき、下取り価格が安く、無理して高く下取りしてくれるマツダでしか買い換えられなくなる。その結果、他社のクルマに乗り換えできなくなることを表した言葉だ。発想の原点は「無間地獄」だろう。 誰も得をしていない なぜマツダはそんなひどい言われ方をしていたのだろう? マツダは新車の販売が下手だった。ブランドバリューが低いからクルマを売るとき、他社と競合すると勝てない。あるいは勝てないという強迫観念を営業現場が持っている。それを挽回してマツダ車を買ってもらうために、分かり易いメリットとして大幅値引きを行う。しかし値引きが常態化して
2016年、販売奨励金が抑えられてもiPhoneは売れると思う理由:神尾寿が語るモバイル業界(3)(1/3 ページ) キャッシュバックや販売奨励金を抑えられることで、2016年は特にiPhoneが売れなくなるといわれているが、神尾氏はむしろ「逆だと思う」という。また、Android勢が逆襲するために必要なこととは? ITジャーナリストの神尾寿氏とともに2015年のモバイルを総括しつつ、2016年以降の業界動向を予想する対談企画。第3回では2016年の端末について占っていく。iPhoneは売れるのか? Androidが巻き返すために必要なこととは? 聞き手はITmedia Mobile編集長の田中聡。※対談は2015年12月下旬に実施した。 →2015年に変わったのはドコモ、タスクフォースでは「キャリアが総務省に勝った」 →スマホ特需が終わった2015年――2016年は「Apple Pay」
DellのUK版ストアで、購入するパソコンにFirefoxをインストールするオプションが16.25英ポンド(約2,800円)で提供されていることが判明し、Mozillaが調査に乗り出したそうだ(The Next Webの記事、 The Registerの記事、 本家/.)。 Mozillaの法律顧問 Denelle Dixon-Thayer氏は、Dellまたは第三者がFirefoxのブランド名を使用したFirefoxのインストールサービスを行うことに対して料金請求を認める契約はDellとMozillaの間に存在しないとし、「商標ポリシーにも明記されている通り、これは禁止されていることであり、この報告に関して調査中である」と述べたとのこと。 一方のDellは、製品に対する料金を請求しているのではなく、インストール代行というサービスに対する料金を請求しているため、問題はないとしている。 なお、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く